2020.11.03
腕時計のカラフル化が止まらな〜い! 注目の新作5モデル
ブルーダイアルを皮切りに、年々カラーバリエーションが増えつつある腕時計。これはまさに、腕時計業界の進化の結晶なのですね。ココロおどり、見る目にも楽しいカラフルなモデルをセレクトしました。
- CREDIT :
写真/蜂谷哲実(hachiya studio) 文/福田 豊
今年は、時計のカラフル旋風がいっそう加速!

ところで、ここ数年でカラフルな時計が増えたのは、なぜか。それは素材や塗料や製造方法や仕上げ方法など、時計の技術が進化したため。つまりカラフルさとは、時計の進化の証でもあるのです。
だからカラフルな時計を付けることは、そんな時計の進化を理解しているという、すなわち「見る目がある」という自己表現にもなる。そこも素晴らしいのです。
ただし気をつけるべきなのは、カラフルさばかりが目立つと、チープな玩具のように見えてしまうこと。だからカラフルな時計は、いつも以上に品質や性能や機能の優れたものを選ぶことが大切なのです。
◆ ゼニス 『デファイ エル・プリメロ 21 ウルトラヴァイオレット』
黒スタイルの差し色に恰好なヴァイオレット

こちらはその最新作で、ヴァイオレット(すみれ色)は目に見えない紫外線をも上回るもっとも振動数の高い色である、というのがカラーリングの理由。マイクロブラスト仕上げチタンケースのマットなグレーとの色合わせも洒脱です。
◆ オーデマ ピゲ 『CODE 11.59 バイ オーデマ ピゲ』
見る角度で表情を変えるバーガンディ

ダイアルカラー(バーガンディ、ブルー、パープル、グレー、スモークグレー)によって、組み合わされるゴールドケースの色が決められているのも特徴。ダイアルと色合わせされたアリゲーターストラップも魅力です。
◆ タグ・ホイヤー 『タグ・ホイヤー カレラ キャリバー ホイヤー02 スポーツクロノグラフ』
定番モデルを新鮮にするシックなグリーン

そしてこのモデルは、ご覧の通り、グリーンのダイアルがチャームポイント。グリーンはここ数年の大人気のカラーですが、こちらはやや落ち着いたオリーブグリーンなので、スポーティな着こなしはもちろん、ジャケットの袖口にもすんなりハマります。
◆ パルミジャーニ・フルリエ 『トンダ 1950 ムーンボー』
袖口のインパクト絶大なマルチカラー

ダイアルの無数のきらめきは、アヴェンチュリン(砂金石)によるもの。あたかも満天の星を見上げているかのような気分にさせられます。そして、7時位置に配置されたフライングトゥールビヨンは、まさに宇宙に浮かぶ渦巻銀河のような神秘的な美しさです。
◆ ブライトリング 『エンデュランス プロ』
大人のスポーツシーンを彩るネイビー

ジャパン)
エクスクルーシブな新素材ブライトライト®をケースに使用し、約64.6g(実測値)の超軽量を実現。超高精度の温度補正スーパークォーツ™ムーブメントを採用しているのも、過酷な自然の中でも正しい時間を示すため。インナーベゼルリングとラバーストラップを同色にしたホワイト、イエロー、レッド、オレンジ、ブルーの全5カラーの展開です。
● 福田 豊(ふくだ・ゆたか)
ライター、編集者。『LEON』『MADURO』『ENGINE』『クロノス日本版』などの雑誌やwebで、ファッション、時計、クルマ、旅など、男のライフスタイル全般について執筆。webマガジン『FORZA STYLE』にて時計連載や動画出演多数。ロックTシャツの紹介をインスタグラムでやってます。
Instagram/@fukuda1959
■ お問い合わせ
オーデマ ピゲ ジャパン 03-6830-0000
ゼニス 03-3575-5861
タグ・ホイヤー 03-5635-7054
パルミジャーニ・フルリエ 03-5413-5745
ブライトリングジャパン 03-3436-0011