【テク指南】黒コーデをさらに大人に見せる腕時計は、やっぱり……？

黒は永遠の定番カラーではありますが、とりわけ近頃は上下ブラックや、グレーや白と合わせてモノトーンルックにするなど、洒落者の間で黒のアイテムを効かせたコーデが注目されています。

でも、黒は手が出しやすい色だけに、周囲の誰かとコーデがかぶってしまうこと、ありませんか？　そこで周りを出し抜きたいなら、腕時計に着目しましょう。

LEON.JPのイチオシは上掲の３本のような黒×ゴールドの時計。なぜなら、モダンな黒コーデになじみつつ、ゴールドが大人のリッチさや色気をさりげなくアピールしてくれるから。

そして、黒は万能色だからこそ、ドレッシーにも、カジュアルにも、スポーティにだってこなせるんですね。というわけで、以下3コーデで実演しましたので、ぜひその効能をご確認くださいませ。

上質な黒スーツにカシミアのグレータートルを合わせたコーデ。クールではありますが、これだけだとちょっとストイックすぎる？というわけで、合わせたのがブルガリの「オクト フィニッシモ」。

黒文字盤＆黒のアリゲーターストラップが装いに溶け込みながら、それでいてケースのゴールドが華やぎを添えています。

全身黒基調だからこそ、ゴールドのリッチさや時計の美しい造形が一層際立つのもポイント。仲間内のパーティーや記念日のディナーなど、アダルトな雰囲気でキメたい時にどうぞ。

時計は、エッジの効いた多面体ケースを薄く仕立てたブルガリの「オクト フィニッシモ オートマティック サテンポリッシュ」。自動巻きながら、18Kピンクゴールドのケースは厚さ6.4㎜しかなく、袖口での見映えが実にドレッシー。

つまり、シックな黒スーツに合わせるには最高の相棒なのです。合わせたリング「ビー・ゼロワン」もピンクゴールド×黒の配色。時計と合わせてちょっとした仕草をセクシーに演出してくれるでしょう。

ライダーズを軸とした黒スタイルは、男の永遠の定番。ただ、男クサい方向に傾きがちなので、ゆめゆめコーデは気を付けましょう。

大人っぽくまとめたかったら、まずライダーズ自体をハードすぎず艶のあるものを選ぶこと。そして、パンツをスラックスにしたり、足元をレザーの上質スリッポンにしたりと、うまくドレスアイテムをMIXするのがコツです。

そして時計は……こういう時こそ黒金の出番。今回合わせたチューダーは、ライダーズのハードさを受け止めつつ、随所のゴールド使いで大人の色気もにじむ絶妙な塩梅。特にこのコーデはすべてのアイテムが黒なので、ゴールドの色気がより際立って見えます。お試しを。

時計はチューダーの「ブラックベイ クロノ Ｓ＆Ｇ」。２つ目レイアウトといい、まるでアンティークのクロノグラフのような顔立ちが、ライダーズの男らしい佇まいになじみます。それでいて搭載ムーブメントには、シリコン製ヒゲゼンマイやコラムホイール式クロノグラフ機構を採用し、現代のスペックに。

ちなみにゴールドのブレスレットは、時計の雰囲気に合わせて少しヴィンテージなニュアンスのものを選びました。

シャカシャカ素材のパーカを羽織ったモノトーンコーデ。ドライブをしたり、クロスバイクでちょっと出かけたりなど、アクイティブなシーンに適したスタイルです。が、ここにまんまギア系の時計を合わせてしまうと子供っぽい雰囲気になってしまうでしょう。

そこで、スタイリッシュなデザインのセイコー アストロンのGPSソーラー時計をチョイス。ブラック×ゴールドのカラーリングでリッチな雰囲気を発散し、大人の格をさり気なく見せつけることができます。

こちらはセイコーの創業者・服部金太郎の生誕160周年を記念した限定モデル。軽量なチタンケースにはスーパーブラックダイヤシールド加工を施し、セラミックベゼルにも160周年にちなんだ16面カットを実施。ゆえに光の角度で実にリッチなきらめきを見せます。

搭載するGPSソーラームーブメント「5X53」は、世界中のどこにいてもワンステップで素早く現地時刻に修正できるなど、セイコーの最高峰のテクノロジーが凝縮されています。