2017.06.23
モテるお洒落は"昭和レトロ"が隠し味【5】オトナの時計は小ぶりで知的
スリーピーススーツがじわじわと人気だったり、Vゾーンを彩るシャツやタイがきちんとしたものであったりと、カジュアル全盛のなか、クラシックな感じが支持されています。時計においてもその流れがあり、近頃話題となっているのが小ぶりサイズのドレスウォッチ。あえて控えめなクラシック時計を着けることで、男らしさと真面目な印象が逆に際立つ“引き算”的な腕元が完成するというもの。オトナならでの余裕を感じさせるテクニックは、ある種モテ技の極意と言えるでしょう。
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スタイリング/稲田一生 文/長谷川 剛(04)
クラシック顔がオトナの余裕をアピールします
もちろん、アクティブなシーンにおいては、タフなスポーツウォッチが映えることもあるでしょう。ただ、しっとり女性と語り合うような場合には、何より自分自身の内面を引き立たせる小物使いがオススメ。そこで40ミリ以下の控えめウォッチです。
腕に載せたとき、オトナのタフな腕元の存在感を上品に活かす時計のサイズ感は、36〜40ミリケースのものが最適とされています。また、冒頭の俳優が語った「控えめ」は、デザインに関しても同様です。
レトロでありながら永遠不滅のデザインコードと言えるもの。それが証拠にメゾンと謳われる老舗ブランドは、こぞってこの様式のモデルを今も継続してリリースしています。傑作の本質を理解し、それを手に入れ楽しむ余裕を持つオトナのこなしこそが、信頼感と安心感のアピールに繋がることを覚えておきましょう。
レトロな小振り時計選び3つのポイント
1. ケースサイズは小振りな40ミリ以下
これ見よがしではなく、本当の意味での男らしさやリッチな余裕を際立たせる時計のサイズは“やや小ぶり”くらいがベストです。36ミリ以上、40ミリ以下のケースサイズをひとつの目安としましょう。
2. クラシカルなバー及びローマンインデックス
機械式ドレスウォッチのデザインコードは1960年代までに完成したと言われています。その様式に則ったクラシカルな時計こそ、熟年男子を彩るワビサビ要素となるのです。
3. ケースはリッチで伝統のあるイエローゴールド
シンプルで小さくてもキラリと主張してくれるのがイエローゴールドのケース。伝統のあるラグジュアリーの象徴でもあるイエローゴールドがベストです。ここでは過剰な艶感は不必要なのです。
伝説のセレブ達も愛用した角ドレ時計の決定版
1932年以来不変を誇るラウンド型の究極
革新的かつユニークな扉付きケースバック
革新的かつユニークな扉付きケースバック
伝統を守り抜くカラトラバシリーズに革新的なディテールが添えられた5227モデル。正面からは見えない特殊なヒンジを配した、いわゆるハンターケース風のしつらいが大きな特徴。単なるシースルーバックにはない“開けてのぞき見る”楽しみがこのモデルにはあるのです。
最古の時計ブランドが放つ丸型時計はスペックも最高峰
小ぶりな36ミリサイズはパートナーとの共用もOK
小ぶりな36ミリサイズはパートナーとの共用もOK
ジュネーブ様式の伝統を込めたパトリモニーシリーズ。なかでもスモールモデルは36ミリというコンパクトかつ優美な真円ケースにより人気を博す一本。繊細を極めたルックスは女子用としても最適ゆえに、華やかなカラーのストラップを選んでパートナーと共用、といった使い方も可能です。
世紀の傑作自動巻きモデルを限定250本にて復刻
マイクロローターを始め美しい仕上げは必見
マイクロローターを始め美しい仕上げは必見
シースルーバックの裏側からは22Kゴールド製マイクロローターの動きに加え、素晴らしい仕上げのブリッジや地板、それに微調整機構付きの緩急針が見て取れます。ケースバックには限定250本を表すシリアルナンバーの刻印入り。
真のマニファクチュールが手掛ける絶品薄時計
見た目はクラシック。でも中身は最先端
見た目はクラシック。でも中身は最先端
全周式ローター搭載の自動巻きムーブメントでありながら、その厚みはなんとアンダー4ミリ。フリースプラングテンプやセラミックス製ボールベアリング搭載のローター、薄型にして43時間ものパワーリザーブ機能を備えた先進のハイスペックなのです。
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