あのウブロも？ いま高級時計を買うと社会貢献になるって知ってますか？

高級時計の所有者の多くは何らかの成功を収めた人物でありそれゆえ、社会に対して貢献をしたいと思う人が少なくありません。数々のチャリティウォッチはそういった気持ちを代弁するモノなのです。

ノブレス・オブリージュ（noblesse　oblige）という言葉は、「富裕層や権力者が社会的模範としてふるまうべき」という考え方。著名人が財団を立ち上げてチャリティ活動に励むのは、こういった高潔な思想が背景にあるからなのです。高級時計は言うまでもなく贅沢品であり、ある一定レベルより上の社会的階層の人々に愛されるもの。そこで高級時計の所有者と一緒に社会貢献活動ができないだろうか……。これがチャリティウォッチの始まりです。

世のため人のために活動する方法はいろいろありますが、“好きな時計を購入する”だけで社会貢献になるというのは、とても手軽ですし、時計を眺めるたびに、自分の行為を誇らしく思えるでしょう。しかもダイバーズ系なら海洋保護、スポーツ系ならアスリートと組んだ支援活動など、自分の趣味や興味と連動した支援を行えるので、社会的道義を感じやすいのも魅力。「モノ」を手に入れるだけでなく、社会貢献という「コト」にも影響を及ぼすチャリティウォッチは、もっとも現代的な時計の選び方なのかもしれません。

金鉱山の労働環境は劣悪で、危険極まりないことが多いものですが「フェアマインド」とは倫理的に正しく鉱山運営が行われていることを証明するもの。ショパールはその鉱山で産出した金素材を使って時計を作り、さらに金鉱山への支援も行います。

エレガンスの裏にある人権への崇高な理念
自社製のCal.L.U.C 96.12-Lを搭載したドレスウォッチ。採掘された金塊から着想を得たダイヤルには、サンバースト仕上げを施す。フェアマインドゴールドと他の金素材が混ざらないよう、時計の製造工程もキッチリ分けるほど本気のプロジェクト。

この笑顔がフェアマインドの証です
ショパールは、コロンビアに続きボリビアにある金鉱山協同組合の支援を行うことを発表しました。この鉱山は高度4000mを超えるアンデス山脈にあり、鉱山労働者のなかには女性もいるそう。

東日本大震災と熊本地震の被災者を支援するためリシャール・ミルでは「ディア ファミリー」というチャリティ活動を行っています。特別モデルをオークションし、その落札金額をすべて寄付します。

日本未発売モデルを手に入れるチャンス
今年のチャリティオークションモデルは、ブラジルの至宝ネイマールが加入し、注目が集まるサッカーチーム「パリ サンジェルマン」とのコラボレーションモデル。パリとドーハのブティックのみで発売した稀少な日本未発売モデルを1本用意。手に入れられないレアモデルなので、この機会にぜひオークションにご参加ください。

ファミリーの絆は強い
熊本城を含めた文化財の修復プロジェクトを支援するため、リシャール・ミルではチャリティオークションだけでなく、熊本のゴルフ場で開催されたチャリティゴルフトーナメントも協賛。

IWCでは2005年から、スポーツの力を通して世界中の子供たちに希望を伝える財団「ローレウス・スポーツ・フォー・グッド」を支援。イメージカラーであるブルーを使った特別モデルを毎年発売しており、その収益を寄付しています。

愛に溢れている時計
12時位置に12時間と60分の同軸積算計を搭載したエレガント系クロノグラフ。ストラップはもちろんサントーニ社製です。世界限定1500本。

アスリートも支援する
今年の2月にモナコで開催された「ローレウス ワールド スポーツ アワード」にて、このモデルは発表されました。

発展途上国に安全な飲用水を届けるNPO団体「チャリティー・ウォーター」を支援するため英国の人気バンド、デペッシュ・モードとウブロが手を組みました。前衛的なデザインですがその信念は、とっても熱いのです。

スタッズ付きストラップでインパクト絶大
ケースやベゼルに彫り込みを入れて、小さなピラミッドモチーフを作成。さらにストラップを組み合わせるレザーパッチにもピラミッドモチーフを配置して、荒々しくも美しい時計に仕上げた。

チャリティもお洒落に
きれいな飲料水を入れて運ぶために製作されたロゴ入りポリタンクを持ち、デペッシュ・モードとウブロ首脳陣が記念撮影。

特定のモデルを作ってチャリティ活動を行うブランドが多いなか、オーデマ ピゲの場合は会社の活動としてオーデマ ピゲ財団を設立し、さまざまな活動を行っています。つまり同社の時計を買うこと自体が"いいこと"なのです。

伝統を現代的に進化させた
オーデマ ピゲの伝統である永久カレンダー機構と歴史的傑作であるロイヤル オークを融合させつつ、ケースとブレスレットは先端素材のセラミックで製作。ディテールの磨き方は金属モデルと同じにしており、きらりと美しく輝きます。

社屋もエコ・活動もエコ
ル・ブラッシュの工房は周囲の環境に配慮したエコ建築。財団としてはブラジルのセラードにて農家に経済支援したりと多くの森林保護活動をしています。

1953年にダイバーズウォッチの原点「フィフティ ファゾムス」を発売したブランパンは、その時から海と深い関わりをもってきました。現在は海洋調査探検を行う「ゴンベッサ・プロジェクト」などを支援中。限定ダイバーズを発売し、売り上げの一部を寄付しています。

色と素材がスペシャル仕様です
深海をイメージしたブルーのセラミックケースを新開発。クロノグラフは連続計測が可能なフライバック式で1/10秒まで計測できるというハイスペック。250本限定で一本ごとに1000ユーロを寄付する。

最新の活動はサメの生態調査
サポートするゴンベッサ・プロジェクトでは、グレーリーフシャークの生態を調査しており、その結果を映像に収めているそう。

ダイバーの憧れであるマンタは、乱獲によって個体数が減少中。この神秘的な海洋生物の保護活動を行うのが「マンタトラスト」であり、カール F. ブヘラはその活動をサポートするだけでなく購入者はマンタの名付け親になれるのです。

前も後ろもマンタが描かれます
500m防水の本格ダイバーズウォッチをベースに、ダイヤルとケースバックには、水中を浮遊する生き生きとしたマンタの姿を表現。

膨大なデータがマンタを助ける
モルジブの沖合で調査し、マンタの個体群の生態状況を分析。4000を超えるデータをマンタ保護に役立てます。