2021.08.21
オトコを上げる歴史的ダイバーズウォッチ
夏のオトコの腕元を力強く演出してくれるダイバーズウォッチ。潜水計器として生まれた時計ゆえに、防水性能とタフさという軸がブレることはないので、歴史的な価値のある傑作たちを、今でも手にできるのです。
- CREDIT :
文/篠田哲生
歴史が詰まったダイバーズウォッチの名作たち
水中で時間を正確に知ることは、生命に関わること。多くのプロフェッショナルに愛用されてきた”本物“だからこそ、つけているだけで気分が上がる。そんな夏向きの時計の名作たちです。
◆ パネライ
華々しい戦歴を収めたミッションウォッチ
「パネライ」の時計は長らく軍事機密でしたが、1993年に市販化。その”本物感“で熱狂的な人気を集め続けているのです。
ワイヤーラグや、夜光塗料を塗布した板にカットしたダイヤルを組み合わせて表示を明るく光らせるなど、原点モデルのスタイルを継承している点も魅力です。
◆ ブランパン
モダンダイバーズの原点がこちら
開発された時計は、フィフティ ファズムスと命名。ファゾム(fathom)とは水深の単位で、50ファゾムスは約91m。当時のスキューバダイバーの限界水深である50ファゾムスにも対応できるという自信を示すモデル名というわけ。このモデルが現代的なダイバーズウォッチの原点とされています。
搭載する自社製ムーブメントCal.1315は、5日間のパワーリザーブを誇り、シリコン製パーツを使って耐磁性も向上させています。
◆ セイコー プロスペックス
世界に誇りたい日本のダイバーズウォッチ
その後もダイバーズウォッチは進化を遂げ、1975年には海外で“ツナ缶”というニックネームで呼ばれている高性能ダイバーズウォッチも誕生しました。
その後継機であるプロスペックス SBDX038は、1000m防水という高性能モデルながら、ピンクゴールド色で華やかさも加えています。
◆ ジン
機能性を磨き上げた“特殊ダイバーズ”
その代表例が時計内の湿気を吸収する“Arドライテクノロジー”で、さらに特殊オイルを使用することで-45℃から+80度までの動作も保証。徹底的にタフなダイバーズウォッチを作っているのです。
衝撃を受けやすい回転ベゼルには硬化処理のテギメント加工を施し、耐傷性も抜群。その結果2000m防水という圧巻のスペックながら、こちらのU2にはGMT機能も付いており、モダンなデザインも楽しめる都会派の時計に仕上がりました。
■ お問い合わせ
オフィチーネ パネライ 0120-18-7110
セイコーウオッチ お客様相談室 0120-061-012
ブランパン ブティック銀座 03-6254-7233
ホッタ 03-5148-2174