2018.06.21
ハイテクが導く未来の機械式腕時計とは?
機械式時計というと昔から変わらぬ技術で作られているように思われがちですが、いまでは最新鋭のエンジニアリングが駆使され、技術者に物理や数学のエキスパートが就くことも珍しくありません。そこから新たな魅力ある時計の未来が広がります。
- CREDIT :
写真/小林孝至(イタルスタジオ) 取材・文/柴田 充
この対角線上に位置するカテゴリーが、「スポーツ×モダン」と「ドレス×クラシック」。まずは「スポーツ×モダン」から見ていきましょう。このカテゴリーのキーワードとなるのが“ハイテク”です。いまや時計作りにおいて、先進技術は欠かせません。かつては時計師の熟練技術に委ねられた部分も、CADによる構造解析・設計デザインから、製造工程での高度なロボット導入などFA化(生産工程の自動化)が進んでいます。さらには、素材における技術革新が進化を後押し。それは機械式時計=手作りという従来のイメージを超えて人間の自由な発想と結びつくことで、より独創的な機構やデザインを実現し、時計の可能性を広ていくのです。
Category 01 「スポーツ × モダン」
◆ ハリー・ウィンストン
15年目を迎え、さらに斬新な機構とデザインへ
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◆ ゼニス
美と精緻が融合したモダンなコンプリケーション
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◆ メカニケ・ヴェローチ
ミラノ発の新鋭からスケルトンが登場
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◆ ウブロ
カラーリングの領域に先端素材を使用
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◆ エドックス
アイコンモデルがビビットに変身
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■ お問い合わせ
ウブロ 03-3263-9566
GMインターナショナル 03-5828-9080
ゼニス 03-5524-6420
ハリー・ウィンストン クライアントインフォメーション 0120-346-376
ビックグローブ 03-3401-8006
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