2020.03.20
正しい使い方わかってる? 腕時計のあの機能
クロノグラフは「操作できる」のが特徴の、つまりは使える道具であるのが、通常の時計とは違う魅力。が、しかし、実際は使いこなせていない人が大多数。そこでクロノグラフの使い方をお教えします。
- CREDIT :
文/福田 豊 イラスト/林田秀一
クロノグラフは、本来使える機能満載なのです
しかしクロノグラフは自分で操作し、任意の時間を切り取り計ることができる。そこが特別なのです。そしてクロノグラフは時間を計ることで、速さや距離などを計測することもできる。というのを、ご説明します。
● クロノグラフの使える機能 その1
「タキメーター」とは?
また、工場のラインなどでの生産数のカウントも可能。生産開始と同時にスタートし完成時にストップ、そのときに針の指した数字が1時間あたりの生産個数となるのです。
順番待ちがすぐにわかる! タキメーターの使い方
● クロノグラフの機能 その2
「テレメーター」とは?
大砲の発射時の閃光が見えた瞬間にクロノグラフをスタート、発射音が聞こえたときにストップすると、針の指した数字が大砲までの距離になる。また、稲妻が光ったときにスタート、雷鳴の聞こえたときにストップさせ、雷雲までの距離を測るのも昔からよく行われているポピュラーな使い方。同様の方法で、打ち上げ花火の打ち上げ場所までの距離を知ることもできます。
彼女ともっと一緒にいられる!? テレメーターの使い方
● クロノグラフの機能 その3
「パルスメーター」とは?
クロノグラフではモデル毎に「15脈拍用」「30脈拍用」など基準となる脈拍の回数を設定。脈拍を数え始めるときにクロノグラフをスタート、基準の回数に達したときにストップさせると、針の指した数字が1分間の脈拍数になる。
自然に女性の手に触れることができる!? パルスメーターの使い方
はたまた「僕の脈拍を測ってみて」なんていう使い方も。初めてのデートでも、楽しく自然にスキンシップができちゃうわけです。