2018.10.25
【超注目】ロレックスの弟分「チューダー」が上陸! 買いか? プロが解説
2018年10月31日(水)に日本上陸を果たす「チューダー」。確かな性能と、他にはない遊び心のあるデザインを持つ、専門家も認める実用時計だ。
- CREDIT :
文/広田雅将(クロノス日本版編集長)
日本上陸を果たしたチューダー、その実力やいかに?
独自の戦略を強め、さらなる人気を獲得
「ブラックベイ」自動巻き、SSケース(41mm)、ファブリックストラップ、200m防水。33万円(予価)/チューダー(日本ロレックス)
「ブラックベイ」自動巻き、SSケース(41mm)、エイジドレザーストラップ、200m防水。33万円(予価)/チューダー(日本ロレックス)
「ブラックベイ」自動巻き、SSケース(41mm)・ブレスレット、200m防水。36万円(予価)/チューダー(日本ロレックス)
ブラックベイに搭載される自社製ムーブメント「Cal.MT5602」。
「ブラックベイ」自動巻き、SSケース(41mm)、ファブリックストラップ、200m防水。33万円(予価)/チューダー(日本ロレックス)
「ブラックベイ」自動巻き、SSケース(41mm)、エイジドレザーストラップ、200m防水。33万円(予価)/チューダー(日本ロレックス)
「ブラックベイ」自動巻き、SSケース(41mm)・ブレスレット、200m防水。36万円(予価)/チューダー(日本ロレックス)
ブラックベイに搭載される自社製ムーブメント「Cal.MT5602」。
続いてチューダーは、高性能な自社製ムーブメントを開発した。今まで搭載していたETA製の自動巻きは、丈夫で正確だったが、駆動時間が40時間程度しかなかった。そこでチューダーは、より頑強で高精度なうえ、約70時間のパワーリザーブの長い自動巻きを開発したのである。時計業界の誰が、チューダーがムーブメントを自社で製造する、マニュファクチュール(自社一貫生産の時計メーカー)になると予想しただろうか? しかもこのムーブメントは、磁力に強く、ショックを与えても歪まないシリコン製のバランススプリングを採用していた。
質もデザインも磨かれて、専門家も認める完成度に
2015年から自社製ムーブメントが搭載されるようになった「ペラゴス」。世界中の主要な海軍に使用された歴史がある。「ペラゴス」自動巻き、TIケース(42mm)・ブレスレット、500m防水。43万円(予価)/チューダー(日本ロレックス)
「ペラゴス」自動巻き、TIケース(42mm)、ラバーストラップ(付属)、500m防水。43万円(予価)/チューダー(日本ロレックス)
1970年代にフランス海軍のために開発された左利き用ダイバーズウォッチ。「ペラゴス LHD」自動巻き、TIケース(42mm)・ブレスレット、500m防水。43万円(予価)/チューダー(日本ロレックス)
「ペラゴス LHD」自動巻き、TIケース(42mm)、ラバーブレスレット、500m防水。43万円(予価)/チューダー(日本ロレックス)
2015年から自社製ムーブメントが搭載されるようになった「ペラゴス」。世界中の主要な海軍に使用された歴史がある。「ペラゴス」自動巻き、TIケース(42mm)・ブレスレット、500m防水。43万円(予価)/チューダー(日本ロレックス)
「ペラゴス」自動巻き、TIケース(42mm)、ラバーストラップ(付属)、500m防水。43万円(予価)/チューダー(日本ロレックス)
1970年代にフランス海軍のために開発された左利き用ダイバーズウォッチ。「ペラゴス LHD」自動巻き、TIケース(42mm)・ブレスレット、500m防水。43万円(予価)/チューダー(日本ロレックス)
「ペラゴス LHD」自動巻き、TIケース(42mm)、ラバーブレスレット、500m防水。43万円(予価)/チューダー(日本ロレックス)
新たに加わったブロンズ製モデル。サイズも43mmとほかの「ブラックベイ」より少々大きく、男らしい印象だ。「ブラックベイ ブロンズ」自動巻き、BRケース(43mm)、ファブリックストラップ、200m防水。39万円(予価)/チューダー(日本ロレックス)
"ホームベース"という愛称をもつ過去のピースにインスパイアされてできたモデル。オレンジカラーを上手く取り入れているところにも、70年代らしさがある。「ヘリテージ クロノ」自動巻き、SSケース(42mm)、ファブリックストラップ、200m防水。40万円(予価)/チューダー(日本ロレックス)
「ブラックベイ ダーク」自動巻き、SSブラックPVDコーティングケース(41mm)・ブレスレット、200m防水。40万5000円(予価)/チューダー(日本ロレックス)
新たに加わったブロンズ製モデル。サイズも43mmとほかの「ブラックベイ」より少々大きく、男らしい印象だ。「ブラックベイ ブロンズ」自動巻き、BRケース(43mm)、ファブリックストラップ、200m防水。39万円(予価)/チューダー(日本ロレックス)
"ホームベース"という愛称をもつ過去のピースにインスパイアされてできたモデル。オレンジカラーを上手く取り入れているところにも、70年代らしさがある。「ヘリテージ クロノ」自動巻き、SSケース(42mm)、ファブリックストラップ、200m防水。40万円(予価)/チューダー(日本ロレックス)
「ブラックベイ ダーク」自動巻き、SSブラックPVDコーティングケース(41mm)・ブレスレット、200m防水。40万5000円(予価)/チューダー(日本ロレックス)
実用時計としての完成度を高めつつ、程よい遊び心を加えた今のチューダー。ガンガン使えるうえ、時計好きもうなるディテールを備える。しかも価格は相変わらず戦略的とくれば、ヒットは間違いなしだろう。もし、あなたが他にはない実用時計を探しているならば、ぜひ店頭で即チェックされたし。
■ お問い合わせ
日本ロレックス 03-3216-5671
● 広田雅将 (ひろた・まさゆき)
1974年生まれ、大阪出身。時計専門誌『クロノス日本版』編集長。サラリーマンを経て2004年からフリーのジャーナリストとして活躍し、2016年より現職。関連誌含め連載を多数抱える。また、一般・時計メーカー・販売店向けなど、幅広い層に対して講演も行う。
高級腕時計専門誌クロノス日本版[webChronos]
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