2021.11.23
コレが大人のクロノグラフの黄金比!
大人なクロノグラフがお望みなら、アンダー39mmサイズのモデルに照準を絞ってみましょう。幅広いスタイルに馴染むのはもちろん、小径ゆえにヴィンテージな味わいも高まり、通っぽさを醸せるのも魅力なのです。
- CREDIT :
写真/鈴木泰之(Studio Log) スタイリング/高塩崇宏 文/吉田 巌(十万馬力)
機械式黄金期を彷彿とさせるU-39mmクロノが狙い目
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なかでも大人の狙い目は、アンダー39mmサイズのモデル。2000年代に湧いたデカ厚時計のブームを経て、現在メンズウォッチの主流は3針モデルでも40〜43mmくらいに落ち着いていますから、クロノグラフでアンダー39mmだとかなり小ぶりに感じるかもしれません。
しかし、実際に腕に乗せてみると、キレイめなカジュアルにもスーツスタイルにもすんなりマッチ。それでいてもともと男らしい時計だから、小ぶりでも袖口でしっかり存在感を発揮してくれます。近年、洒落者の間では小ぶり時計に注目が集まっているのもそのためでしょう。
ちなみに機械式黄金期の40〜60年代のクロノグラフは、このぐらいのプロポーションが普通。だからか、時計のヴィンテージ感が高まるのもいいところ。デザイン的にもギュッと凝縮感が高まり、クロノグラフならではのメカニカルな味わいもより強く感じられるような……。
ということでLEON.JPは、アンダー39mmこそ“モテるクロノの黄金律”と定義し、注目のモデルを集めました!
◆ ゼニス
オリジナルと同じ38mmケースに最新のエル・プリメロ搭載
![](https://assets-www.leon.jp/image/2021/11/19054012257733/0/S_0000_ZENITH_004.jpg)
ブルーとグレーを基調としたトリコロールカラーのインダイヤルや赤のクロノグラフ針も忠実に再現されており、うるさ型のアンティークファンも絶対太鼓判を押す仕上がりでしょう。
それでいて、搭載するのは、最新の「エル・プリメロ 3600」キャリバーというのもソソるポイント。元々、毎時3万6000振動のエル・プリメロは10分の1秒計測を可能としていましたが、今作では10秒で文字盤を1周するクロノ針をセットし、誰もが正確に1/10秒を正確に読み取れるように進化しているのです。
伝説のA386のヴィンテージルックを引き継ぎつつ大幅にポテンシャルアップした本モデルは、クロノグラフ好きなら食指が動かないわけがない傑作です。
![](https://assets-www.leon.jp/image/2021/11/19054022849746/0/S_0000_ZENITH_003.jpg)
ここではダウンベストを着たスポーティなスタイルに合わせてみました。ダウンの表地はカシミア混素材、パンツは白のコーデュロイと少し上品なアイテムを選んだことで、小ぶりクロノのシックさが際立っています。
時計のグレー、ブルー、白、赤のカラーリングを、さりげなく拾ってコーディネートしている点もポイントです。
◆ オメガ
ムーンウォッチにユニセックスサイズがあること知ってました?
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こちらはその名作をよりラグジュアリーに昇華したユニセックスモデル。やや小ぶりの38mmケース、オパーリンシルバーダイヤル、楕円形状のサブダイヤル、そして特徴であるタキメーターをやや細身に仕立て直すなど細やかなアレンジが効き、定番の手巻きのモデルよりエレガントさを高めています。
しかも、搭載するのは「オメガ」が誇る自動巻きキャリバー3330。大人のスタイルに合わせるムーンウォッチはコレですね。
◆ タグ・ホイヤー
男ゴコロをくすぐる初期カレラの佇まいを忠実再現
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ご覧のタグ・ホイヤー カレラ 160周年リミテッドエディションは、1964年発表の2447Sと呼ばれるモデルをオマージュしたもの。モノクロームシルバーダイヤルをはじめオリジナルのデザインを忠実になぞりつつ、コラムホイールや垂直クラッチを装備した最新の自社製ムーブメント、Cal.ホイヤー 02を搭載し、ポテンシャルは格段と高まっています。
ケース経はオリジナルの36mmから3mmアップさせた39mmですが、現代のスタイルに合わせるならむしろこっちのほうがナイスなバランス。往年の名作レーシング・クロノグラフのオーラで手首を彩りたいなら、ぜひ狙ってみてください。
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