2023.01.28
◆ Special Talk on “2022-2023 Car of the Year” 【前編】
「日本カー・オブ・ザ・イヤー」LEONの選考委員・五味ちゃんと、実行委員・近藤が言いたい放題! 2022年の振り返りと2023年の展望
日産 サクラ・三菱eKクロスEVという共同開発の軽自動車がイヤーカーになった「2022-2023 日本カー・オブ・ザ・イヤー」。でも、ちょっと待った! ほかにもっとモテるクルマはなかったのか!? 当代きっての人気モータージャーナリストの五味康隆さんと、LEONのクルマ担当・近藤が徹底討論──。
- CREDIT :
文・語り/五味康隆 編集・語り/近藤高史(LEON)
カー・オブ・ザ・イヤーでモテるようになった!?
近藤 これがファッションの賞典だったらある意味で当然ですし、もしLEONがクルマ雑誌だったらカー・オブ・ザ・イヤーに入っているのも当然でしょ。でもLEONが、ちゃんとカー・オブ・ザ・イヤーをやっているということが、モテ要素だと思っているんですよ。
五味 モテ要素にギャップは大事ですからね!
近藤 はい、クルマもそうですよね。大きいのにふたりしか乗れない、レトロな見た目なのに中身は最新……など、ギャップって絶対にモテる要素として大事です。こんなチャラチャラした(笑)僕が「カー・オブ・ザ・イヤーの実行委員です」と言うと、水戸黄門の印籠じゃないけど、やはり興味をもってくれる人がいますから。
五味 2022年から初めてLEONの選考委員として僕を推薦していただいてます。
近藤 モテるようになりました?(笑)
五味 えーっと……でも、どこのメディアから推薦されているか聞かれてLEONと答えるとみんな驚きますね! あれ??? これって、もしかしてLEONの宣伝してる?
近藤 もっと宣伝してください(笑)。僕は3年目なのですが、初年度は選考委員を推薦できないルールで、2年目は悩んで選ばず、そして2022年、満を持して五味ちゃんを推薦したわけです。
LEON初のカー・オブ・ザ・イヤー選考委員誕生!
近藤 そうなんです! ファッションや持ちもの、見た目にもこだわりがあるLEONらしいモータージャーナリストさんは……と、考えて五味ちゃんを指名させていただきました。
近藤 なんやかんやで変なクルマは選ばれないですよね。
五味 毎年、まずは10台のクルマ、通称・10ベストカーを決めるわけですが、ここに残るだけでもその年のトップ10のクルマなのですから、もうお祭り騒ぎですよ。その中から大賞をわざわざ選ばなくても良いのでは……、とすら思いますね(笑)。
近藤 2022年は同点があって11台が選ばれましたね。ベストイレブン。サッカーだったらもう日本代表みたいなものです。
五味 改めて見て、それぞれに特徴をもった良いクルマが残っていますよね。
五味 フェラーリ296GTBも、かなり票を集めていましたね。
近藤 縛りなくいろんなクルマが選べるようになって、より面白くなりましたね!
■ 五味康隆(Yasutaka Gomi)
そのルックスと耳に残る声でYouTubeチャンネル「E-CarLife with 五味やすたか」が大人気。現在の愛車ホンダNSXタイプS、トヨタ ミライなど。
■ 近藤高史(Takafumi Kondo)
特集、連載、タイアップとLEONでクルマを担当して10年以上のキャリアに。日本カー・オブ・ザ・イヤー実行委員3期目は執行部も経験。現在の愛車はポルシェ718ケイマン。