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2024.08.29

フェラーリ プロサングエに乗って500kmの快適な長旅へ【前編】

かつてのヨーロッパの貴族達が様々な地域の文化に触れながら移動をする大規模な旅行、「グランドツアー」。そんな贅沢な旅が日本で開催され、参加してまいりました! 旅の相棒は……フェラーリ初の4ドア4シーターを搭載したモデル『プロサングエ』です!

CREDIT :

文/加藤寛太(LEON)

Ferrari Purosangue【SPEC】全長×全幅×全高:4973×2028×1589㎜ エンジン:6.5リッター V12 最高出力:725ps 最大トルク:716Nm 価格(税込):4766万円〜/フェラーリ(フェラーリ・ジャパン)
▲ Ferrari Purosangue【SPEC】全長×全幅×全高:4973×2028×1589㎜ エンジン:6.5リッター V12 最高出力:725ps 最大トルク:716Nm 価格(税込):4766万円〜/フェラーリ(フェラーリ・ジャパン)
とある日、フェラーリから一通のメールが。「加藤様、お世話になっております。フェラーリ プロサングエに乗って、日本各地の伝統と革新に触れる約500kmのツアーに参加しませんか。」と。ご、ごひゃくきろ!?

フェラーリ史上最も広いキャビンスペースを持つ一台とはいえ、V12を搭載した“じゃじゃ馬”に乗って500kmはさすがにキツそう…… と、思い一度はためらいました。が、中々広報車が手配できないプロサングエに乗れる機会は滅多にないので、参加を決意。しかし、終わった頃には参加を躊躇していたことも忘れるくらい快適な500kmの旅でした。そんなツアーの様子を前編と後編に分けてお届けします!
京都の景色に溶け込むフェラーリ プロサングエ。
▲ 京都の景色に溶け込むフェラーリ プロサングエ。
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初日は、京都から奥琵琶湖を通過し金沢を目指すルート。スタート地点の京都では伝統工芸品や日本の文化に触れ、京都の街並みを堪能しながら奥琵琶湖へと出発。信号が多く道幅もそこまで広くはない京都の道ですが、低速域でもステアリングの重さや足回りの硬さをあまり感じず、街乗りでもストレスなくドライブすることができました。

余談ですが、フェラーリってイタリアのクルマなのに、なんでこんなにも日本の街並みと相性が良いんですかね〜。ついつい京都の街並みを背景にプロサングエの写真を撮ってしまい、僕のフォルダはプロサングエでいっぱいに。
巨体であってもノーズがグングン入ってく魔法のサスペンション。
▲ 巨体であってもノーズがグングン入ってく魔法のサスペンション。
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そして、京都を抜けてワイディングが気持ちいい奥琵琶湖方面へと足を進めていたのですが、ここで大きな衝撃が。それは、クルマの大きさをまったく感じさせないサスペンションです。

このサイズのクルマでワインディングをする際はステアリングを、右に左に「よいしょ!」と回す必要があるのですが、「こんなに頭入ってくの!?」と衝撃を受けるほどの小回りの効きに驚きを隠せませんでした。まるで、コンパクトスポーツカーに乗っているような感覚に陥り、ついついアクセルに力が。

カーボンセラミックブレーキが搭載されているので、高速域からの減速もスムーズで「え〜、この大きさでワインディングも楽しいの〜!」と予期せぬうれしい裏切りをされました。
メタコセイヤ並木を一列で快走するプロサングエは圧巻の一言。
▲ メタコセイヤ並木を一列で快走するプロサングエは圧巻の一言。
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その後、新緑が鮮やかなメタコセイヤ並木を潜り抜け初日の最終目的地である金沢方面へ。ここでもあることに気がつきました。「あれ、全然疲れてないぞ。むしろ、もっと走りたい。」と。

200km近く乗車し、スーパーカーであればギブアップをする頃でしたが、運転の楽しさを最大限引き出してくれる性能と快適な車内空間が疲労を一切感じさせず、「これは、長距離ドライブデートでも使えるぞ〜。」と確信を得ました。
広々とした助手席の足元。
▲ 広々とした助手席の足元。
助手席のパネルでは、マッサージ機能の選択が可能。
▲ 助手席のパネルでは、マッサージ機能の選択が可能。
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その理由としてはコックピットでの快適さはもちろんなのですが、彼女を座らせる助手席にもありました。185cmの僕が座っても足を伸ばせる、広々とした足元。シートはホールド感の強いバケットシートで、マッサージ機能付き。さらにはブルメスターのオーディオが最高の音楽を奏でてくれ、スーパーカーに乗っていることを忘れさせてくれました。
V12を思う存分発揮し、安定した走りを見せる青いじゃじゃ馬。
▲ V12を思う存分発揮し、安定した走りを見せる青いじゃじゃ馬。
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そして初日最後の区間は、高速道路。と、ここでいよいよ羊の皮を被っていたじゃじゃ馬が顔を出してきました。さすがは、V12のエンジンを搭載したクルマ。アクセルを踏み込むと体がシートに押し付けられる加速力と、高度な空力性能による安定した走り。「あ、やっぱりこの子スーパーカーだったんだね」と、改めて実感。巷では、「フェラーリがSUVを発表した」と言われていますが、乗って初めてわかりました。これは、SUVではなくスーパーカーだと。

高速を抜け、初日の最終目的地である金沢に到着。夜は、「金城楼」という歴史ある料亭で和のおもてなしを受け初日を終えました〜。続きのDAY2は後編で!

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