2024.08.27
トヨタ クラウン「FCEV」で行く旅の目的地は、水田に浮かぶホテル!?
夏の終わりにドライブデートで向かったのは、山形県・鶴岡市の水田に浮かぶように立つホテル「スイデンテラス」。相棒には、トヨタの新生クラウンFCEV(燃料電池車)ほど最適なクルマはありません。水素を燃料とし、排ガスを出さない乗り心地快適な近未来型EVは、目的地の環境にも助手席の彼女にもやさしいのですね。
- CREDIT :
写真/長谷川直紀 文/藤野太一 編集/加藤寛太(LEON)
最古の歴史を誇る日本車モデルの最新型EV
新生クラウンはセダンのみFCEV(燃料電池車)に
2022年に発表された、現行の新生クラウンは多様性を謳い、クロスオーバー、SUV、ステーションワゴン、そしてセダンと4つのボディタイプを用意。そうしたなか、セダンにだけはクラウンの伝統である後輪駆動用のプラットフォームを用いながら、FCEV(燃料電池車)をラインナップするという新たな挑戦を行っているのです。
▲ クラウンの配慮が行き届いています
クラウンの象徴である王冠のエンブレムはモダンにリデザインされたもの。▲ 最新の4眼LEDの採用でヘッドライトの小型化が可能となり、薄目でシャープな表情になっています。
▲ 最新の安全機能が満載。先行車の発進に気づかず出遅れた際や高速道路で後方車両が接近した場合に知らせてくれる痒いところに手の届くような機能は、さすがはクラウンと言えるものです。
▲ クラウンの配慮が行き届いています
クラウンの象徴である王冠のエンブレムはモダンにリデザインされたもの。▲ 最新の4眼LEDの採用でヘッドライトの小型化が可能となり、薄目でシャープな表情になっています。
▲ 最新の安全機能が満載。先行車の発進に気づかず出遅れた際や高速道路で後方車両が接近した場合に知らせてくれる痒いところに手の届くような機能は、さすがはクラウンと言えるものです。
道中は福島県にあるステーションに立ち寄りましたが、彼女も初めての水素充填に興味津々の様子。FCEVは量産化が難しく、インフラの課題もあり、現在乗用車として市販しているのはトヨタとヒョンデのみ。しかし、近未来の物流を変える技術として注目が高まっています。何よりFCEVは排気ガスが出ません。出るのは水だけ。「水田に向かうのにこれ以上最適なクルマなんてないよね」と話すと、助手席の彼女も自然と笑顔になりますよ。
▲ 規制緩和で水素ステーション増殖中です
FCEVのメリットは燃料である水素充填にかかる時間は約3分とガソリンと同等、それでいてEVと同じくモーターで走行するため、とにかくスムーズで静かなこと。▲ 課題としては水素ステーションの不足がありましたが、規制緩和により昨年からは高速道路のSA/ PAへの設置も始まっています。今回の旅では往復で1度ずつ水素をチャージ。1回の充填で約500㎞の走行が可能でした。
▲ 規制緩和で水素ステーション増殖中です
FCEVのメリットは燃料である水素充填にかかる時間は約3分とガソリンと同等、それでいてEVと同じくモーターで走行するため、とにかくスムーズで静かなこと。▲ 課題としては水素ステーションの不足がありましたが、規制緩和により昨年からは高速道路のSA/ PAへの設置も始まっています。今回の旅では往復で1度ずつ水素をチャージ。1回の充填で約500㎞の走行が可能でした。
今月のクルマ『トヨタ クラウン FCEV』
歴代モデルの伝統を受け継ぐ16代目クラウンセダン。ラインナップは燃料電池車(FCEV)と2.5リッターハイブリッドの2種類を用意。クラウンFCEVは、トヨタの水素自動車『ミライ』とハードウェアの多くを共有。ただし、全長は5mオーバー、ホイールベースは3mと拡張されており後席にゆとりの空間をもたせ、ショーファーカーとしてのニーズにも対応します。
・全長×全幅×全高:5030×1890×1475㎜
・車両重量:2000㎏ ・駆動方式:RWD
・モーター:交流同期電動機 ・最高出力:182PS
・最大トルク:300Nm
・車両本体価格:830万円〜/トヨタ(トヨタ自動車 お客様相談センター)
■ 今月のデートスポット「スイデンテラス」
世界的建築家・坂 茂氏が設計を手がけた、どこに身を置いても田んぼの気配が感じられるその名のとおり水田の上に立つホテル。館内には、レストラン/バー、ショップをはじめライブラリーやフィットネス施設等も完備。ここではゆったりと晴耕雨読の時を過ごせます。
TEL/0235-25-7424
住所/山形県鶴岡市北京田字下鳥ノ巣23-1
料金/1泊1室1名2万8220円〜
詳しくはコチラ
※掲載商品はすべて税込み価格です
■ お問い合わせ
トヨタ自動車 お客様相談センター 0800-700-7700