• TOP
  • CARS
  • 「クワイエットスポーツカー」その答えが新型コンチネンタル GT スピードでした

2025.01.18

「クワイエットスポーツカー」その答えが新型コンチネンタル GT スピードでした

作年発表されたベントレー新型コンチネンタル GT スピード。発売開始に先駆けて、サーキットにて試乗をさせていただく機会を得ましたのでレポートさせていただきます。

CREDIT :

文/加藤寛太(LEON)

Bentley Continental GT【SPEC】全長×全幅×全高:4895×1966×1392㎜、エンジン:4.0リッター V8ツインターボ、最高出力:782PS、最大トルク1000Nm、価格:4312万円/ベントレー(ベントレー コール)
▲ Bentley Continental GT Speed【SPEC】全長×全幅×全高:4895×1966×1395㎜、エンジン:4.0リッター V8ツインターボ+Eモーター、最高出力:782PS、最大トルク1000Nm、価格:3930万3000円/ベントレー(ベントレー コール)
昨年の6月に国内初お披露目となった、ベントレー新型コンチネンタル GT スピード。発売はまもなくスタートですが、LEONのクルマ担当でもあり、最若手でもあるワタクシ加藤が、一足お先に千葉県のサーキット「THE MAGARIGAWA CLUB」にて試乗をさせていただきました! いや〜、新型ベントレーをサーキットで全開走行させていただけるなんて、ベントレー様、ありがとうございます!
PAGE 2
Bentley Continental GT 4つ目が特徴だったコンチネンタルGTですが、第4世代になり初の2つ目に。職人による光り輝くダイヤモンドカットは健在。
▲ 4つ目が特徴だったコンチネンタルGTですが、第4世代になり初の2つ目に。職人による光り輝くダイヤモンドカットは健在。
PAGE 3
試乗をする前に本国のエンジニアさんより、「新型コンチネンタル GT スピードは、ベントレー史上最もハイパワーな一台です。最高出力は782馬力で、最大トルクは1000N。0-100km加速はたったの3.2秒です」と、説明を受けたのですが、スーパーカーを所有したことのない20代の僕にはピンとこない数字でした…… が、要はとてつもなく速いクルマを作ったということらしいです。V8のエンジンに、モーターがドッキングされ、ツインターボも付いているということなので、まあ、そりゃ速いですよね(笑) 。
Bentley Continental GT 曲線と直線を組み合わせたエクステリアのデザインは、サイドシャンも完璧です。
▲ 曲線と直線を組み合わせたエクステリアのデザインは、サイドシャンも完璧です。
PAGE 4
その後も色々と説明を受け、ピットレーンに向かい新型コンチネンタル GT スピードとご対面。第一印象は「なんてラグジュアリーなクルマなんだ……」です。事前に、とてつもないパワーを持ったスーパーカーという説明を受けていたので、アクセル全開でかっ飛ばす気満々だったのですが、実車を目の前にした瞬間に、その気持ちは薄まりました。だってこれ、優雅にクルージングするクルマでしょ? ってな具合に。

とはいえ、本日のおシゴトはサーキットをアクセル全開で疾走することです。意を決して車中に乗り込みました。熟練職人がハンドメイドで仕上げたシートや、細かいカッティングを施した輝くダイヤルにより、まさに“ラグジュアリー空間”でしたよ〜。
Bentley Continental GT 職人技が光り、高級感が滲み出るインテリア。
▲ 職人技が光り、高級感が滲み出るインテリア。
PAGE 5
コックピットに座り、美しいインテリアに惚れ惚れしていると、早速試乗はスタート。先導車に続いて、1周目はタイヤを温めるために低速走行をしたのですが、スポーツカーとは思えないラグジュアリーな乗り心地に思わずうっとり。サスペンションはフワフワで、ストレスは皆無。蹴り出しはモーターが起動し、滑らかな走りと静寂な空間はラグジュアリーとしか言いようがなく、ますますスピードを出す気にはなりませんでした。従来のコンチネンタルGTのV8エンジンも極上の滑らかさでしたが、モーターになるそれはもう、空飛ぶ魔法の絨毯でしたよ!

2周目に入り、先導車が一気に加速をしたので、ワタクシも踏み込むことに。すると、押し付けられるような加速力とともにバラバラと唸りながらバブルが開き、一気に180キロまで到達。息ができない程の加速力とエンジン音に男の血が掻き立てられ、ラグジュアリーな空間にいることは忘れていました(笑)。

加えて、ツインターボの繋ぎ目も非常にスムーズで、加速の仕方もエレガントでした。ツインターボが作動するまでモーターが滑らかに繋いでいるのかな? また、低回転域の加速はモーターがアシストしてくれ、2.4トンという重さもまったく感じませんでした!
PAGE 6
Bentley Continental GT モーターのみでも85キロ走行可能。回生のみでパワーチャージできるので、充電はほとんどいらないそう。
▲ モーターのみでも85キロ走行可能。回生のみでパワーチャージできるので、充電はほとんどいらないそう。
ハイブリットカーというと、燃費の良いクルマという認識が一般的かと思いますが、新型コンチネンタル GT スピードは、“速さを追求したら必然的にハイブリットになってしまったクルマ”という印象がありました。モーターにより乗り心地と低速域の加速力が向上され、いうまでもなく過去最高のベントレーでしたよ(ごめんなさい、ベントレーは現行のモデルと今回試乗したクルマしか運転したことないです(笑)けど、おそらく史上最高でしょう)!

見た目からは想像できない、刺激的な走りを持ち合わせたコンチネンタルGT スピード。それは、まさに「クワイエットスポーツカー」と言えるスポーツカーでした。これは完売必須の一台になること間違いないので、ご予約はお早めに〜!

■ ベントレー コール

HP/https://www.bentleymotors.jp/
TEL/0120-97-7797

こちらの記事もオススメです!

PAGE 7

登録無料! 買えるLEONの最新ニュースとイベント情報がメールで届く! 公式メルマガ

登録無料! 買えるLEONの最新ニュースとイベント情報がメールで届く! 公式メルマガ

この記事が気に入ったら「いいね!」しよう

Web LEONの最新ニュースをお届けします。

SPECIAL

    おすすめの記事

      SERIES:連載

      READ MORE

      買えるLEON

        「クワイエットスポーツカー」その答えが新型コンチネンタル GT スピードでした | 自動車 | LEON レオン オフィシャルWebサイト