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2024.11.08

え? VWタイプ1ビートルのEVって!?

粛々とEV車への移行が進む今日この頃。旧車好きにとってはちと片身が狭いですよね。でも安心してください、あるんです旧車をEVにカスタムするサービスが!

CREDIT :

写真/長谷川直紀 文/大谷達也 編集/市村広平、加藤寛太(ともにLEON)

見た目はクラシックなのに中身は最新!?

あの名車がEV車にへん〜しん!

フォルクスワーゲン ビートルをベースにした「e-BUG(イーバグ)」
「クラシカルなクルマには乗りたいけれど、面倒なトラブルは遠慮したい!」というワガママな方は少なくないでしょう。「だったら、いっそのことエンジンをバッテリーとモーターに載せ替えたら?」 そんなステキなことを思いついちゃったのが、横浜のオズモーターズ。いまでこそ珍しくなくなってきた「ヴィンテージカーをEVにコンバート」するカスタムを日本でイチ早く行ったのが、このオズモーターズだそう。
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なかでも、同社のコンプリートパッケージとして定番化されているのが、フォルクスワーゲン ビートルをベースにした「e-BUG(イーバグ)」。これはビートル=カブトムシがバグ(昆虫)と呼ばれていたことにちなんだネーミング。元祖ムチ尻であるポルシェ911の遠い祖先にあたるビートルの、なんとも魅力的でグラマラスなヒップにバッテリーとモーターを積んじゃうなんて、とっても魅力的な発想ではありませんか!

Point

おなじみの空冷エンジンが最新モーターに

グラマラスなヒップを生かしモーター、バッテリーなどを搭載。走りが静かでなめらかなだけでなく、パワフルに生まれ変わった点にも注目です。
おなじみの空冷エンジンが最新モーターに
この道10年以上のオズモーターズが懇切丁寧に作業を行います。外観同様、できるだけオリジナルのイメージを残したインテリアには、メーターパネルの隣に小さなデジタルメーターをこっそり配置。これはバッテリー残量を示すもの。4段MTをそのまま残した点も魅力的です。航続距離は40kWhバッテリーで200km程度。
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◆ オズモーターズ e-BUG

ムチ尻だからこそできたEVコンバート!

実はビートルは愛称で、タイプ1が正式名称。これをオズモーターズでEVにコンバートしたのがe-BUG。基本オーダーメイドで、改造費は500万円から。モーター出力は135PSなので、オリジナルの2〜5倍ほど。バッテリーは12kWhが標準ながら、最大40kWhまでアップグレード可能。
実はビートルは愛称で、タイプ1が正式名称。これをオズモーターズでEVにコンバートしたのがe-BUG
2024年10月号より
※掲載商品はすべて税込み価格です

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