ガジェット担当の私が「ランクル250」を買った理由

こんにちは、Web LEONの平井です。突然ですが「2024年、買って良かったものランキング」第1位を発表します！

それがこちら「ランドクルーザー250」。グレードはZXのディーゼルで、お値段735万円也。発売と同時に購入者が殺到し、抽選販売となったのはご存知のとおり。私自身もすぐに買えるとは思っていなかったのですが、なんと一発当選し3カ月後には納車されていました。昔からクジ運だけは良いんです（笑）。

で、今回はそんな「ランクル250」をガジェット担当の目線で語ります。見た目はタフですが、中身の電子システムは新型だけあってめちゃくちゃ進化していました！

今回のシステムで最も驚いたのが「CarPlay」へのワイヤレス接続です。ちなみに「CarPlay」とはなんぞや？ という方は少し古い記事ですがこちらをご覧ください。簡単にいうと、カーナビ画面をiPhone画面と連携させるシステムです。

これまではクルマとiPhoneをUSB接続をすることで使えましたが、この「ランドクルーザー250」ではクルマに乗ってエンジンを掛けると同時にワイヤレスで自動接続します。スマホをわざわざ取り出す必要もなくマップや音楽をディスプレイで操作できるのでめちゃめちゃ便利！ 純正のカーナビを使う場合は「TOYOTA」アプリをタッチすればOKなので、使い分けもカンタンです。

私自身はカーナビ代わりに「Googleマップ」を使ったりラジオのように「YouTube」を聴いたりするので、この「CarPlay」は本当に重宝しています。ちなみに「CarPlay」ではディスプレイに動画を表示させることはできませんので悪しからず。助手席の人に動画を観せたい場合は別の手段を検討ください。

続いてはセンターコンソール。ダッシュボードの下にはスマホのワイヤレス充電スペースが設けられています。プリウスなどこれまでも一部の車種にはありましたが、ランクルシリーズにもようやく搭載されました。わざわざ充電ケーブルを刺さなくてもいいのはかなりのストレス軽減。ロングドライブ中や助手席のあのコへの気配りにも使えますよ。

ダッシュボードにはUSB-C×3、HDMI×1の接続端子が設置されています。USB-Cの左2口は充電用、右の1口はデータ転送にも使えます。HDMI端子を使えば「Fire TV Stick」などを直接刺すことで映像コンテンツを観たりスマホ画面をミラーリングできたりするのかもしれませんが、個人的にはほとんど使用せず……。車中泊をする方なら、動画視聴にこのHDMI接続を使ってみるのもありでしょう。

続いては安全面をご紹介。車体が大きいのでどこかにぶつけるんじゃないかと心配していましたが、安全装備がフルスペックなので今のところ無事故・無傷です。クルマのフロント、サイド、バックカメラを360度繋ぎ合わせた「パノラミックビューモニター」によって全方位が確認できるので車庫入れもラクラク！ ぶつかりそうな場合や前方・後方に障害物がある場合は自動でブレーキが作動して衝突の回避をサポートしてくれます。ホント、安全装備が快適すぎて事故る気はしないのですが、これらの機能はあくまでもサポート。自分も含めてドライバーの皆さん自身がまず安全運転に徹するようにしましょう。

走行時も「レーントレーシングアシスト」や「レーダークルーズコントロール」はもちろん、脇見運転を検知するとアラートが鳴って注意喚起をしてくれますし、信号待ちで青に変わっても発車しなければ同じくアラートが発令。救急車などの緊急車両が近づいた時も音声案内をしてくれます。昔と違って今は“安全運転”がモテる秘訣。こういったテクノロジーのサポートがあると安心ですね。

「ランクル250」のZXグレードでは「JBLプレミアムサウンドシステム」を搭載。14スピーカー・12chオーディオアンプによって音の臨場感が段違いです。ちなみにJBLのサウンドシステムを搭載しているクルマは世界中でトヨタの中の一部の車種だけとのこと。私はよく車内で音楽再生をするのですが、音が満ち溢れるのでちょっとしたオーディオルーム気分が楽しめます。今は絶滅してしまいましたが、クルマで映画を観る「ドライブ・イン・シアター」なんかはこのクルマで体験したいところ。音響が良いとドライブや車中デートも盛り上がりますからね。

というわけで、このクルマで2025年もモテたいと思ってます。モテるかな。（笑）

「ランドクルーザー250」は、これまで「ランドクルーザー プラド」として開発してきたライトデューティーモデルを新たに設計し直したモデル。「ランドクルーザー300」「ランドクルーザー70」の間に位置する中核モデルとして悪路走破性をベースに扱いやすさも高めています。「300」シリーズと同じGA-Fプラットフォームを採用しつつも、ランドクルーザー初となる、電動パワーステアリング（EPS）とSDM（Stabilizer with Disconnection Mechanism）を搭載。快適なハンドリングも実現しています。グレードはディーゼルエンジン車では「ZX」「VX」「GX」の3モデル、ガソリンエンジン車では「VX」モデルのみを展開。オプションや特別仕様車など、詳しくはメーカーHPをご覧ください。

ランドクルーザーは世界的に人気の車種。海外ではかなりの高額になったりもします。そのため関税がかからない分「日本車をお得に買うなら日本が一番！」ということで私自身も購入に踏み切りました。ディーゼルなので高騰するガソリン価格にも対応できますし、実燃費も10km/Lほどなのでコスパも良好。仕事では大型の撮影商品を運ぶことも多いのですが、ラゲッジスペースは広々として使いやすく、長距離でも疲れにくい乗り心地も気に入っています。これから長い相棒になってくれそうです！ 抽選販売が今後も続くと思いますが、皆さんもチャンスがあれば狙ってみてはいかがでしょうか？

トヨタ「ランドクルーザー」は1951年に初代モデルが登場し、当時は「トヨタ BJ型」と呼ばれていました。その後、「J20/30型」（1955〜1960年）、「J40型」（1960〜1984年）、「J60型」（1980〜1990年）、「J80型」（1990〜1997年）とシリーズが続き、現行の「300」「350」「70」のラインナップへと繋がっていきました。その堅牢性や悪路走破性は多くの国々で認められ、世界中で売れ続けているSUVシリーズです。

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