極私的・ナイキで最もクールな一足

こんにちは、LEON.JPの平井です。

みなさんは「一番好きなスニーカー」と聞いて、どんな一足を思い浮かべますか？

コンバースの「オールスター」、アディダスの「スタンスミス」、ナイキの「エアフォース ワン」といった名作モデルでしょうか。あるいはハイテクスニーカーブームを経験した方なら、「エアマックス95」と答える人もきっと多いはず。かく言う私もその一人で「した」。

そう、そんな「エアマックス95」好きな私が、この度それを上回る一足を見つけてしまったのでご紹介したいと思います。

それがこちら、ナイキ「レブロン15」の「エアマックス95」カラーです。

こちらはNBAのスーパースター、レブロン・ジェームズのシグネチャーモデル「レブロン15」に「エアマックス95」のイエローグラデーションカラーをあしらったものとなります。発売されるや瞬く間にプレミアスニーカーとなったのですが、昨年タイミングよくゲットすることができたので、今回ご紹介したいと思います。

ということで、まずはベースとなる「レブロン15」について説明してまいりましょう。というか、実はこのブログでも以前ご紹介したことがあるモデルなので覚えている方もいらっしゃるかもしれません。

それがこちら。以前、「私的・NIKEスニーカー進化論」の記事でご紹介させていただいたモデルです。マルチカラーでド派手な一足ですが、実際に履いてみると意外にも悪目立ちはせず、大人の足元にもしっかりとハマります。

また、エアのボリュームが厚く、フライニット素材のアッパーは吸い付くようにフィットするので履き心地は抜群。一説によるとレブロン・ジェームズが「靴下のような履き心地の一足を作ってくれ」というリクエストし、ナイキがそれに応えてつくったモデルなのだとか。そんな一流プレイヤーのこだわりが詰まった一足がリーズナブルな価格で買えるというのもスニーカーの醍醐味です。

それではディテールを見ていきましょう。こちら、バスケットシューズのためハイカットではあるのですが、履き口はニット素材のためピッタリフィットし、くるぶし周りのボリュームはさほどありません。またヒール部分のベルトはオリジナルの「エアマックス95」同様、リフレクター素材で出来ています。光を受けると反射する近未来的な素材感です。

ソールには「マックスエア」がフルで搭載されているため高いクッション性を誇ります。ちなみにマックスエアの中に柱状の「ズームエア」が格納されているので、着地感を向上させ、横の動きにもブレずにしっかり対応します。

シューレースは、アッパーに縫い込まれた紐通しをクロスさせて結んでいくタイプです。アッパー、紐通し、シューレースともに繊維素材のため、一度紐を締めると解けにくいのもポイントです。また紐通しのネオンイエローは全体のポイントとしても機能します。センターのベルトループもヒール部分と同様リフレクター素材となっています。

正面から見たところ。アッパーはフライニットの一枚仕立てなのでフォルムはむしろスッキリしています。イメージとしてはブーツに近い感覚で履くことができます。

くるぶし部分のスウッシュは「エアマックス95」と同じく、本モデルのワンポイントに。このグレー×ネオンイエローのコンビカラーは、どれだけ年月を経ても色褪せません。

後ろから見たところ。やはりソールのエアが強烈なインパクトを発揮します！ ダウンやロングコートといった重くなりがちな冬のコーデにこそ、このようなアクセントとなるハズしのスニーカーは重宝するんですね。私自身も、ロングコートを着た時の足元には、この一足をよく合わせています。

残念ながらすでにナイキでは取り扱っていない本製品。しかしながら、不朽の名作「エアマックス95」は色を変えたり形を変えたりしながら様々な復刻モデルを世に送り出し続けているので、まずはナイキのサイトをチェックしてみることをオススメします。

ぜひ次の一足の参考に。