2023.02.10
【最新スキー試乗記】プロスキーヤー武田 竜選手と一緒に滑っちゃった件
スキーの最新技術は、ついにここまで来たか! そう思わずにはいられなかった「アトミック」の試乗会。契約プロスキーヤーの武田 竜選手が我々メディア参加者たちをナビゲートしてくれた、ツアーの全容をリポートします。
- CREDIT :
写真協力/菅沼 浩 文/吉田奈緒子(LEON.JP)
アトミックの新作で体感した! 現代スキーのスゴさ、その楽しみ方とは!?
日本列島が連日、寒波に覆われるようになり、いよいよ冬本番。アクティブなみなさまにおかれましては、ウィンタースポーツを楽しんでいらっしゃる方も多いかと。かく言う私も、昔取った杵柄ではありませんが、学生時代に身に付けたスキーのスキルを生かすべくここ数年は毎年スキーを楽しんでいます。
場所は、岩手県の安比高原スキー場。題して「大人の雪山ツアー」では、宿泊先がオープン直後のANA インターコンチネンタルだったこともさることながら、ナビゲート役が昨年の全日本スキー技術選手権大会で男子総合3連覇を達成した武田 竜選手という豪華さ!
「マーヴェリック」と「マーヴェン」は硬いアイスバーンでもガシガシ滑れるとのことで非常に汎用性が高く、人気な理由が分かります。
個々の足型にぴったりフィットする、ノンストレスなブーツが作れちゃう!?
出来上がりのブーツは、右足の違和感も解消されて上々のはき心地! また、アトミックの最新ブーツは、シェルの可動域がかなり広いため、着脱も楽チンです。こういったフィッティングは、各スキーショップの技術スタッフによって受けられるとか。このひと手間で、足元にストレスを感じることなくスキーを楽しめちゃうなんて画期的!
ちなみに、足入れの際、外側のシェルは熱々ですので注意が必要ですが、ライナー自体は暖かい程度でした。
【Ski Resort Column】
夜は地元産のスペシャルなポークに舌鼓!
スキーリゾートのお楽しみは日中だけでなく、夜まで続きます。今回のツアーでは、地元・八幡平市の「コマクサファーム」さんの特別なポークをいただくことができました。自社栽培の杜仲茶の茶葉を添加した飼料で育った豚のお肉、コマクサ杜仲茶ポークは、ビックリするほど美味しくて! 厚みがあるのに歯応えやわらかく、甘みがあり、風味も豊か。美味しい食事に舌鼓を打つのも、大人のスキーリゾートの醍醐味ですね。
ベタ雪の滑走でも安定感抜群だった、ピステ向きモデル「クラウドQ」
天候はややガスっていて空気が湿っぽく、雪も重たい感じ。昔は、水分が多い雪だとスキーのコントロールに余計な筋力を使っていたし、スキーが流れて転んだ記憶もあったので、慎重に滑り出したのですが……あれ? すごく軽くターンが切れる! 想像していたよりもずっと安定感があり、どんどんスピードを出して滑ることができました。た、楽しい〜!(すみません、ガスった天候だったこと、滑りに夢中過ぎたことが原因で、楽しさをお伝えできる写真がございません……)
もちろん、アトミックの方がメンテナンスしてくださっていることも一因かと思いますが、最先端テクノロジーが搭載されたスキーの素晴らしさを短時間でも体感できた次第です。スキーは昔よりも簡単になったんだなぁと実感しました。
軽くてコントロールしやすい! 万能型モデル「マーヴェン」
ついにオフピステのスキーに初挑戦!
オフピステでの滑りは初めてでしたので正直不安でしたが、ガイドの方が安全なコースを先導してくださるため、まったく問題ありませんでした(万が一の時に備えて、皆、ビーコンを装着)。時々、木と木の間をすり抜けてみたり、緩斜面では周りの雄大な景色を楽しんでみたり、キャットツアーの醍醐味を初体験!
加えて、昔に比べてスキーの性能が格段に上がっているので、ビギナーの方、久しぶりにトライする方も楽しみやすくなっています。また、アトミックの方がおっしゃるには、海洋性気候の日本は世界の中でも雪質が最高ランクだそう。海外のスキーヤーに人気なのも頷けますが、私たち日本人がその素晴らしさをもっと享受してもいいのではないかと思うのです。
3月下旬頃までスキーシーズンは続きます。スポーツ好きの大人カップルのみなさまにおかれましては、日本国内のスキーリゾートでラグジュアリーな休日を過ごしてみてはいかがでしょうか。最高な冬の思い出をつくりましょう!