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2022.02.20

iPhoneユーザーに完全“フィット”!? Beats Fit Proを実機レビュー

Beats by Dr. Dreの新作イヤホン「Beats Fit Pro」。ウィングチップによる抜群のフィット感に加え、AirPods Proと同等、いやそれ以上の機能が備わった本モデルを実機レビューいたします!

CREDIT :

写真/R.Moon 文/平井敦貴

数あるワイヤレスイヤホン、どれを選ぶ?

「Beats Fit Pro」2万4800円 Beats by Dr. Dre ビーツ
▲ 「Beats Fit Pro」2万4800円/Beats by Dr. Dre
ワイヤレスイヤホンは今や大人の必須アイテム。でも、数ある中でどれを選べば良いのか、イマイチ分からない方も多いでしょう。

今回はそんな悩める諸兄にリコメンド。それがコチラ、「Beats Fit Pro」です。その名の通り抜群の“フィット”感に加え、Appleファミリーならではの使いやすさ、そしてクールなデザインと、まさに大人に相応しい仕上がりとなっているんです。ここでは早速、実機レビューをお届けいたします!
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「Appleファミリー」の新作イヤホン!

「Beats Fit Pro」2万4800円 Beats by Dr. Dre ビーツ
▲ 「Beats by Dr. Dre」は2014年、Appleの傘下に入り「Appleファミリー」へ。
「Beats by Dr. Dre(以下、ビーツ)」は名音楽プロデューサーDr. DreとJimmy Iovineによって設立されたオーディオブランド。2014年にAppleファミリーの一員となってからは、iPhoneやMacと親和性の高いイヤホン&ヘッドホンをリリースしています。

なかでもこの「Beats Fit Pro」はAppleのテクノロジーが詰まった注目の最新モデル。「AirPods Pro」と同じ「Apple H1チップ」を搭載することで、例えばケースを開けた瞬間にiPhoneと自動ペアリングしたり、Appleデバイス間での切り替えがシームレスに行えたりと、“純正ならでは”の機能がフルで使えます。

機能面も「AirPods Pro」と同等で、「アクティブノイズキャンセリング(ANC)」と「外音取り込み」モードを搭載。また、同機能がオフの時は「アダプティブイコライゼーション」によって耳の形に合わせて周波数を自動調整。これによりどんな環境でも最適なサウンドを再生してくれます。
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「Beats Fit Pro」2万4800円 Beats by Dr. Dre ビーツ
▲ 写真右は同じくビーツの「Beats Studio Buds」1万7800円/Beats by Dr. Dre
となると気になるのはその音質ですが、これまでのビーツ製品に比べて重低音は抑えめで、バランスに振り切った印象。とは言え「Dr.Dre」の名がつく通り、ヒップホップを聴く限りでもシャカシャカした“軽さ”はなく、ベース音までしっかり耳に響きます。また、密閉感が高いので繊細な音楽とも相性が良く、幅広い楽曲を聴く人にもうってつけ。この辺りはさすが“音にこだわるビーツ”と言えるでしょう。

ちなみに私、1日28日の発売からほぼ毎日使っていますが、オンラインミーティングでの使用感も良く、声はクリアで途切れることもなし。もちろん外音をしっかりカットしてくれるので大事な会話を聞き逃すこともありません。

また、Macユーザーであれば耳に装着するだけですぐに接続通知が出るので、オンライン会議前に「あれ、イヤホンが繋がらない!?」なんて焦る機会が激減します(笑)。
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激しい動きにも耐える「ウィングチップ」

「Beats Fit Pro」2万4800円 Beats by Dr. Dre ビーツ
そんな「AirPods Pro」とほぼ同機能の「Beats Fit Pro」ですが、“違い”といえばその見た目です。特に、上部に向かってピョンと伸びた「ウィングチップ」はデザイン的にも大きな特徴となっています。
「Beats Fit Pro」2万4800円 Beats by Dr. Dre ビーツ
▲ ウィング状の理由は耳のくぼみにしっかりフィットさせるため。
この「ウィングチップ」は柔軟な素材で、“ぐにゃり”と曲げることにより耳のくぼみにしっかりフィット。ウィングをあえて本体と一体化することで耳への負担が少なく、長時間つけていても痛みがなく快適です。ネーミングにわざわざ「Fit」と入れているのも、一度つければその理由に納得できるでしょう。
「Beats Fit Pro」2万4800円 Beats by Dr. Dre ビーツ
▲ ぐにゃりと曲がる柔らかさ。(アニメGIFがうまく表示されない場合はこちら
ちなみに装着感をテストするためジョギング中にも使用してみましたが、これまで試してきたイヤホンのなかでもトップクラスの「落ちにくさ」。IPX4等級の耐汗耐水性能も備えているので、コレ、スポーツ用としてもイケちゃいます。
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カラーは4種類、男女を問わずオススメです

「Beats Fit Pro」2万4800円 Beats by Dr. Dre ビーツ
そんな「Beats Fit Pro」ですが、カラー展開は「Beatsブラック」「セージグレイ」「ストーンパープル」「Beatsホワイト」の4色。なお、apple.comで注文するとケースに無量で刻印を入れることもできます。今の時期だとバレンタインのお返しギフトにもぴったりですね。
「Beats Fit Pro」2万4800円 Beats by Dr. Dre ビーツ
▲ 充電はUSB-C方式になります。
ということでここまでお伝えして来た通り、「AirPods Pro」とほぼ同機能で、さらにはフィット感が高く、それでいて価格も抑えめという、Appleユーザーにとってはまさに“神イヤホン”とも言えるこの「Beats Fit Pro」。

もちろんBluetooth接続なのでWindows派もOKですし、AndroidユーザーでもBeatsアプリを使用することで「ワンタッチペアリング」や「装着状態テスト」などの機能が使えるのも見逃せない点です。

ただ一つだけ残念ポイントを挙げるならば「ワイヤレス充電」に対応していない点。個人的には気になりませんが、どうしてもワイヤレス充電じゃなきゃダメ! という人はご注意を(笑)。そうでなければ、音にこだわる人、仕事で使う人、スポーツ中に使う人と、どんな人にも“フィット”するはずですので、ぜひ次のイヤホン選びの参考に!

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