2022.08.17

iPhoneで料理を上手に撮影する方法

同じ料理を撮っているのに、自分の写真はなんだかイマイチ。もっと映える写真を撮りたい! なんてお悩みの方も多いでしょう。ここではiPhoneで料理を上手に撮影する基本テクニックをご紹介。マスターすればSNSでもモテること必至ですよ!

CREDIT :

文/NomaGo 構成/平井敦貴

iPhoneで料理写真を撮る5つのコツ!

iPhoneで料理を上手に撮影する方法
SNSを開けばタイムラインに一つや二つは料理写真が出てくるもの。ちょっといいレストランに行った時は自分も写真を撮ってインスタにアップしている、という方もいるでしょう。

でも、周りのフードフォトは美味しそうなのに自分の写真だけはなんだかイマイチ……なんて経験、ありませんか?

今回はそんな方に向けて、iPhoneで料理を上手に撮影するテクニックをご紹介。5つの基本ポイントをシェアしますので、ぜひアレンジして活用してみてください。料理写真が上手になればリアルでもSNSでもあなたに「高評価」がつくのは間違いありませんよ!
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■ ここで教えてもらいました!

「Hotel’s」のハンバーガーをiPhoneで撮る!

今回は表参道の人気店「Hotel’s」さんにお邪魔して絶品ハンバーガーを撮影させていただきました。もちろん他の食材でもこれからお伝えする基本5ポイントを押さえれば、グンと「映え」が変わりますのでぜひお試しを!
iPhoneで料理を上手に撮影する方法

Before

まずは何も考えずに撮影した失敗例。早く食べたい! という気持ちだけが伝わってきますが、雰囲気や質感などは台無しです。このレベルからスタートしてきます!

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■ 料理撮影のポイント1

料理に光を当て、影に注意!

iPhoneで料理を上手に撮影する方法
まずは撮影準備から。ポイントは「光と影を見極める」こと。今回の撮影では左側の大きな窓から自然光が入っていたため光の方向にチーズを向け、ツヤ感と立体感を出してみました。また、撮影者の影が入らないよう被写体との距離を少し空けています。これだけでもだいぶ違って見えますよね?
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■ 料理撮影のポイント2

iPhoneを逆さに持って「ローアングル」で撮影

iPhoneで料理を上手に撮影する方法
▲ 逆さに持つことでローアングル撮影が可能に。
ポイントその2は「iPhoneを逆さに持つ」こと。これによってローアングルが可能になり、より料理に迫った撮影ができます。
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iPhoneで料理を上手に撮影する方法
▲ 通常の持ち方では本体の高さの分、どうしても「上から目線」に。
反対に、通常の持ち方ではどうしても上からの角度となり、見下ろした構図でしか撮影ができません。意外とこの差が大きく出ます。“逆さ持ち”をし、カメラのレンズが料理と同じくらいの高さになると被写体の歪みが少なくなり、一気にプロっぽい仕上がりになります。このテクニックは様々なシーンで使えるので、知らなかった方はぜひ一度試してみましょう!
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■ 料理撮影のポイント3

「ポートレートモード」で「ボケ量」を調整

続いてはカメラの設定です。標準の「カメラ」アプリを開いたら「ポートレートモード」を選択しましょう。このモードを使えば「背景のボケ量」をコントロールできるので、被写体(この場合はハンバーガー)が強調され、一眼カメラのようなボケ感のある写真が撮れるようになります。
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設定するにはまず右上の「f」ボタンをタップ。すると「f1.4〜16」までの数値が選べるようになります。数値が小さいほど背景がボケていき、大きくなるほどクッキリに。写真の雰囲気をふんわりさせたい場合はf値を小さく、カリッとさせたい場合は大きくするのが原則ですので、数値を変えながら自分の好みを見つけてみましょう。
ちなみにポートレートモードで撮影した写真は「写真」アプリで後からでもf値を変えることができます。それゆえ撮影時にはそこまで悩む必要はありません。フィーリングでパシャパシャ撮っていきましょう。
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■ 料理撮影のポイント4

構図は三分割が基本。水平を意識!

ポイントの4つ目は「構図」です。まずは写真の基本構図として知られる「三分割構図」を使ってみましょう。
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「三分割構図」とは、写真全体を縦3つ、横3つに均等分割し、その交点のいずれかに被写体を置く構図。空間のバランスが取れ、見る人に安定した印象を与えます。ここでは右下の交点にハンバーガーを配置しました。構図が決まったら、カメラが「水平」になるよう調整し、シャッターボタンをタップ! これで撮影完了です。

もちろん構図は一例ですので、「真上からの俯瞰」や「中心に被写体を置く日の丸構図」など、慣れてきたら様々な角度から美味しそうな角度を見つけてみるのがオススメですよ。
※三分割の線はデフォルトでは表示されていませんが、「設定」アプリ→「カメラ」→「グリッド」ONで表示できるので試してみましょう。

■ 料理撮影のポイント5

仕上げはトリミングと色補正!

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最後のポイントは「仕上げ」です。撮影した写真はトリミング色補正をすることでさらに見た目を良くすることができます。色補正のカンタンな方法は「写真」アプリの「編集」をタップし、「自動」ボタンを押すだけ。いい感じに調整をしてくれます。さらに「彩度」や「自然な彩度」を上げていくと発色が良くなり美味しそうな雰囲気が出てきます。自分の直感を信じて調整を加えていきましょう。
これだけでも十分ですが、さらに加工をするとより「インスタっぽい」写真になるので試してみましょう。
iPhoneで料理を上手に撮影する方法
▲ ビビッドな色味になるよう調整を加えました。
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ここでは「写真」アプリでトリミングを行い、フード加工アプリ「SnapDish」などを使って色加工をしてみました。まったく違った印象になるのが分かりますね。アプリは他にも「Foodie」など無料でも様々なものがあるので、自分の好みに合ったものを探してみましょう。
今回ご紹介した5つのポイントを応用すれば、ほとんどの料理を上手に撮れるはず! SNSで素敵な写真を投稿すれば「センスの良い人」のアピールにもつながりますので、ぜひ皆さんもお試しを。
iPhone 13 Pro

■ 今回使った撮影機材は「iPhone 13 Pro」!

明るいレンズとポートレートモードでどんな料理もきれいに写してくれる最新機種。新色「アルパイングリーン」もラインナップに加わりました。
https://www.apple.com/

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