ポイントは3つ！ 「AirTag」をフル活用して旅の達人に

夏から秋にかけては旅行のベストシーズン。森に、海に、温泉に──今から計画を立てている方も多いでしょう。本特集「旅するガジェット」では、そんな旅行に使えるアイテムをピックアップ！ 高機能なガジェットを活用すれば、ふたりの旅行がさらに盛り上がること間違いなしですよ！

渡航制限が解除されつつある今、国内外を問わず久々のバカンスを予定している方もいるでしょう。でも、そんな気が緩んだ時こそ「盗難」や「荷物紛失」が起こるもの。せっかくの旅行を楽しむためにも万全を期すのが鉄則です。

そこで今回はアップルのスマートトラッカー「AirTag」をご紹介。自分のiPhone（アップルID）と紐付けることで、「探す」アプリでのトラッキングが可能になるスグレモノです。

まずはその使い方を説明しましょう。セッティングの方法は至ってカンタン。AirTagを開封したら自動的にiPhoneとの接続画面が表示されます。続いてAirTagの名前とアイコンを設定すれば自身のアップルIDと紐づき、iPhoneの「探す」アプリで表示されるようになるんですね。

「探す」アプリではこのように地図表示されます。何分前にどこにあったかを教えてくれるので、AirTagを大事な荷物につけておけば万が一紛失や盗難があった時でも見つけやすくなります。ここでは、特に「旅行シーン」で活用できるポイントを3つお伝えしましょう。

これは基本中の基本。スーツケースにつけておけば空港でのラゲッジロストが起きた場合でも安心です。また、財布やパスポート、家の鍵、カメラ、PCなどの貴重品にAirTagをつけておけば紛失のリスクはかなり低減されます。特に海外ではパスポートを紛失したら一大事。リスク管理のためにも一つは持っておくようにしましょう。

ちなみにAirTagのホルダーでオススメはこちら、ベルキンの「AirTag用ワイヤーケーブル付きセキュアホルダー」です。耐久性の高いワイヤーケーブルに加え、取り外しには六角レンチが必須なため、盗難対策にうってつけです。

続いてはクルマでの使い方をご紹介。ショッピングモールなどの広い駐車場を利用する際にはAirTagを車内に残しておくと便利！ iPhone11以降の機種であれば、「探す」アプリがクルマまでの距離や矢印表示で発見の手助けをしてくれます。

このように目的地までをわかりやすくガイドしてくれるので、スムーズに見つけることができます。特にレンタカーだとどんなクルマに乗っていたかを忘れがち。旅行の貴重な時間をロスしないためにもぜひ活用してみましょう。

パートナーとの旅行中、時には別行動をすることもあるでしょう。ただ、土地勘のある場所ならいざ知らず、初めての場所では再び合流するのが困難になることも。そんな時は自分のAirTagを彼女に渡しておけば安心です。iPhoneの「探す」アプリで彼女の居場所を確認できるので、別行動をしていてもすぐに迎えに行くことができます。これまで、お互いにどこにいるのかを電話したり、地図のスクショを送っていたという方はぜひ試してみると良いでしょう。

なお、彼女の許可を得ないままコッソリ手荷物に忍ばせるのはご法度。アップルはストーキング対策に力を入れており、見知らぬAirTagがずっと近くにあると彼女のiPhoneに警告が表示される仕組みとなっています。AirTagをシェアする場合は相手にちゃんと説明するのを忘れずに！

ここでは3つのポイントをご紹介してきました。旅行にはアクシデントがつきものですが、それを未然に防ぐのもモテる男の所作と言えます。ぜひAirTagをフル活用して、最高の旅の思い出を。