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2023.03.25

■ 新生活の“モテる”イヤホン(2)

“史上最高傑作”──話題のイヤホンNothing Ear (2)を先行レビュー

革新的なデザインのスマートフォン「Phone (1)」で話題を呼んだ「Nothing」より、新たなワイヤレスイヤホン「Ear (2)」が登場。3月30日の一般発売に先駆け、そのレビューをお届けいたします!

CREDIT :

企画・写真/中西 学 文/TOMOKO 取材・編集/平井敦貴

勢いが止まらないNothingの魅力

「Nothing Ear (2)」2万2800円/Nothing Technology
▲ 「Nothing Ear (2)」2万2800円/Nothing Technology
来たる3月30日(※)、ロンドンに本社を置く新鋭ハイテク企業「Nothing」から”史上最高傑作”を謳うイヤホン「Ear (2)」が登場します!

Nothingと言えば、TIME誌で「2022年最高の発明」に選ばれた携帯電話「Phone (1)」や、先代モデルの「Ear (1)」、快適さを重視したイヤホン「Ear (stick)」を続々リリースしてきましたが、今回の「Ear (2)」は初となるセカンドモデル。初代「Ear (1)」からさらに進化し、機能性や音質が大きくアップデイトしました。

ここでは一般発売を前に試す機会を得たので最速レビューでお届けいたします。デザインコンシャスなNothingなら「ガジェットでモテる」も叶いますよ!
※3月23日より公式オンラインストアおよび渋谷Kith Tokyo店舗では限定先行販売中。3月30日より全国の家電量販店などで販売開始。
「Nothing Ear (2)」2万2800円/Nothing Technology

参考:余計なものはナッシング!? 話題の「Nothing Phone (1)」を買ってみた

「Nothing Ear (2)」2万2800円/Nothing Technology

参考:デザインにこだわりまくった近未来的イヤホン! 「Nothing Ear (stick)」を実機レビュー

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30%サイズダウンしたクリアケース

まずは外観から。「Ear (1)」と「Ear (2)」は一見変わりなく見えますが、手に取るとそのケースに違いを感じます。「Ear (2)」のケースは先代から約30パーセントサイズダウンし、よりコンパクトに。意外とこの差が大きく、個人的にはデニムのポケットに入れてもギリギリOKなレベル。クリアケースのためイヤホンが中に入ってるかすぐに見分けられるのも地味に便利で、「中身を置き忘れてケースだけ持ってきてしまった!」なんてウッカリな失敗もナッシングです。
イヤホン本体は「Ear (1)」のデザインをほぼ踏襲。内部のチップもスケスケスケルトンで、まるで高級な機械式腕時計のよう。シンプルなのにパッと目を引くので、デザインにこだわる方や耳元を飾りたい人にもピッタリです。耳にしっかりフィットするカナル型なのでワークアウト中に使うのも俄然アリですね。
装着したイメージがこちら。スティック部分をつまむことで曲の再生・停止やボリューム調整、アクティブノイズキャンセリングのオン・オフ操作をすることができます。個人的にはタッチ操作ではなく、この「つまむ(プレス)」式操作になったのは評価したい点。イヤホンのタップ操作で誤作動を起こしまくっているのはおそらく自分だけではないでしょう。実際に「Ear (2)」は初代モデルのフィードバックを受けて細かな部分をかなり改善させたのだとか。このプレス式への仕様変更もその一つで、ユーザーの声が細部まで生かされています。
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パーソナル設定とANC性能が強化

機能面で注目したいのは、「パーソナルサウンドプロファイル」が導入されたこと。聴力検査アプリによってユーザー1人ひとりの聴こえ方を分析し、リアルタイムでイコライジングを最適化してくれます。低音から高音までバランスよく音の設定が行われるので、良い意味でイヤホンの“クセ”がなく、自然なリスニングが可能に。

独自設計の11.6mmドライバによって音圧はかなり高く感じられ、それでいてビビリは少なく耳の負担が少ないのもうれしい点。お洒落な見た目なのに基本設計がしっかりしているのはかなり高ポイントですね。
ANC(アクティブノイズキャンセリング)も最大40dbに対応し、「アダプティブモード」では雑音や物音に合わせてノイキャンレベルを自動調整してくれます。また、初代モデルからマイクの位置が変更され、風切り音への耐性も向上。通話中でも雑音を気にせず声に集中することができます。

実際に「Ear (1)」と聞き比べるとその差は歴然です。前モデルでは屋外で移動しながらのイヤホン通話ではしばしば声が途切れたり風に消されたりすることがあったのですが、本モデルではいずれも解消されていました。これならあのコとの通話トラブルもナッシングです。
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「Nothing Ear (2)」2万2800円/Nothing Technology
▲ 「Phone (1)」から充電を分けてもらえる“逆充電”も可能に。
ほかにもスペックを見ていくと、Bluetoothは2デバイスへの同時接続が可能なデュアルコネクション式。最高24bit / 192kHzのハイレゾ再生にも対応します。バッテリーも向上し、ケース使用で最大36時間の音楽再生ができ、緊急時でも10分間の急速充電で最大8時間の使用が可能に。Qiワイヤレス対応に加え、「Phone (1)」などの互換性デバイスで“逆充電”も可能になりました。

お洒落で音が良くて機能的。それでいて価格は抑えめなのが世界的にヒットしている理由。近ごろガジェット界隈でも話題の中心となっているNothingから今後もますます目が離せません!

持っているだけで「それどこの!?」って聞かれること間違いナッシングの「Nothing Ear (2)」。春の新生活に合わせて乗り換えてみてはいかがでしょうか。
※掲載商品はすべて税込み価格です

■ お問い合わせ

中西 学(なかにし まなぶ)

中西 学(なかにし まなぶ)

写真家。日本の美を世界に発信したいと思い写真を始める、風景や人々の営みを写真や動画を通じて海外にSNSを通じて発信することを志している。ドローンやVRなど最新機材を使いこなし動画クリエーターとしても 活動し60秒以内で作りあげるショートムービーなど数多く手掛ける。
http://www.ukphoto.co/
https://www.youtube.com/user/glicosmile
・公益社団法人 日本写真家協会 正会員
・一般社団法人 日本UAS産業支援振興協議会 会員(JUIDA)
・Microsoft CERTIFIED Trainer
・dji CAMP Specialist

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