2023.04.02
自宅で“爆音”上映!? 新型「HomePod」&「Apple TV 4K」を実機レビュー
せっかくの大型テレビも音がショボショボでは台無しです。ここでは「HomePod(第2世代)」と「Apple TV 4K」を繋いで、自宅のテレビをアップグレードしてみました。ぜひリビングで“爆音”“極音”をお楽しみください。
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写真/R.Moon 文・編集/平井敦貴
映画デートはおウチでどうぞ♡
ということで今回は、そんな自宅のテレビをアップグレードする方法をご紹介。ご存知「Apple TV 4K」と新しくなった「HomePod」を実際に設置してみましたので、そのレポートをお届けします!
「Apple TV 4K」は何ができる?
スマートテレビ化するデバイスはほかにも、アマゾンの「Fire TV Stick」やグーグルの「Chromecast」がありますが、AirPlayなどiPhoneとの連携を重視するならこの「Apple TV 4K」一択です。
参考:実は超使える! Apple TVのこと知ってます?
より音質が高まった「HomePod」
また「HomePod」を2台接続すれば、左右のスピーカーが連動し、より没入感の高いサラウンドシステムが完成します。「ドルビーアトモス」対応の“空間オーディオ”によって、部屋の中にいながらまるでテレビの中に入り込んだような立体音が楽しめます。
「HomePod」の接続はiPhoneを近づけるだけ
設定方法は至ってシンプルです。まずはテレビと「Apple TV 4K」をHDMIで接続。電源をコンセントに繋ぐとセットアップ画面が表示されるので順に進めていきます。そのまま指示に従い、Wi-Fiの接続とApple IDを入力すればすぐに使用可能になります。
いざ、鑑賞!
早速、本編スタートです。
ポチッ。
イントロは「007」定番のBGMからスタート。最初に驚くのはやはりその音圧です。テレビのスピーカーは言うに及ばず、巨大スピーカーの音とも違う、立体的な「面」として音が体に迫ってきます。これが「空間オーディオ」の凄さなのですが、初めての体験だとかなりの衝撃です。低音の響きから高域の音色までダイレクトに伝わってくるので一瞬で作品の世界に引き込まれます。
そしてイントロから続く冒頭のシーン。雪山でライフルを持った男が山小屋に近づいていくのですが、その雪を踏む足音まで繊細に再現され、初っ端から緊張感が高まりまくりです。個人的にもテレビでこんなに緊張するのは初めてです(笑)。
「HomePod」には狙った位置に音を出す「ビームフォーミング」と、部屋の反響音を測定する「ルームセンシング」が搭載されているのですが、まさに狙ったところに狙った音を出す技術によって、リアリティが桁違い。冒頭3分ですでに両手は汗で滲んできました(笑)。
その後も銃撃戦や氷上を逃げるシーンなど緊張の場面が続くのですが、最初から最後まで映画館以上の臨場感を実感。途中でボリュームを上げてみたのですが、結果はまさに「爆音上映」そのものでした。作品によっては大音量で楽しむのもアリかもしれません。インド映画なんかは特にヤバそうですね。
もちろん映画以外にもライブ映像やスポーツ中継なら今まで以上に“生”の臨場感が楽しめます。一人でも二人でも、これなら毎晩の楽しみが増えるでしょう。
ということで、自宅のテレビを格上げするならこの「Apple TV 4K」と「HomePod」はかなりオススメ。「おウチデート」の切り札に、ぜひお使いくださいませ。