2021.02.07
AirPods Maxは「買い」か? 決め手はココにありました!
発売されるや注文殺到! Appleによる話題のワイヤレスヘッドホン「AirPods Max」。何がすごいのか、どこが優れているのか、ここでは実際に使って分かったそのポイントをお伝えします。
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写真/R.MOON 文/平井敦貴
Apple初のオーバーヘッド型デザイン
そんな話題のヘッドホンは実際どこが優れているのか。ズバリ「買い」かどうか、ここでは実機を使って分かったポイントをお伝えします!
検証】Appleの完全ワイヤレスイヤホン「AirPods Pro」は買いか!? その機能がすごすぎる
■ ココがポイント!(1)
「Appleならでは」のデザインが凝縮
ちなみにこのボタンが(地味ながらも)非常に便利で、AirPods Proでは軸部分を「長押し」しなければならなかったのが、本機では「1回押すだけ」でOK。急に声をかけられても素早くモードチェンジできるので、ヘッドホンをいちいち着脱する必要もありません。
また、「外部音取り込みモード」の精度は非常に高く、オンにするとまるでヘッドホンを外しているかのような感覚に。初めて体感される方は「アクティブノイズキャンセリング」の静寂さとの対比に驚くことは間違いありません。
■ ココがポイント!(2)
iPhone 12と共通カラーの5色展開!
ちなみに個人的にはMacBook AirやApple Watchなどに採用されている「ゴールド」カラーを是非とも追加して欲しいところ。AirPods “Pro” Maxといった形で出ないか、密かに期待しています。
■ ココがポイント!(3)
メッシュ構造と大型カップにより、掛け心地が抜群です!
これは実際にヘッドフォンを掛けてみるとすぐに実感。ヘッドホンは頭が締め付けられるようで苦手だという人も、ジャストフィットで固定するこの構造なら受け入れられるのではないでしょうか。
個人的な感想ですが、メガネやマスクと一緒につけて数時間過ごしてもこめかみや耳の周りが痛くなることもありませんでした。すごいです、AirPods Max。
■ ココがポイント!(4)
高い音質と「空間オーディオ」テクノロジー
全体に偏った音の味付けは施されず、むしろ原音への忠実さがその特徴です。
また8つのマイクとは別に、口元を狙うビームフォーミングマイクが1つ追加されており、音声通話時でもクリアな音を発信します。家でも外出先でもテレワークに使えますね。
■ ココがポイント!(5)
「空間オーディオ」で立体的な音響を体感
少し専門的な話になりますが、空間オーディオはDolby 5.1、Dolby7.1、そしてDolby Atmosのサラウンド音声フォーマットに適合、さらには顔の向きに合わせてその音場を変化させるということをこのAirPods Maxはリアルタイムで行っています(AirPods Proも同じ機能を持っています)。つまり、映画の臨場感が圧倒的に上がるんです。
今のところDolby Atmosに対応しているコンテンツプラットフォームはApple TV+が主ですが、今後拡大していく可能性はもちろんあり。ヘッドホンなのに映画館のようなDolbyサウンドが楽しめるので、映画好きには特にオススメです。
ちなみに、これを機にApple TV+はぜひ試して欲しいところ。サブスクプランも今なら多くの人が無料で享受できますからね。
■ ココがポイント!(6)
専用ケースはかさばらず、省電力にも
フィット感よし、音質よし、機能性よし、と三拍子揃ったこのAirPods Maxなら、家で映画を観る派も、外出先でガンガン音楽を聴く派も、さらにはリモートワークで使う派も、きっと満足するアイテムになるでしょう。
総論、AirPods Maxは「買い」か?
●音質重視。イヤホンよりヘッドホン派。
●ヘッドホンの締め付け感が嫌いで、掛け心地にこだわる方。
●Appleユーザーで、Apple TV+をよく視聴する方。
●デザイン優先。見た目にもこだわる方。
このあたりの方は間違いなく「買い」です。また、もしまだAirPodsシリーズを使ったことがないという方は、AirPods Proと比較して選んでみても良いかも知れません。
リモートワークなど自宅で過ごす時間が増えた今、QOLのアップや仕事効率化のために質の高いヘッドホンに投資してみてはいかがでしょうか?
■ Apple
AirPods Max
価格:6万7980円
https://www.apple.com/jp/airpods-max/