コンバースオールスターと軍パン。復活の定番アイテムの着回しテク

久々に再燃した復活の定番ブーム。まずは軍パン。しかも今季は、以前に流行った細身で美脚な軍パンではなく、どちらかといえば本ちゃん仕様に近しいディテールやシルエットに注目が集まっています。となると“この手の軍パンをはくのは十数年ぶり”なんて方も多いのではないでしょうか？　そこで今回LEON.JPが提案させていただくのが、いまどきな軍パンのはきこなし方、です。

そしてもうひとつはコンバースオールスター。若い頃はあんなにお世話になったスニーカーなのに、最近ちょっとご無沙汰……。そんな方でも、今回ご紹介する黒のオールスターを使った３タイプのコーデを見れば絶対真似したくなるでしょう。さすが昔から世界中の洒落者に愛されてきた大定番ゆえ、ちょっとしたポイントさえ気をつければ、ぐっと大人っぽく履き回せるんです！

渡り幅が太めのテーパード型。80年代の綿×ポリエステルのホップサックを用いた古着のパンツからインスパイアされた１本。ですが当時はなかった伸縮性を兼備している点がいまどき。速乾性に優れ、シワになりにくく、センタークリースが取れにくいのも使いやすいポイント。

上質な超長綿を、拠り杢と呼ばれる異なる色の二本の糸を撚り合わせてつくる糸を製織した高密度コットンを使用することで、独特のメランジ感を表現。M-51がベースですが、渡りに適度なゆとりをもたせたテーパードフォルムを採用します。


【人気復活！】 大人がいま軍パンをはくなら、このスタイルが正解

ライダースをシックに攻略したいとき、グレーのスラックスを合わせるのは常套のテク。そしてこの際、足元を軽快な白スニにする人が多いと思います。たしかにクリーンな雰囲気は高まりますが、靴だけ妙に浮いてしまうことで少し子供っぽい印象となることも。

その点、黒のオールスターであればグレスラと自然にマッチし、より大人っぽい雰囲気になるのです。黒バッシュ特有の男っぽいテイストが、ライダースのワイルドさをしっかり受け止めてくれるのも◎です。

茶系のスーツには茶系の靴を合わせるのが今までのセオリーでしたが、最近はあえて黒の革靴を合わせるのがトレンド。これをコンバースのオールスターでやってみたのが上のコーデです。

もとからコンバースはスーツやセットアップを遊び着として活用する場合に頼りになりますが、今回のコーディネートではインナーに合わせたポロシャツまで黒としたことで、ぐっとシックな風情に。それでいて春夏らしい軽快感もちゃんと感じられるのがいいですね。ぜひご参考に。

【実例】コンバースオールスターを大人が履き回すならこの３コーデ