人気ブランドが作るアウトドアウエアがマジでカッコよかった件

今にはじまったことではないのですが、アーバンアウトドア人気を受けて、アウトドアブランドだけでなく、さまざまなアパレルブランドからアウトドアなデザイン&スペックを採用したアイテムが展開されています。そう、もはやアウトドアは専用ブランドの専売特許じゃなくなったんです。

その勢いは留まることなく、これまで無縁と思われていたブランドも続々と参入。あのメゾン キツネも、なんと今春夏コレクションのテーマにがっつりアウトドアを掲げちゃってます。

コラボをきっかけにした往年ブランドの掘り起こしも目立ちますし、アーバンアウトドアの流れはまだまだ続きそう。まぁ、実用性がありながらファッション性も両立するとあれば、注目が集まるのも必然ですけどね。

今春夏コレクションで展開する「メゾン キツネ キャンプ シリーズ」。アウトドアを意識しつつ、都会にもなじむウエアをコンセプトとする同シリーズは、まさにアーバンアウトドアの最旬系。防水加工を施したロングレングスのウインドブレーカー、バックにデカデカとツリーをプリントしたスウェット、多ポケット使いのショーツなど、機能性を求めながらコットンを多用するなど、いかにもハイテクじゃない素材使いは確かに街になじみます。

コレからのフェスシーズンに重宝するポンチョ。大型のフラップ付きポケットやジップ&スナップボタンの前立て、ボディサイドのスナップボタンといった機能的な作りを採用しつつ、フードのドローコードにメタル製の留め具を使うなど、さり気なく街を意識したアプローチが。

カーキやオリーブといった自然の色を多用しつつ、レディスではピンクといった爽やかなカラーパレットを揃えるのも見どころ。こちらの一着は、サイドにパネル切り替えを配したスウェットパーカ。メゾン キツネ キャンプのロゴプリントが、どこか70年代レトロアウトドアを思わせます。

ネイチャーにしてミリタリーな無骨さもにじませる、オリーブカラーのトート&キャップ。昨今、キャンプではミリタリーカラーが人気とあって、アーバンアウトドアでありながらリアルキャンプでも使えますね。バッグはタフなキャンバス素材、キャップもジェットタイプですし。

レトロアウトドア系の大定番ブランドで知られるシエラデザインズと、イズネスのコラボとなる一着。イズネスのオリジナルパターンを使用し、ワイドシルエットで随所にフィッシングディテールをちりばめ、多ポケットが特徴。生地はもちろん、ロクヨンクロスです。

昨秋冬シーズンにローンチした、スポーツ&アウトドアシーンを想定した新ライン。こちらのウインドブレーカーでは、軽量性、防水透湿性、またメッシュを配したベンチレーションヨークなど、随所に高機能が。それでいて、バイカラーデザインが90年代ストリートな香りも。