2022.09.29

スーツをこなれて見せるのは、スウェットだった!?

レタードスウェットの着こなしを極めるなら、スーツのインナー使いがオススメ。スーツのハズし技としてぜひご活用あれ！

CREDIT :: 写真／人物・Takanori Okuwaki（UM）、静物・鈴木泰之（Studio Log）　スタイリング／四方章敬　ヘアメイク／Takuya Baba（SEPT）　文／竹内虎之介（シティライツ）

コレ一枚でスーツがもっとこなれて見える

襟モノ合わせのスウェットは、言わばギャップの妙を楽しむ装い。その最たる一手をお望みなら、お茶目なハズしが俄然際立つスーツ合わせがオススメです。

カジュアル感と大人っぽさがギリギリ交わるこのこなし"スーツが普段着"な男を意図的に演出できますよ。

（レタードスウェットの選びはこちらをチェック）

◆ マディソンブルー

稀少性の高い旧式の編み機であるアズマ編み機を使用して、風合い豊かに編み立てられた裏毛素材のスウェットシャツ。使い込むほどにさらに味わいを増す素材に加え、古着のような表情の色褪せたプリントも魅力。上質なスタンダードを体現する一枚です。

淡いベージュのセットアップにオフ白のレタードスウェット。さらにベージュのポロシャツを重ねて着こなせば、リッチかつヌケ感のあるラテ色スーツスタイルの完成です。この絶妙なバランス感を表現できるところが、淡色レタードスウェットの懐の深さ。

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◆ ファーストポート

アメリカ東海岸、コネチカット州出身のデザイナーによって創設された新進気鋭ブランドからの一枚。肩の落ちたルーズなシルエットや焼け感のある色味、レターの雰囲気にもアメリカンヴィンテージのテイストが色濃く滲む仕上がりです。

◆ J.プレス&サンズ　

最高品質の杢糸を追求するプロダクトブランド「mocT」。その定番で、柔らかな風合いが特徴の杢糸クルーネックスウェットに別注をかけ、やや小さめにリサイジングしたこだわりの一枚。生地は薄すぎず、厚すぎずないほどよい肉感です。

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◆ ミクスタ

スウェット本来の風合いを表現すべく、素材にアメリカの空気を吸った米綿を用い、縫製もすべて米国で行った渾身の一枚。ボディもヴィンテージスウェットに見られる前後同一パターンを採用。さらに染み込みプリントもデザイナー本人によるハンドプリントです。

◆ オアスロウ

世界的なニットの産地である和歌山で、旧式の吊り編み機で時間をかけて編み立てられた、非常に柔らかな生地のスウェットシャツ。ヴィンテージスウェットから抜粋されたフォントとプリント手法によるレターにも本格テイストが滲む仕上がり。

2022年10月号より
※掲載商品はすべて税込み価格です

アイヴァン東京ギャラリー　03-3409-1972
イザイアナポリ東京ミッドタウン　03-6447-0624
オンワード樫山お客様相談室　03-5476-5811
ジャガー・ルクルト　0120-79-1833
ビームスプラス原宿　03-3746-5851
ベースデニムプロダクツ　0798-74-8106
マサカ　03-6804-6321
マディソンブルー　03-6434-9133
ユーソニアングッズストア　03-5410-1776