違いのわかる大人へ。 時代を体現するおしゃれアイテム４選 【PART 2】

さて、いまやファッション界でも“サステナブル”の普及ぶりは、みなさまもご存知のとおり。なかでも、各メゾンは、こぞってその最先端を突き進んでおりますよ。

例ええば、モンクレールはサステナビリティを打ち出した「ボーン トゥ プロテクト」コレクションを起ち上げ、トム フォードは100%海洋プラスチックで作られた腕時計を発表。

さらにジョルジオ アルマーニは、グループ全体で、森林保護や水不足地域での水の確保に尽力するなど、例を挙げればキリがありません……。

とはいえ、うれしいのは、そんなメゾンが手掛けるアイテムは、どれも地球や環境に優しいのに、ラグジュアリーさやデザイン性をまったく失っていない点です。

つまり、お洒落を存分に楽しみながらサステナブル活動に参加できる時代なのですよ。それってありがたい話じゃありませんか？

ならばスマートに装いに取り入れてこそ、モテる大人というもの。そんなわけで、PART1に引き続き、今回も目から鱗の注目アイテムを、厳選してお届けしましょう！

昨今、スマホとクレジットカードさえあれば、支払いで困ることはありません。というわけで、バッグは小さくてOKな時代になりましたよね。

色違いでご紹介するサンローランのこちらも、現代の時流を反映したものといえましょう。

絶妙なサイズ感に加え、生地のしなやかさ、フックを兼ねたアイコンのカサンドラなど、質の高さとデザインセンスの両立は、いわずもがな。それでいて、本体、ストラップともにクッション入りで、使い心地も実にいいんです。

聞けば、素材は古いカーペットや漁網などから再生された「エコニール」。イタリア企業が開発したリサイクルナイロン素材で、ファッション界では大注目されています。さり気なくも環境保全、これジョーシキです。

装いのアクセントとして効果的なのがアイウエア。とりわけ、人気絶大のブランドといえば、トム フォードですよね。その最新作から、対局的な2モデルをご紹介しますよ。

多角形フォルムのサングラスは、男っぽさアピールに効果的。対して、細身のメガネは温厚な人物像を演出。と、シーンに応じて、使い分けるだけでキャラ立ちできちゃいます。

しかも、こちらのアイウエアは、ともに、62％以上の天然由来原料で構成される生分解性を持つバイオベースマテリアル「エコアセテート」を採用。さり気な〜く時代の先を行くアイウエアなんです。

多角形型のリムと幅が広いテンプルがポイントのサングラスは、90s的な懐かしさと適度な無骨さの漂う注目モデル。悪目立ちすることなく存在感は絶大です。

素材は厚めながら、軽い仕上がりですので着け心地も快適。

シンプルで小ぶりなウエリントンは、誰にでも似合う基本のアイウエア。古風なウエリントンも悪くありませんが、こんなシャープかつ細身のそれなら、イマドキの気分が演出できますよ。

まさに「知的にサステナブル」を体現する逸品です。

昔からアウトドアウエアは、男子の定番です。もちろん機能追求型のそれも悪くありませんが、街中で着るなら、ファッション性を加味しておくのが賢明かと。モンクレールの新作は、まさにそのサジ加減が絶妙！　

アウトドアテイストがベースにありつつも、しなやかな素材の風合い、切り替えやカラーリングのセンスは、ご覧の通りサスガのひと言。それでいて、収納可能なフード、撥水性など機能も申し分ありません。

気になる素材は、日本製リサイクルナイロン100%。環境に負荷をかけずに徹底的にスタイリッシュというのがクールです。

いまの時季から春先に活躍が期待できるのが、こちらのシャツジャケット。細いストライプ状のキルティングが特徴的で、羽織り物またはインナーとして多彩に使えるから、一着あれば重宝しますよ。

細身のシルエットに加え、バンドカラーというディテールは、すっきり都会的な印象。

ちなみに、こちらは化学物質の使用・廃棄物の削減を目標に、リサイクルナイロンファイバーからできた生地を採用しているのだとか。

サステナブルへの配慮っぷりも、お見事でございます。

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