2023.02.27

2023年春、モテるオヤジはタイやスカーフで遊びます！

気がつけば久しく巻き物をつけていない、なんて人多いんじゃないでしょうか？でも、すっきりとした装いが行き渡ったいまだからこそ、巻き物は周りに差をつける大きな武器となるのです。ということでお届けします。洒落感際立つオヤジの首元、2023年春の巻。

CREDIT :: 写真／渡辺修身　スタイリング／四方章敬　ヘアメイク／KOTARO（SENSE OF HUMOUR）　文／竹内虎之介（シティライツ）　編集／堀川正毅（LEON）

◆ アットヴァンヌッチ

軽やかで華やかな淡色プリントタイ

ハリのある軽やかなシルクツイル素材を用いたプリントタイ。モチーフは1950年代のペイズリーで、柄行きが大きいのが特徴。また、淡いグリーンのプリント生地を採用するのはブランド初。その意外性にもそそられます。

軽やかな生地を用いた明るい色の柄タイをキュッと締め込む。この春タイドアップに欲しいのはこういうニュアンスです。

洒落乙オヤジは首元が"キュッ"と"フワッ"

もしかして最近タイドアップで遊びたい、と思っていませんか？それはきっとようやくお出かけ気分が高まってきたからでは？だから迷わず乗っちゃってください。

ただし、遊びのスーツやジャケットに、お仕事タイを流用してはいけません。そこには同様の軽やかさを添えるのが正解。加えて、どうせ遊ぶならとことん華やかに、がオヤジの余裕。ということで、気分も明るくなるような華やかタイをキュッと締めて、春一番になびかせましょう。

さらに襟なしインナーの際も、品良く優雅なスカーフを巻いてめかしちゃいましょう。こちらも最近ご無沙汰気味ゆえ際立ち必至。フワッとひと巻きするだけでいつものカジュアルが「あら、とってもエレガント」となる魔法の一枚として、この春ぜひともご活用あれ。

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◆ エルメス

遊び心を優雅に纏えるカシミアシルクスカーフ

エルメスを象徴するカシミアシルクに細密なプリントを施した100×100㎝サイズの「カレ」。ヤン・バイトリクさんによるデザインでモチーフはレース場。競馬を放棄した馬がクルマに乗り換え場内騒然。そんな様子を表現した一枚です。

インナーが襟のないカジュアルな時こそ巻き物をあしらいましょう。ここで活躍するのが首元にフワッと優雅な雰囲気を添えてくれるスカーフ。これ一枚巻くだけで、どんな装いも俄然お洒落度が上がりますよ。

2023年3月号より
※掲載商品はすべて税込み価格です