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2023.06.23

いま、大人が着るべきシャツのふたつの指針

いま、風をはらむ「シャツ」で開放感のある雰囲気を体現してみては? 元来ドレッシーなアイテムであるシャツのボタンを開けたり、ラフに袖を捲ったりすることで、大人の色気も演出できます。

CREDIT :

写真/人物・西崎博哉(moustache)、静物・鈴木泰之(Studio Log) スタイリング/四方章敬(メンズ)、米田由実(レディス) ヘア/Kazuya Matsumoto(W) メイク/Ken Nakano 文/竹内虎之介(シティライツ) 編集/石井 洋、渡辺 豪(ともにLEON) 撮影協力/バックグラウンズファクトリー、リビエラ逗子マリーナ

時代の風を感じたいなら……

今着たいシャツ選びの指針ふたつ

◆ ベルルッティ 

風を感じるセージ色のアウターシャツ

▲ シャツ12万3200円、パンツ15万4000円/ベルルッティ(ともにベルルッティ・インフォメーション・デスク)、メガネ11万円/ジャック・マリー・マージュ(オブジェ・イースト)、ブレスレット11万円、リング8万8000円/ともにバニー(スープリームス インコーポレーテッド)、時計107万2500円/IWC、その他はスタイリスト私物
ヌケ感のある着心地を実現したボックスフィットのシャツ。胸ポケットに同系色で施されたスクリットがリッチなアクセントに。ユルリでサラリな色シャツで初夏の風を味方につけましょう。

指針 1 

風をはらむ "ちょいユル"なシルエット

今シャツを着るのはようやく解放された時代の風を纏うため。だから選びは自然と風をはらむちょいユルいシルエットが絶対条件となります。リラックスした気分も後押ししてくれるはず。

指針 2 

ニュアンスが演出できる素材

ちょいユルなシルエットに加え、風を感じるために大切なのがシャツの素材感。ドレープや艶、ハリ感などによってニュアンスを演出できる、上質素材であることが選びの決め手です。
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その品格が出発点 

シャツはどうして色っぽいのか?

ノンシャランにシャツを羽織ったオヤジには開放的な季節の風を感じるだけでなく、否応なく男の色気が漂います。それはシャツがそもそも品格のあるドレッシーなアイテムだから。

一瞬、正反対の答えに聞こえるかもしれませんが、そんなことはありません。きっちりと隙なくこなしたスーツ姿がどうしようもなく色っぽいことからもわかるとおり、色気とは理性と野性の隙間に宿りそこからジワリと滲み出すもの。

だから、元来男の体を隠すべき数々のディテールを備えたシャツを無造作に羽織れば、そりゃ問答無用に色っぽいのです。そして、そんなシャツをはためかせる初夏の風は、まさに色気の演出家。味方につけない手はありません。

◆ エリコ フォルミコラ 

風を味方につけるテロリでユルリな一枚

▲ シャツ3万4100円/エリコ フォルミコラ(ビームス 六本木ヒルズ)、パンツ5万5000円/イガラシ トラウザーズ(グジ 東京店)、ベルト2万5300円/デザインワークス(デザインワークス 銀座店)、サングラス3万5200円/モンクレール(オブジェ・イースト)、ネックレス10万1200円、ブレスレット337万7000円、リング29万7000円/すべてビジュピコ(ビジュピコ 上野御徒町本店)、時計191万4000円/フランク ミュラー(フランク ミュラー ウォッチランド東京)
レーヨンにポリエステルを10%ブレンドした素材によるオーバーサイズシャツ。そのテロリな質感とユルリなシルエットは風との相性抜群。ただ一枚で着るだけで男の色気が薫り立つ。それがシャツの威力です。
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変幻自在の素肌魅せが叶う 

前開きが色っぽい

シャツのフロントはボタン留めのフルオープン仕様が基本。だから、ボタンを外すことで胸元に素肌を覗かせることができます。そしてこの"素肌感"こそが色気の正体。しかもボタンをどこまで外すかで色っぽさの出力を調節できる。つまりはシャツを着るだけで変幻自在の肌魅せを操る色気の達人になれるのですよ。

エッジィな直線が風になびく 

襟が色っぽい

ドレススタイルのお約束である襟は、言わば社会性の象徴です。当然シャツにとっても基本のディテールですが、シャツの場合自在に柔らかなニュアンスがつけられるうえ風にもなびく。そのなんとも軽やかで無造作な感じが、女性の本能をくすぐりやんちゃな色オトコと映るのですね。

ノンシャランこそ正義 

袖が色っぽい

数ある男のパーツのなかでも、骨ばった手首や血管の浮き出た上腕を含む腕元は、女性にとってたまらなく男の色気を感じる場所。しかも剥き出しになった裸の腕よりシャツの袖口から覗くソコに感じる、と口を揃えます。

さらにそれがノンシャランに袖捲りされた腕元なら偶発感もマキシマム。そんなカフ袖を備えたシャツは、やっぱりすこぶる色っぽいのです。
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シャツに艶足す三種の神器! 

▲ ブレスレット337万7000円、リング29万7000円/ともにビジュピコ(ビジュピコ 上野御徒町本店)、時計191万4000円/フランク ミュラー(フランク ミュラー ウォッチランド東京)
シャツの袖を無造作に捲ったら、その腕元には初夏の陽光に映え、男の骨や肌感を強調する艶っぽい輝きを添えましょう。華奢ブレス、ピンキーリング、リッチな時計が三種の神器。メタルの色味を揃えてどうぞ。
2023年7月号より
※掲載商品はすべて税込み価格です

■ お問い合わせ 

IWC 0120-05-1868
オブジェ・イースト 03-3538-3456
グジ 東京店 03-6721-0027
スープリームス インコーポレーテッド 03-3583-3151
デザインワークス 銀座店 03-3573-6210
ビジュピコ 上野御徒町本店 03-3835-1111
ビームス 六本木ヒルズ 03-5775-1623
フランク ミュラー ウォッチランド東京 03-3549-1949
ベルルッティ・インフォメーション・デスク 0120-961-859

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