大人気のワークなアウターはオヤジがまんまで着たらダメな理由とは？

Tシャツやニットにサラっと羽織るだけで、こなしがサマになるワークアウターは今もっとも注目されているアイテム。そこに、LEON流のこなしのロジックを実践してもらえれば、「簡単にモテる」スタイルを構築できるんです。そもそも、ワークアウターはこなしが簡単なうえに、ほどよいユルさとこなれ感、でもって男らしさも香る、というモテスペックを持ったパワーアイテム。ただし、大人の場合、ガチのワークアウターを選ぶと土臭さが際立ち、モテが遠のいてしまうおそれも……。

ゆえに、まず上質な素材や仕立てにこだわった、シンプル顔のワークアウターを選ぶことをおすすめいたします。その基本を踏まえて、都会的な洗練と大人のリッチ感を醸成する着こなしにすることで、「簡単にモテる」コーデにすることができるんです。

ロロ・ピアーナが誇る世界“最細”繊維の最高級バージンウール、ザ・ギフト・オブ・キングス®︎を贅沢に使ったワークシャツ。ひと目で上質とわかるこんなワークウエアなら、こなれ感とリッチさを高次元で両立できるのです。さらに白パンで軽快感と爽やかさを演出しつつ、ブラウンのローファーで上質さを底上げすれば、隙なしのモテコーデの出来あがり、とあいなります。

仕立てや細部の仕上げもまたラグジュアリー。肩口に見られる優美なギャザーは、ナポリスタイルに見られる袖付け技法・マニカカミーチャの証です。さらに立体的なパターンや細やかなステッチワークなど、テーラーリング技術が駆使された仕立てが匂い立つような高級感を漂わせています。こういう繊細な仕立ての一着を選ぶことが大人のモテにはとっても大事なんです。

レザーアウターで名を馳せるイタリアブランドは、ウールを使ったアウターも得意。こちらは左胸と両身頃にデザインされたポケットがワークな野趣を感じさせるカバーオールに、バージンウールとカシミヤの風合いがラグジュアリーなエッセンスを添える逸品。立体感のある大きめの衿は立てて着るのもオツ。

2020-21秋冬シーズンからメンズラインが復活し、にわかに注目を集めるイタリアのラグジュアリーブランドから登場したのは、両胸にフラップポケットがデザインされたワーク風味なシャツ。上質ウールにシルクをミックスした生地はリッチな風合いに加え、肌触りもふんわりしなやか。こなしやすいモノトーンの織り柄もポイント。

ワークウエアをベースにした機能服が人気のブランドとアメトラの老舗ファクトリーブランドのコラボ作。ヴィンテージのカバーオールをベースにした骨太デザインながらも、素材を上質なウールにアレンジすることで都会的なイメージに。ステッチもボディと同色に揃えることで、ワークウエア特有の土臭さも払拭されています。

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