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2023.11.01

LEON編集メンバーのただいま偏愛中【8】

脱いだら可愛い♡ “ギャップ”でモテる【ヌキ服】とは?

モテるの両輪は、「キメ」と「ヌキ」だと考えるLEON編集部。「キメ服」を取り上げた前々回に続き、「ヌキ服」について、編集メンバーが熱く語ります。自称“ハズしの達人”たちが押す「ヌキ服」4選をお届け!

CREDIT :

写真/木村 慎(Heritier) スタイリング/四方章敬 文/竹内虎之介(シティライツ) 編集/堀川正毅、渡辺 豪、加藤寛太(すべてLEON) イラスト/ミツミマリ

LEONにとって「キメ」と「ヌキ」はモテるの両輪。前回記事で勝負のキメ服をご紹介したいま、次に気になるのは「じゃ、ヌキ服は?」という点かと。そんな思いが伝わったのか、夜もふけた編集部から熱〜い話し声が聞こえてきましたよ。どうやら我こそは“ハズしの達人”を自負する面々が持ち寄った一着を手に、ヌキ服談議を始めた模様。面白そうだから、ちょっと覗いてみましょうね。
【1】 テロリとした肌触りと上品な光沢を湛えたアセテート×ビスコース素材のテディジャケット。44万4000円/サンローラン バイ アンソニー・ヴァカレロ(サンローラン クライアントサービス)

【1】 「サンローラン」のトラックジャケット/Selector:井原宏太

“旅慣れオヤジの演出に最適!”

井原 すーさん、すーさん、コレ見てくださいよ。

鈴木 お、いーちゃん、関西人らしくいきなりジャージーか。でも、見るからにモノが違いそうだね。

井原 わかります? コレ、サンローランなんですよ(ドヤ)。20年くらい前のアメリカ村ではジャージーが凄くメジャーなファッションで、みんな着てました。で、コレを見た瞬間、あの着こなしがいまできると思ったんですよ。

星野 大人買いですね(笑)。

井原 そうそう、ユルいヤツやのに、よく見たらサンローラン!なんて、とってもやんちゃな大人でしょ。で、僕はコレを旅に連れて行くんです。すると、楽チンなうえ、旅慣れ感も出せるし、威張りも利くし、タダモノでない感じが漂いまくるというわけです。ところで、すーさんはヌキもやっぱり真っ黒ですか?
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“ユル〜い顔して実はラグジュアリー”がヌキの王道

【1】 テロリとした肌触りと上品な光沢を湛えたアセテート×ビスコース素材のテディジャケット。44万4000円/サンローラン バイ アンソニー・ヴァカレロ(サンローラン クライアントサービス)
▲ 【1】 テロリとした肌触りと上品な光沢を湛えたアセテート×ビスコース素材のテディジャケット。44万4000円/サンローラン バイ アンソニー・ヴァカレロ(サンローラン クライアントサービス) 【2】 レザーの質感に徹底的にこだわった黒のレザーダウンベスト。前身頃に艶やかなグローブラム、後ろ身頃にはベビームートンを贅沢に使用。27万5000円/サンクノワール

【2】 「サンクノワール」の艶黒ダウンベスト/Selector:鈴木賢ニ

“エスコート上手な可愛いヤツ”

鈴木 そうだね〜、黒だね。私は年中真っ黒だから。そんななか最近重宝しているのがベスト。暑がりな自分は、冬でもダウンベストがあれば十分だけど、なかでも刺さったのがこの一着。とにかく革へのこだわりが凄い。

ちょっと怖いくらい良い革を使ってるんだけど、それでいてモコモコで可愛いところがミソ。コレでグランピングデートに出かければ、リッチさも安心感も同時に提供できるうえ、ドライブ中も着脱の必要は一切なし。だから、彼女を待たせることなくスムーズなエスコートができるんだよね。
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【3】 「ヘルノ」のダウントレンチコート/Selector:津坂泰輔

“これぞ狼の皮を被った羊!”

井原 エロいですね〜。ところで津坂さん、今日はヌキ服ですよ。なんでそんな男前なコートを着てるんですか?

津坂 フフフ、そう思うだろ? でも、こいつは言わば「狼の皮を被った羊」なのだよ。(といって裏地をチラリ)

一堂 おお〜っ。

津坂 ね、可愛いでしょ? これ、脱いだ際はもちろん、ベルトを締めずに羽織っているだけでも、ポップなライニングがチラチラ見えるんだよ。これに食いついてこない女性はいません(断言)! そこでまず話のとっかかりになり、仲良くなれるという仕掛け。

こういうギャップってモテるオヤジにとって大事な要素だと思うんだよね。しかもこのコート、ヘルノが作る一着だけに、ダウン入りで防寒性も完璧。だから、オイシイ二面性を真冬まで享受できるというわけなのだ。

“脱いだら可愛い!”も素敵な高低差を生むヌキの極意

【3】 クラシカルなトレンチデザインのダウン入りコート。一見正統派の一着ながら、裏地には80’sポップなデザインのヘルノワッペンをちりばめてプリント。23万6500円/ヘルノ(ヘルノ・ジャパン)
▲ 【3】 クラシカルなトレンチデザインのダウン入りコート。一見正統派の一着ながら、裏地には80’sポップなデザインのヘルノワッペンをちりばめてプリント。23万6500円/ヘルノ(ヘルノ・ジャパン) 【4】 バブアーのDNAをミリタリースタイルのアウターに注入した新コレクション「Heritage +」のトレントパーカ。中綿キルトの裏地で保温性も抜群。9万9000円/バブアー(バブアー パートナーズ ジャパン)

【4】 「バブアー」のミリタリーコート/Selector:星野真琴

“独特の風合いがたまらない!”

鈴木 星野ちゃんのヌキ服も負けず劣らず男らしいね。

星野 はい、もちろんちゃんと考えての選びです。女のヌキ服はナチュラルメイクと同じで、実はめちゃめちゃ計算されているんですよ。このバブアーのミリタリーコートを選んだ理由は、ブランド的にもアイテム的にも、より男性的なこだわりを感じる一着にしたかったから。この下が凄く女性らしい服装だったら、線の細さや女らしさがより強調されると思うんですよ。「脱いだら意外と肌魅せしてんじゃん」みたいな♡

津坂 女性がヌキ服で来た時はチャンスってことね!
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井原宏太(LEON編集部員)

井原宏太(編集部員)

関西出身のユルキャラ編集。LEONに参画した10年ほど前はかなり細かったが、いまや随分とLEONのエキスが染み込んでいる。編集部イチ軽妙なオトコゆえ、「いーちゃん」と皆に慕われている一方、編集部イチのスロースターターで進行は毎度ヒヤヒヤ。けれども、当人は焦る気配もなく、粛々と業務に邁進するその姿は頼もしくもある(帳尻を合わせる力はある)。昨年めでたく結婚し、新婚生活をエンジョイ中。

鈴木賢二(LEON副編集長)

鈴木賢二(副編集長)

LEONが好きすぎてLEON編集部にたどり着いてしまった編集メンバーのひとり。前職はギャル雑誌の編集というすべらない話あり。LEONでは知能と知識を駆使し、時計担当として君臨。ファッションと時計が両輪のLEONにおいて欠かすことのできないキープレイヤー。黒い服を愛し、365日全身真っ黒(季節によって素材は変えているそう)。愛称、すーさん。近藤と並びLEONの副編集長を務める。

津坂泰輔(LEON編集部員)

津坂泰輔(編集部員)

遅れてやって来た大型新人(年齢的には全然フレッシュではない)。LEONの創刊編集長の岸田一郎氏がLEON後に作った雑誌やウェブサイトに従事していたが、数年前、満を持してLEONに参画。金髪剛毛がトレードマーク(金髪2号)で、ファッションや時計、クルマなどマルチに担当。ダイエットとリバウンドを永遠に繰り返しているが、食いしん坊のため、理想とするスリム化計画は夢のまた夢か……。

星野真琴(LEON編集部員)

星野真琴(編集部員)

LEON編集部のサポートを担っていたが、編集者の仕事を間近に見ているうちに興味をもち、ついにはエディターとしてのキャリアをスタートしたガテン系編集。心配性で女性的な性格と男勝りなキャラクターが相まって、独特のワールドを形成している。真面目な性格ゆえ、請け負った仕事は徹底的に頑張る頼もしい存在だが、心配性すぎてほかの編集者の1.5倍くらい打ち合わせをしたがるのはやや大変(笑)。

2023年11月号より
※掲載商品はすべて税込み価格です

■ お問い合わせ

サンクノワール 0120-292-910
サンローラン クライアントサービス 0120-95-2746
バブアー パートナーズ ジャパン 03-6380-9170
ヘルノ・ジャパン 03-6427-3424

LEON編集メンバーの偏愛中は他にも!

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