サラリと大人の色気を醸すなら「スモーキーカラー」がぴったり

スモーキーカラーはグレイッシュなトーンを帯びていますが、決して暗い色ではありません。むしろ明度は高め。ですが、彩度は抑えめです。そういう色調ですから、あくまでサラリと色っぽさを演出できます。さらに、傍にいる彼女を引き立てる役をも担ってくれるのですよ。

イタリア中部の街、ぺスカーラで2012年に生まれたニット専業ブランドによるコットン100％の半袖ニット。Tシャツ同様に使える一枚ながらクラス感滲む上質な仕上がりが魅力です。カラーはサルヴィアと名づけられたスモーキーなライトグリーン。そのニュアンスある色味にも大人の品格が漂います。

スモーキーなグリーンのニットをライトグレーのスーツに合わせ、差し色として使う。そもそもグレイッシュなトーンを帯びたスモーキーカラーゆえ、グレーとの相性は抜群。装いに華やぎ感をプラスしつつ、グレースーツがもつ品良くエレガントなムードを強調します。

お洒落において色というのは、その名のとおり色気に通じるファクターゆえ、重要なのは言うまでもありません。さらにアイテムのデザインや素材感にも増して、ひと目で旬が伝わりますから、普段のアップデイトがとっても肝要となるのです。

じゃ、いまモテるために必要なのはどんな色かというと、サラリで色っぽいスモーキーカラーこそ、お洒落のセンスを表現するのにふさわしいとLEONは考えます。つまり、大切なのは何色というよりもそのトーン。

グレイッシュなベールを一枚纏ったような落ち着きのあるニュアンスは、言わば大人の華やかさであり、距離感が近くなったいまのコミュニケーションにおいて大切な、上品さや繊細さを演出できる色調なのです。加えてスモーキーカラーは、一緒にいる女性を引き立て輝かせる色。そういう意味でも、男の役回りをちゃ〜んと理解した大人の色味といえるのですよ。

柔らかくなめらかな風合いと上品なスモーキーカラーを纏ったスリムシルエットのエンジニア ジャケット。素材には髪の毛の約1/20の細さという極細繊維で構成された、東レのウルトラスエードを使用。リアルスエードと見紛うようなエレガントな質感と機能性の高さが魅力で、環境への配慮も行き届いたハイテク素材。

ニットもパンツもネイビーで統一した装いに、スモーキーブルーのブルゾンをサラリ。このように同系色のこなしのなかにスモーキーカラーを用いれば、モダンながらも単調になりがちなワントーンコーデに上品な奥行き感を与えられます。