2024.06.18
オヤジはスーツで夜を駆ける【2】
艶リネンスーツの夜には夜の「タイドアップ術」
艶リネンスーツの装いにおいて、ご案内したいのが、ドレスアップの真骨頂たるタイドアップスタイルです。当然昼間のソレとは選びもこなしも違います。なにせ華やぐためのタイドアップですからね。
- CREDIT :
写真/人物・谷田政史(CaNN)、静物・蜂谷哲実(hachiya studio) スタイリング/村上忠正、土屋大樹 ヘアメイク/古川 純 文/竹内虎之介(シティライツ) 編集/津坂泰輔、井原宏太(ともにLEON)
ビシッとキメているのに危険な薫り。それが「夏夜専用タイドアップ術」
【Point1】 夜には夜のタイドアップ術で
ノンシャランを装う「小剣ズラし」
小剣ズラしの作り方【1】
まずは普通にプレーンノットで締める。その際、小剣を大剣より長く垂らす。
小剣ズラしの作り方【2】
後は左右どちらかに小剣をズラすだけ。タイを締めたあとにズラすように。
こなれた華やかさ薫る「ダブルディンプル」
ダブルディンプルの作り方【1】
完全に締める前にノットの上側に出た大剣の中央を摘み、W形の窪みを作ります。
ダブルディンプルの作り方【2】
次いでノット下側の大剣の両サイドをめくり上げ、そのW形を崩さぬように締め上げます。
色気をチラ魅せする「ボタン開け」
ボタン開けの作り方【1】
シャツの第1ボタンを外したまま、普通にプレーンノットでタイを締めます。
ボタン開けの作り方【2】
で、タイのノットは緩めることなく、シャツの襟をグイッと開く。それだけで完成です。
【Point2】 いま締めるならペラリな艶タイ
英国エバンス社のアーカイブからセレクトされた柄を、イタリアらしい配色で再構築したプリントタイ。作りは同ブランドの代名詞たるセッテピエゲ。
【2】 スカーフ柄を転用した軽やか〜な艶タイ
ネッカチーフやスカーフに用いられていたプリント柄を、タイに落とし込んだ一本。黒ベースながら、軽いシルク素材で軽快な印象に。
【3】 涼やかにしてどこかレトロなプリントタイ
北イタリアはコモ発のファクトリーによる軽妙なプリントタイ。オフ白ベースのモダン柄が涼やかな華やぎ感を演出します。
カラーピンで結び目もっこり
ペラリな艶タイは、結び目をもっこりと盛り上げることで、さらに華やぎ感が強調されます。その際役に立つのが、襟に付けてノットを持ち上げるカラーピン。各2970円/シップス(シップス 銀座店)
※掲載商品はすべて税込み価格です
■ お問い合わせ
アイネックス 03-5728-1190
麻布テーラープレスルーム 03-6273-1840
オメガ 0570-000087
シップス 銀座店 03-3564-5547
ストラスブルゴ カスタマーセンター 0120-383-563
トゥモローランド 0120-983-522
ビジュピコ 上野御徒町本店 03-3835-1111
ビームス プレスルーム 03-3470-9393
リングヂャケットマイスター206 青山店 03-6418-7855
ルックスオティカジャパン カスタマーサービス 0120-990-307
レガーレ 03-6805-1773