夏スタイルを格上げする、大人のお洒落バッグとは？

皆さん、ラフィアって聞いたことありますよね？ 夏の天然素材といえば、リネンやストローといった植物を原料とした素材が定番ですが、ラフィアもそのひとつ。マダガスカルが原産のヤシの一種、ラフィア椰子の葉を糸にしたものなんです。

ストローハットで使われるストローと似ていますが、ストローは葦科の植物で中空構造になっているのが特徴。またエスパドリーユで使われるジュートは、リネンと同じ麻の一種です。それぞれ特徴がありますが、ラフィアは天然樹脂を多く含んでいることから丈夫なのに柔軟性があり、さらに撥水性も備えているのが魅力なんだとか。

マダガスカル産のラフィアは特に質が良く、高級ブランドの夏バッグにおけるいわば御用達。植物繊維の布製バッグって選び次第ではチープに見えてしまうこともありますが、ラフィアなら前述のとおり天然樹脂を多く含んでいることで光沢感があり、リッチ感があるんですよね。

特に今年はメッシュやレースといった透け感のあるアイテムが人気とあって、ラフィアをざっくり編んだバッグへの注目度がさらに高まっているんです。しかも！ そんなカゴバッグ系は女性の大好物でもあるので、デートでも大活躍しちゃいますよ。

美しい光沢感は、まさにマダガスカル産のラフィアを使用すればこそ。パズルシリーズで展開されるバッグで、3色に染められたラフィアをミックスストライプ&幾何学パターンに編み上げることで、フラットに折りたたむことが可能。リゾートバッグとしてトロリーに忍ばせておいてもいいですよね。

で、こちらが折りたたんだ状態。こんなに薄〜くぺっちゃんこになっちゃうんです！ バッグって何かとかさばりがちですが、これだけ薄いと旅行時はもちろん、家での収納にも便利です。

透け感がトレンドの今シーズン。ラフィアを荷物が透けるほど大きな目で編み込んだこんなバッグは、まさにです。しなやかなラフィアのドレープも楽しめつつ、さらにゴールドカラーのメタル製カサンドラロゴやストラップの留め具が、リッチ感もしっかりアピールしてくれます。

天然素材ならではのナチュラルな色合いに、カーフレザー製のトップハンドルと刺繍によるロゴがアクセントになったショッピングバッグ。編み込みが実に緻密で、しなやかにして自立も可能です。ショルダーストラップ付きで、マチ幅も広めなので幅広いシーンで活躍してくれるかと。

ラフィアのナチュラルな風合いをより楽しむなら、こんなベージュカラーがオススメ。刺繍によるロゴとともに、開口部のブランケットステッチがリッチにして夏らしい遊び心を演出します。天然の樹脂が含まれている分、肌に直接触れてもチクチクしないのもラフィアの魅力です。

透け感のあるざっくりとしたクロシェ編みのトートバッグ。しなやかで光沢感が美しいラフィア風に加工を施した糸を使用しているのが特徴。コントラストカラーで刺繍されたレタリングとともに、マチにあしらわれたトライアングルロゴが、さらにリッチな雰囲気をアピールします。街にもビーチにも、夏旅にも重宝します。