オヤジこそ"柔"なムートンブルゾンで愛され度アップ！

力めば力むほど、あらぬ方向へ飛んでいってしまうのはゴルフボールだけではありません。肩に力が入った状態で目先のことに追われ、せかせかと気忙しくことをなすさまをさらした結果、“良かれ”がかえって印象を悪くしてしまう。

特に年齢を重ねたオヤジさんの場合、一度貼られた「余裕がない人」というOBのレッテルはなかなか剥がすことはできず、林同様入るのはとっても簡単なのに、そこから脱出するのは相当に困難です。

でもご存知のはず。ゴルフも人生も力むよりいかに脱力するかが成功の秘訣であると。少なくとも見ているお相手からは肩がリラ〜ックス♥して見えることはとっても重要ですから、今宵の逸品「ポール・スミス」のムートンブルゾンをご紹介しましょう。

オヤジ同様、羊界では大人とされる生後1年以上の豊かな厚みを備えたシープレザーを採用しており、深いグリーンとポール・スミスらしいシャープなフィット感は、染まりやすく、かつ柔軟性に富むシープスキンの利点を最大限に活かした至高の一着。

両の肩にのるように張り出した襟は、隣で寝入る彼女の頭を優しく受け止める羽衣であると同時に、いつしか肩の力の抜き方を忘れてしまったオヤジさんに親しみをプラスしてくれますよ。

こちらは裏返すと襟と同色のフルボアブルゾンに。いろいろなものを肩に背負ってきたことで、風格を醸すオヤジだからこそ愛くるしさも似合うのです。