お洒落オヤジは「艶ピカダウン」。カジュアルおじさんとは違います

オヤジのダウンといえば、ウールやカシミアなどリッチな素材を採用した一着がまず思い浮かぶところ。羽織るだけでオトナなムード漂う便利なアイテムですが、それらも定番化して久しいゆえ、一歩先を攻めて差別化したい方も少なくないのではと。で、改めて注目したいのが、あえてダウンの原点に立ち返った艶ピカ系。

目下モードの世界ではむしろコチラが主流で、それゆえエッジが効いた印象に映るのです。昔ながらのスポーツ系ダウンと違うのは、そのフォルム。羽毛の量感や襟の立体感、そしてほどユルなシルエットにより、カジュアルおじさんとは一線を画せるところがキモなんです。アップデイトされた艶ピカダウンの輝きは、そのまま際立つオーラとなって貴兄を引き立ててくれることでしょう。

ダウンの原点でもある艶ピカ系ですが、今回推したいのは昔ながらのスポーティなソレとは別物。上質さはもちろんボリューミーで立体感のあるフォルムを選ぶことが単なるカジュアルダウンと一線を画すカギになるのです。

【選びの条件01】 襟元シャキン！
スタンドカラーにしろフードにしろ、襟元がシャキンと立ち上がることでボリューミーなフォルムがいっそう引き立ちます。小顔効果も期待できますよ。

【選びの条件02】 光沢＆ボリューミー
スマートさが身上のドレス系ダウンとは真逆で、艶ピカダウンはマッチョなボリューム感を強調してこそ魅力を発揮。ボリューム感＆光沢感ががオススメです。

【選びの条件03】 ユルめシルエット
適度なゆとりを備えたシルエットがいまどきなのはほかのアウターと同様。レイヤードのしやすさを鑑みても、ほどユル感は選びの基本といえます。

元来スポーティな艶ピカダウンの着こなしは直球カジュアルではなくどこかにオトナなエッセンスを意識することが肝要。そのもっともカンタンな実践法は、ニット＆スラックスでドレスにまとめることです。

ハイゲージのニットにテーパードラインのスラックス、足元はクラシックなタッセルローファー。ドレスの定番コーデに艶ピカダウンを合わせるだけで、俄然新鮮な装いにアップデイトされます。首元にはカシミアシルクのストールを無造作に垂らして、エレガンスと色気を増強。

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