【お洒落スナップ／ダウンジャケット編 Part1】 真冬の鉄板ダウンの今どきな着こなし方とは？

半年ぶりに開催する国内スナップ企画。前回と同様に、有名セレクトショップのバイヤーやセールススタッフなどに出演いただき、冬コーデの着こなし方を教えてもらいます。

特集一発目となるのは、この時期誰もが気になる「ダウンジャケット」からスタート。軽くて暖かいのが魅力のダウンジャケットですが、街中で着るならいかにもアウトドアな雰囲気になるのは考えもの。そこでポイントとなるのが、クラシック、シンプル、ナチュラルの3条件。その辺りに注目して、お洒落の達人たちのダウンコーデをチェックされたし！

ダウンジャケットをはじめ、「ユーゲン」のパンツも「ユケテン」のシューズも、すべて黒で統一。実にミニマルですが、よく見るとダウンのステッチが独特で、パンツもクラシカルなストライプ入りと小ワザが効いているんです。アウトドアとクラシックを組み合わせる意外なヤリクチも、ワントーンなら上手くいくという好例。マットなナイロンでロゴも黒で統一され、都会的な雰囲気に。

フードはデタッチャブル仕様に。フードを外して千鳥格子柄のマフラーを巻くと、よりクラシカルな雰囲気が増したコーディネートに。

「ソリ」のぺッカリーグローブ。下手にグローブで色を差さずシンプルな色に徹することで、アウトドア×クラシックをなじませています。

「ユケテン」のキャンプモカシンも、アウトソールに至るまで黒で統一。スニーカーではなく革靴にすることで、アウトドア色が強くなりすぎるのを抑制。

たっぷりと入ったダウンに加え、引き裂きに強いリップストップ織りの表地や多ポケット使いなど、そのスペックは本格的。とはいえ、全体のデザインはシンプルとあって、ストライプ柄のワイドスラックスというクラシカルなパンツともマッチ。大人のアーバンアウトドアスタイルを楽しめるってワケです。

ダウンの表地は光沢を抑えており、アウトドア仕様にして上品な印象に。アクセサリーは極々さり気なく、「エルメス」のシェーヌ・ダンクルを一点着けで。

ダウンのボリュームとともに、ややワイドなシルエットのジャケットと好バランスなワイドスラックス。ストライプは極細で、意外にギャップが少なめ。

本格的な登山靴の顔つきながら、艶感のあるブラックレザーは、どこか都会的な洗練さが。ボリュームがありつつもウィズが幅広過ぎないのもその要因に。