ちょいオーバーサイズな"ゆったりコート"を今買う理由とは？

ゆったりしたシルエットによるリラックス感の演出は、もはやコートに限った話ではありません。大人にとって貫禄や威厳も大事ですが、一番カッコよく見えるのって実は余裕なんですよね。

で、その余裕とやらをアピールするのにうってつけなのが、ゆったりシルエットのラグランコートなんです。ラグランとは、襟の付け根から脇の下まで切り替えられた袖のこと。肩や腕の可動域を広げる定番のパターンで、スポーツウエアなどでおなじみです。それがゆったりシルエットと組み合わさることで、よりリラックス感のある着姿になるってワケ。

そして、最大のポイントがレイヤードしやすいこと。まだまだ寒い今時期にGジャンなどのブルゾンを重ね着した際、オーバーサイズに加え、ラグランは比較的肩口が広いためインナーとコートの肩位置を合わせる必要がないんです。ほら、オーバーサイズのラグランコートってかなり使えるでしょ？

リラックス感がありながらも品が良い。その両立で不動の人気を集めるのがこちら。モデルはチェスターコートをモダンに解釈した「スルボ」で、コットン生地によりまさにリラックス感のある着姿に。

とはいえ、軽やかな生地は2月にはまだ寒いので、インナーにGジャンを。グレスラにブーツを合わせれば、リラックスしつつも品良く、カジュアルだけどドレッシーなコートスタイルが完成します。

春先になれば、コットン生地の軽やかさを活かしてこんなクリーンでさわやかなカラーリングで。軽めの春ニットもカーゴパンツもコットンで合わせて、さらに足元にはスニーカーで、ラグランスリーブのスポーティな雰囲気をより楽しみましょう。

英国軍のバイカーコートに着想を得たパッチ&フラップポケットがアイコニックなこちら。スタッズ留め然りヴィンテージな雰囲気を匂わせながらも、生地は薄手で実に軽やか。ラグランスリーブ、そしてゆったりしたシルエットと相まって、着姿はリラックスしています。

貫禄や威厳といった印象が強い幅広のストライプ柄も、ラグランスリーブに加えてほどよくウエストにゆとりを持たせたこちらの「サロモン」なら、余裕のある着姿に。素材も、コットンにリネンとナイロンをブレンドしたもので、サラリと軽やかなドレープを描きます。

一見するとレザーのように見えますが、小松マテーレが開発したポリエステルとナイロンによるもの。そこに防水性のあるラミネートシートを組み合わせることで、レザーのような質感とハイテクな防水透湿を両立。軽さにも優れ、ゆったりしたシルエットと相まって快適です。