オトコのVゾーンに色気を付与する、スカーフの実力とは?

女ゴコロをくすぐるオトコの喉仏。その膨らみを際立たせてくれるのアイテムがスカーフです。Vゾーンを効果的に“魅せドコロ”に仕立てるテクニックをお教えしましょう！

CREDIT :: 写真／川田有二　スタイリング／吉野誠　ヘアメイク／伊藤歌苗　文／小曽根広光　編集／加藤寛太（LEON）

数センチの差が色気の分かれ目

英語ではAdam's Appleとよばれる喉仏。禁断の果実を食べたアダムがその欠片を喉に詰まらせた名残……などといわれますが、いずれにしろその膨らみは女性が男性にグッとくる魅せドコロのひとつ。それをスカーフ使いで際立たせましょうというのがコチラのお話です。ポイントは、首元をタイトに覆わず喉仏を露出させること。スカーフで目線を誘導しつつ、その先に待つアダムな色気で魅了、という算段です。

◆ エルメス

カシミアシルクがもたらす格別の艶気

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馬具をモチーフにした図案を、まるでレトロゲームのようなグラフィックにアレンジした「ブリッド・ドゥ・ガラ・ピクセル」柄の「カレH100」。カシミアシルク素材で、端のかがり縫いは手仕事で行われています。大判ゆえ巻いた時のドレープ感も見事。

彩りと香りの二重奏で魅せる

スカーフにフレグランスを纏わせて、首元からふわりと匂い立たせるという魅せ技も。彩りと香りの二重奏により、五感へ色気をアピールできます。自然とテクノロジーの融合をテーマに調香され、フレッシュな植物と都会的な洗練のイメージをあわせもつエルメスの「H24」オードパルファムは、魅せるフレグランスの好例。春にもぴったりです。100㎖。1万9580円（予定価格）／エルメス（エルメスジャポン）

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モテるオヤジは“イン”か“アウト”で選びを変える

トップスの中にスカーフの先をインするか、それともアウトするか。首元の印象が大きく変わるポイントですが、そのこなし方に合わせてスカーフ自体も使い分けるのがツウ。サイズはもちろん、形状も重要な選びのキモです。

【IN スタイル】

スマートな帯形ですっきりとチラ魅せ

◆ フラテッリルイージ×和光

汗ばむ季節まで楽しめるのも魅力

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イン使いなら、首元が膨らまない帯形が最適。リネン混の素材で、清涼感もキープできるため夏場にも重宝します。ブラックベースにブラウン系の幾何学柄というシックな配色ゆえ、合わせも選ばず重宝しますぞ。

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【OUT スタイル】

スクエア形でドレープ美を演出

◆ ヴィンセンツォミオッツァ

ほどよいサイズ感で汎用性も優秀

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スカーフの先をアウトして合わせるなら、定番のスクエア形がもっとも使い勝手よし。65㎝四方と大きすぎないサイズは、デニム地アウターのようにカジュアルなアイテムとも好相性です。サラリとしたコットンリネンにクラシックマリン調のプリントが施され、春らしい爽快感も発揮。

2025年3月号より
※掲載商品はすべて税込み価格です

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