【お洒落スナップ／カタログ編 Part7】 大人のデニムコーデなら、迷わず「黒」を選ぶべし！

インディゴデニムの魅力は認めつつも、選びや着こなし次第ではラギットな雰囲気が強いのも事実。やっぱり黒の方が断然大人見えしやすいのは皆さんも認めるところでしょう。スナップにご協力いただいたデニムの達人たちの中にも、黒＆グレーデニムを上手に着こなした方々が多くいましたしね。しかも今旬なちょい太シルエットで。

こちらのデニム記事でもお伝えしましたが、昨今、大人デニムシーンでも人気の太シルエット。リジッドならともかく、色落ちしたインディゴデニムともなればストリート感が強くなるのは周知のこと。でも、モード感のある黒&グレーならそれを回避できちゃうんですよね。つまり、黒なら太シルエット×色落ちでも、ちゃんと大人見えするってワケです。

といっても、バリバリに穴が空いたハードなダメージデニムとなると、ラフ&ストリートに逆戻り。ほどよい色落ちに留めておきましょう。足元もスニーカーじゃなく革靴を合わせると、色落ちデニムでもデートコーデが作れちゃいますよ！

左：ヘリンボーン織りのジャケットは、カスタムテーラー ビームスで。そこに全体的に色落ちしたグレーデニムを合わせてトラッドな雰囲気を匂わせつつも、チェック柄のタイや黒スエードのシューズでハズしを。

右：A-1タイプのブルゾンと黒デニムの合わせたと聞けば無骨なアメカジを想像しますが、デニムはクリース入りで、さらにインナーにはハイゲージのタートルネックニットに白シャツをイン。モノトーンでまとめることで、むしろ洗練された着こなしに。

環境に配慮した素材と製法にこだわり、日本の職人技術で仕立てられた黒デニム。素材はコットン100%で、シルエットのほかセルビッチなどヴィンテージな要素が。それでも黒ならどこかモード感があり、さらに全体をグレートーンでまとめればワークな4つポケジャケットとのコーデもシックな印象に。スエードのローファーも、その雰囲気を後押しします。

上のコーディネートで使用したのがこちら。ヴィンテージストレートと銘打つとおり、アメリカンヴィンテージな雰囲気を細部にまで注入した一本。とはいえ、いざはけば野暮ったさはなく、イマドキな空気感も。素材はオーガニックコットンを採用。生産時の環境負荷の軽減にも努めるなど、サステナブルなデニムパンツです。

13オンスの黒デニムを採用。シルエットはまさしくベーシックなストレートです。注目は色落ち加減で、サイドのパッカリングなど立体感を出しながらも、メリハリをあえてつけすぎていないんです。黒ということも相まって、色落ちデニムながらラフに見えすぎません。

昨今アメリカンなデニム回帰が目立つイタリアのデニムブランド。こちらもヴィンテージを意識した作りが見どころです。モデル名は「SEAN」で、ほどよいリラックス感のあるストレートシルエットと味のある色落ちがヴィンテージ感をアピール。コインポケットのレザー使いがアクセントに。

ほどよくゆったり感のあるリラックスストレートを採用する555。加工が施されていますが、かなり濃いめに黒が残っているのが見どころです。さらにアーキュエイトステッチも黒で統一されているので、より一層黒デニムならではのミニマル感を楽しむことができますよ。