【お洒落スナップ／カタログ編 Part6】 お洒落達人のコーデの要は腰元にアリ!?

"お洒落は細部に宿る"というお話を前回のカラーソックスの記事でも提案しましたが、今回スナップにご登場いただいたお洒落の達人たちが意識していた細部＝小物のもうひとつが「ベルト」です。

高級感と貫禄たっぷりのクロコダイルベルトや、LEONでも幾度となく提案している垂らしベルトなど、それぞれ個性のあるベルトをチョイスしていましたが、意外と使用率が高かったのが「メッシュベルト」。

メッシュベルトのメリットは、フラットなレザーベルトより凹凸のあるメッシュは腰元のアクセントになり、さらにダークでちょっと重たくなりがちな冬スタイルを透け感のあるメッシュが軽やかに見せてくれるところ。

もちろん冬コーデだけでなく、これからもっと軽快さをアピールしたい春コーデに役立つことは言わずもがな。アウターを脱いでベルトがチラ見えする機会も増えますので、いま手に入れて損はないはずですよ。

おふたりともシックなカラーでまとめたジャケットスタイルですが、腰元のベルトをメッシュベルトにすることで、重たくなりすぎずアクセントを付けているのがおわかりかと。ですが、しっかり他のアイテムと色をリンクさせて統一感を出しているのはさすが！

今時期から春夏も見据えるなら、こんなスエードのメッシュベルトがオススメ。深いブラウンの一本なら、腰元でメリハリをつけてくれるので、マイルドな淡色コーデのスパイスに。スエードレザーゆえに上品さの後押しにも。サングラスやシューズで素材感と色を合わせるのも、さり気ない洒落感演出のテクニックのひとつです。

上のコーディネート写真で使ったのがこちら。ほどよい毛羽感のスエードベルトは、ゴールドカラーのバックルとのコントラストが魅力。腰元のアクセントに最適な一本ですが、単に見た目だけにあらず。裏地をナイロンコードでデザインすることで、ベルトを通す際の滑りが良くノンストレス。シンプルでありながら気の利いたヤツなんです。

ツヤ感のある上質な牛革を1枚仕立てでデザインにしたこちら。一般的なブラックのレザーベルトは重厚な印象ですが、メッシュにすることで軽やかかつ抜け感を出すことが可能。あくまでもシンプルなデザインなので、上品コーデからカジュアルスタイルまで幅広くマッチします。

地厚なゴムメッシュを採用したこちら。職人が一つひとつ丁寧に編み込んだもので、バックルとループ、そして剣先にレザーを採用することで上品さもキープ。メッシュならではの透け感が軽快さを演出するも、部分使いのレザーとボルドーカラーが色っぽいアクセントにもなってくれます。

フロントのバックル部分と剣先にシボレザーを採用し、ボディ全体をストレッチに優れたメッシュで切り替えた一本。ホワイトゴムがクリーンさを香らせ、フロントではレザー×ゴールドが高級感を演出してくれます。前後で異なる表情を作ってくれるので、コーディネートのスパイス足しにぴったりです。