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2017.12.11

【公開!】冨永 愛、野宮真貴、田中知之、中村貞裕が愛用するルイ・ヴィトン

あらゆる人を魅了するルイ・ヴィトンですが、それは著名人やファッション関係者たちも同様です。ファッションに敏感な人たちが愛用するルイ・ヴィトンを拝見し、それぞれの思いを聞いてみました。

CREDIT :

文/松永尚久、川田剛史

ルイ・ヴィトンを愛用する、いまどきの洒落た大人たち

ルイ・ヴィトンが、時代を超えてこれほどまでに多くの人の心をキャッチしているのはなぜでしょう? 今回、ファッション業界をはじめ、幅広い分野で活躍するお洒落な著名人が愛用するルイ・ヴィトンを特別に拝見。ルイ・ヴィトンの魅力を探るべく、ファッションに精通するみなさんに、それぞれのエピソードやブランドについて思うことを伺いました。

伝統を守りながら、夢のある物語を紡ぐブランド

◆ 冨永 愛さん / モデル

ルイ・ヴィトンのコレクションではランウェイを飾ったこともある、冨永さん。

「私のルイ・ヴィトンとの思い出は、なんといっても、2014年の春夏までレディース・コレクション アーティスティック・ディレクターであったマーク・ジェイコブスとの出会いですね。ショーにも出させて頂きましたし、彼のコレクションにはいつも驚かされ、どんなコレクションになるのか、いつも楽しみでした。ルイ・ヴィトンの彼のオフィスには、数多くの絵画の写真集や書籍、コレクションのインスピレーションになる物が溢れていました。『伝統を守りながら、夢のある物語を紡ぐのが楽しくもあり、大変だよ』と話されていたのを思い出します」と貴重な出会いを語っていただきました。

アイテムに関しても、素晴らしい出会いをされているようで、今回3つのお気に入りをご紹介いただきました。ひとつめは、15年前から愛用しているというトロリー。「仕事で海外を飛び回る生活の時も、プライベートでの家族旅行でもいつも一緒です。サイズ感が絶妙で、一番使いやすいですね」

「モン・モノグラム」のパーソナライゼーションを施したキーポル・バンドリエールは、東京でおこなわれたファッション・イベントにて購入。「こちらも旅行には欠かせない存在です。ストライプの配色も自分で選ぶことができたので、ポップになったのがお気に入り」。そしてもう1点は、小ぶりで使いやすいアルマ。「繊細なスパンコールが、カジュアルにもシックにもどんなスタイルにも合わせやすくて、長年愛用しています」
愛用のルイ・ヴィトンはこの3点。どれも冨永さんの日常に欠かせないものになっているようです。
愛用のルイ・ヴィトンはこの3点。どれも冨永さんの日常に欠かせないものになっているようです。
マーク・ジェイコブスによるルイ・ヴィトンのショー(2011年春夏)に出演した時の冨永 愛さん
マーク・ジェイコブスによるルイ・ヴィトンのショー(2011年春夏)に出演した時の冨永 愛さん
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◆ 冨永 愛さん / モデル

1982年生まれ。17歳でNYコレクションにデビューし、一躍話題となる。以後、約10年間に渡り、世界の第一線でトップモデルとして活躍。その後、拠点を東京に移し、モデルの他、多彩な分野で才能を発揮。17年10月からは新事務所「UNDER GROUND」を設立、今後さらに新しい魅力を発信していく。

●オフィシャルサイト
www.tominagaai.net

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大人だからこそ楽しめる高級感と、品格と遊び心がある

◆ 野宮真貴さん / ミュージシャン

常に多くの女性に「おしゃれ=自分を大切に扱うこと」の大切さを音楽やライフスタイルを通じて発信している野宮真貴さん。そのワードローブには、ルイ・ヴィトンのアイテムも多いそうです。なかでもお気に入りは、15〜6年ほど前に購入されたモノグラム・モチーフのシルクのトレンチコート。

「マーク・ジェイコブスがレディース・コレクション アーティスティック・ディレクターを務めていた頃の、80sスタイルのコレクションでの1点です。80年代をリアルタイムで過ごした私は、数々の過剰気味なファッションに身を包み得意気になっていたものの、後から振り返れば、赤面するくらいバブリーで浮かれたトトホな時代でした。ところが、2000年になってから発表された、マークがデザインする80sルックは大人だからこそ楽しめる高級感と、品格と遊び心があり、久しぶりに80sスタイルが新鮮に見えワクワクしたものです」

また、新鮮さがあると同時に、伝統やいつまでも使い続けていたくなる品質の良さも共存しているところが魅力的なのだそうです。

「だから、長年使っていた旅行用のトロリーがだいぶくたびれてきたので、修理をしようか新しいのに買い換えようか悩み中です」
野宮さんお気に入りのトレンチコート。「これ以外にもニットやスカート、靴など色々と購入した憶えがあります」
野宮さんお気に入りのトレンチコート。「これ以外にもニットやスカート、靴など色々と購入した憶えがあります」
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◆ 野宮真貴さん / ミュージシャン

「ピチカート・ファイヴ」3 代目ヴォーカリストとして、90年代に一斉を風靡した「渋谷系」ムーブメントを国内外で巻き起こし、 音楽・ファッションアイコンとなる。最近は、音楽活動のみならず、ファッションやヘルス&ビューティーのプロデュース、エッセイストなど多方面で活躍中。最新アルバム『野宮真貴、ホリデイ渋谷系を歌う。』や、近著『おしゃれはほどほどでいい』(幻冬舎)が好評。

●オフィシャルサイト http://www.missmakinomiya.com/

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アルバム『野宮真貴、ホリデイ渋谷系を歌う。』
ユニバーサルより発売中

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音楽と切っても切れない関係なのが、ルイ・ヴィトンなのです

◆ 田中知之さん(FPM)/ DJ、プロデューサー

ルイ・ヴィトンについて尋ねると「クラフトマンシップとトレンド。アンビバレンツ(※相反する要素が一つに収まっていること)な双方のバランスが素晴らしい」と語る田中知之さん。

愛用の品はレコード用トランクとヴィンテージの化粧品用トランクです。レコード用トランクは”モノグラム”誕生100周年を記念して1996年にヘルムート・ラングがデザインしたもの。ヴィンテージの化粧品用トランクは12年ほど前に海外のヴィンテージショップで購入。幅がレコード用と同じだったことから、蓋は締まらないものの、こちらもレコードの収納に活躍しています。実に田中さんらしいユニークなアイデア。

ルイ・ヴィトンが村上隆さんと2回、コラボレーションを行なった際に、田中さんはワールドワイドキャンペーンのアニメ映像の音楽をFPMとして担当。「最初のコラボレーションのときは表参道のショップで行われたパーティでDJをさせてもらいました。共演は初期のAKB48でしたね」と興味深いエピソードも。
ルイ・ヴィトン純正のレコードケース。まさに田中さんにぴったりなセレクトです。
純正のレコードケース。まさに田中さんにぴったりなセレクトです。
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ヴィンテージのルイ・ヴィトンの化粧品用のケースをレコード入れに。
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◆ 田中知之さん(FPM)/ DJ、プロデューサー

DJ/プロデューサーとして国内外で活躍。オリジナルアルバムのリリースのほか、多数のアーティストのプロデュースも手掛けており、リミキサーとしても、布袋寅泰、UNICORN、サカナクションなど100曲以上の作品を手掛けている。活動の幅は音楽のみに留まらず、特にヴィンテージウェアのコレクターとしては知る人ぞ知る存在。

●オフィシャルサイト www.fpmnet.com

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止まることがない進化するブランド像が魅力です

◆ 中村貞裕さん / トランジットジェネラルオフィス代表

「ルイ・ヴィトンは歴史も品格もありながら、アートやデザイナーブランドとのコラボレーションなど、カルチャーミックスに積極的。止まることがない、進化する老舗メゾンというイメージを持っています」と中村さん。今回はそんな中村さんの愛用する3アイテムを拝見しました。

ペンケースは、ルイ・ヴィトン表参道店で衝動買いしたもので、「先輩の誕生日のプレゼントとして購入し、自分も買ってしまった」というエピソードも。フラグメントデザインとのコラボレーションによる「カバ・ライト」もお気に入り。「こちらの『カバ・ライト』は藤原ヒロシさんと会ったときに使っているのを見て、狙っていました。旅行やゴルフにぴったりです」

いまはルイ・ヴィトンのアメリカズカップのウエアが気になっているそうですが、ご購入されましたら、また拝見させてください!
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衝動買いしたという人気のペンケース「トゥルース・エリザベット」。
ルイ・ヴィトン×フラグメントデザインの「カバライト」。
ひと目で気に入ったというルイ・ヴィトン×フラグメントデザインの「カバ・ライト」。
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◆ 中村貞裕さん / トランジットジェネラルオフィス代表

1971年生まれ。慶応義塾大学卒業後、伊勢丹を経て2001年にトランジットジェネラルオフィスを設立。アパレルブランドとのカフェやレストランなど約90店舗を運営。台湾発世界一のかき氷「ICE MONSTER」はじめ、ニューヨークで行列の大人気ペイストリーショップ「DOMINIQUE ANSEL BAKERY」や、モダンギリシャレストラン「THE APOLLO」などを日本で展開。その他、シェアオフィスやホテル、鉄道などのプロデュースを行い常に話題のスポットを生み出している。 

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