2018.03.29
春のグレースーツ、モテる1週間コーデ【木〜土編】
男の気品が匂い立つ一着として不同の定番であるグレースーツ。ただし、そのグレースーツも服地のトーンや着こなし方によって与える印象はさまざま。そこでオンタイムによくあるシーンを踏まえた、月曜から土曜日までの洒脱なこなし方をご紹介。
- CREDIT :
写真/蜂谷哲実(hachiya studio) スタイリング/吉野誠 文/長谷川剛
グレースーツは装い次第でさまざまなシーンに対応します
なかでも心も浮き立つ春夏のシーズンに着こなすなら、ライトトーンのスーツがオススメ。カラフルなシャツやタイと合わせることで、一層華やかな洒落感際立つスタイルが構築可能です。
その着こなしレクチャーにおける後編では、高感度なオフィススタイルから週末に最適なドレスダウンスタイルを提案。読めばスーツの可能性が広がること間違いありません!
【木曜日】
違いの分かる“通”なグレーのこなし方
一見、地味とも言える濃いグレーの一着は、トレンド感溢れるシャツ&タイを大胆に取り入れても、お洒落過ぎに見せない包容力を持つところが大きなポイント。
スーツと同系色でもあるブラックは、モードにも通ずる洒落感あるカラーとして、クラシックスタイルに取り入れる手法が昨今静かなブームとなるもの。
白黒ストライプのタブカラーシャツに、黒ベースの幾何学柄タイなどを取り入れたコーディネイトは、王道でありながら非常に通好みな合わせ方と言えるのです。
【金曜日】
カジュアルフライデーも季節感を品良く取り入れて
そしてこの季節にスーツをカジュアルにドレスダウンさせるなら、ポロニットの起用が失敗も少なく合理的。「ポロ」と言うとスポーティな鹿の子地の一着をイメージする人も多いのですが、品格ある装いを目指す意味でも、ハイゲージのニット編みによる大人のポロを選んでいただきたいところ。
ポロの色みは各自の好みとなりますが、温暖な今の季節であるなら、オフィスの雰囲気もパッと華やぐ明るめカラーを選んでみるのも一興です。
【土曜日】
シックにして意外性ある高感度な着こなし
スーツスタイルの品格はキープしつつもセンスを感じさせる、高感度なドレスダウンスタイルをいくつかマスターしておくことも、ドレッサーの必修科目と言えるのです。
昨今はTシャツなどカットソーをテイラードアイテムに合わせる人も多いのですが、その装いはすでに平凡であり、ときにリラックスすぎる印象になることも。そこへいくとバンドカラーシャツを取り入れた着こなしは、衿羽根がないぶん寛いで見えながら、布帛ゆえのカッチリ感により、適度なドレスダウンコーデとなる妙手のひとつ。さらにこの一着はトレンドでもある着丈長めがポイント。
モードなエッセンスによりスーツスタイルでありながら、スーツ姿らしからぬフレッシュな個性を感じさせるところも魅力です。
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