2018.07.30
え? スーツに!? 大人が知っておくべきサンダルの選び方&履き方
連日の酷暑。こうも暑いと、サンダルでなきゃ出かける気になれません。とはいえ、その気楽な足元、街中なのにご近所さん顔になってませんか?
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写真/蜂谷哲実(hachiya studio) 文/安岡将文 スタイリング/稲田一生
ポイントは、肌露出の面積や素材の質感。例えつま先が露出していようと、甲の部分が隠れていれば案外ドレッシーな印象でまとまります。素材は、いかにもサンダルなラバーやナイロンではなく、重厚感のあるレザーを選ぶのが正解。さらに、小物によるラグジュアリー演出も抜かりなく行えば、スーツ×サンダルも成立するというわけ。クールかつスタイリッシュなサンダルコーデで、暑い夏を乗り切りましょう!
◆ フラテッリ ジャコメッティ
ドレッシーに履くなら、革靴顔のサンダルが狙い目

つま先が覆われたグルカサンダルは、まさにその筆頭でしょう。グルカサンダルでなくとも、甲の大部分が覆われていれば十分ドレッシーです。こんな型押しクロコのダブルモンクタイプなど、まさにその好例です。夏には堅苦しいダブルも、スーツの端然さを保ちつつ、夏にふさわしい涼やかさとヌケ感を持って楽しめますね。

大人のスタイルにハマる、革靴顔のサンダルはこの3つ
◆ デュカル
まずはお約束のグルカサンダル、それもこんな艶色で

低くめの甲や、ややノーズが長めなラストも、ともすれば軽々しくなりがちな夏コーデに大人な艶感を与えてくれます。これぞ、大人のサンダル選びにおける、王道中の王道です。
◆ パラブーツ
トゥは覆われても、ヒールは丸出しで涼しく

一方、バックスタイルはまさしく夏顔。ストラップを配しヒールを露出したデザインは、実に涼やかです。厚みを持たせたソールによって、長時間歩行も楽チンですよ。
◆ ブラドール
良い意味で軽くない、超幅広レザーストラップ

幅広いストラップを配したこちらも、肉厚なカウレザーが革靴に負けず劣らずな重厚感を主張。フッドベッドも、もちろんレザーを採用しています。
◆ ビルケンシュトック
季節感を求めた爽やかカジュアルには、軽快な中にもシックな質感を求めるべし

爽やかなブルーのラインが涼しげな白シャツに、淡いトーンの腰巻ニットとストレッチチノで品よくまとめたこちらの着こなし。合わせるのはビルケンシュトックのアリゾナです。
スタッズワークがニュートラルなウェアにアクセント効かせつつも、ストラップのレザーはマットな質感で大人っぽい印象に。スエードのメッシュベルト然り、マットな質感ならラフなサンダルでも大人の落ち着き感が演出できるんです。

大人のスタイルにハマる、軽快サンダルはこの3つ
◆ ブルーオーバー
手間のかかる栃木レザーで、こだわり感をアピール

ベルクロタイプの幅広ストラップも、品よく履けるポイント。ワイドなウィズと厚手のヌメ革を採用したフッドベッドが、心地よい履き心地を楽しませてくれます。
◆ ユッタニューマンニューヨーク
作りは実に剛健ですが、柔色スエードなら上品

そんな重厚な作りながら、ベージュスエードのスエードストラップなので、軽やかな顔つき。白のコットンパンツと合わせればリゾートにぴったりです。
◆ スイコック パープルレーベル
スポーティな1足も、ライトグレーで都会的に

ベルクロのストラップや、ビブラム社と共同開発したアンチバクテリアル加工済みフッドベッドなど、快適仕様も満載。ライトトーンのグレーヌバックが、そんな個性的で機能的な1足を大人顔に見せてくれます。
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