2018.07.30
え? スーツに!? 大人が知っておくべきサンダルの選び方&履き方
連日の酷暑。こうも暑いと、サンダルでなきゃ出かける気になれません。とはいえ、その気楽な足元、街中なのにご近所さん顔になってませんか?
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写真/蜂谷哲実(hachiya studio) 文/安岡将文 スタイリング/稲田一生
ポイントは、肌露出の面積や素材の質感。例えつま先が露出していようと、甲の部分が隠れていれば案外ドレッシーな印象でまとまります。素材は、いかにもサンダルなラバーやナイロンではなく、重厚感のあるレザーを選ぶのが正解。さらに、小物によるラグジュアリー演出も抜かりなく行えば、スーツ×サンダルも成立するというわけ。クールかつスタイリッシュなサンダルコーデで、暑い夏を乗り切りましょう!
◆ フラテッリ ジャコメッティ
ドレッシーに履くなら、革靴顔のサンダルが狙い目
![サンダル16万円/フラテッリ ジャコメッティ(ウィリー)、スーツ13万円/ストラスブルゴ、ベルト2万8000円/アラルディ1930(ともにストラスブルゴ)、カットソー1万8000円/セブンティ(カルタゴ)、ネッカチーフ1万1000円/オフィチーナ スローウエア(ザ スローウエア ストア 東京ミッドタウン店)、メガネ3万5000円/オリバー ゴールドスミス(ジービーガファス大阪堀江店)、ブレスレット136万5000円、リング台48万円、フラットトップ44万円/すべてフレッド、時計000万0000円/フランク ミュラー(フランク ミュラー ウォッチランド東京)](https://assets-www.leon.jp/image/2018/07/23202010929459/0/WL07136599.jpg)
つま先が覆われたグルカサンダルは、まさにその筆頭でしょう。グルカサンダルでなくとも、甲の大部分が覆われていれば十分ドレッシーです。こんな型押しクロコのダブルモンクタイプなど、まさにその好例です。夏には堅苦しいダブルも、スーツの端然さを保ちつつ、夏にふさわしい涼やかさとヌケ感を持って楽しめますね。
![null](https://assets-www.leon.jp/image/2018/07/23202032471953/0/WL07136739.jpg)
大人のスタイルにハマる、革靴顔のサンダルはこの3つ
◆ デュカル
まずはお約束のグルカサンダル、それもこんな艶色で
![ワイングルカサンダル7万4000円/デュカル(トレーディングポスト青山本店)](https://assets-www.leon.jp/image/2018/07/23202053465433/0/WL07136634.jpg)
低くめの甲や、ややノーズが長めなラストも、ともすれば軽々しくなりがちな夏コーデに大人な艶感を与えてくれます。これぞ、大人のサンダル選びにおける、王道中の王道です。
◆ パラブーツ
トゥは覆われても、ヒールは丸出しで涼しく
![3万4000円/パラブーツ(パラブーツ青山店)](https://assets-www.leon.jp/image/2018/07/23202704056086/0/WL07136642.jpg)
一方、バックスタイルはまさしく夏顔。ストラップを配しヒールを露出したデザインは、実に涼やかです。厚みを持たせたソールによって、長時間歩行も楽チンですよ。
◆ ブラドール
良い意味で軽くない、超幅広レザーストラップ
![1万6000円/ブラドール(ポスト78)](https://assets-www.leon.jp/image/2018/07/23202134752928/0/WL07136641.jpg)
幅広いストラップを配したこちらも、肉厚なカウレザーが革靴に負けず劣らずな重厚感を主張。フッドベッドも、もちろんレザーを採用しています。
◆ ビルケンシュトック
季節感を求めた爽やかカジュアルには、軽快な中にもシックな質感を求めるべし
![サンダル3万7800円/スタンダード カリフォルニア×HTC(スタンダード カリフォルニア)、シャツ2万1000円/セオリー(リンク・セオリー・ジャパン)、カットソー1万8500円/ザノーネ、パンツ3万3000円/インコテックス(ともにザ スローウエア ストア 東京ミッドタウン店)、ニット2万4000円/スローン、ネックレス3万円、バングル6万6000円、リング5万円/すべてシンパシー・オブ・ソウル(S.O.S fp 恵比寿本店)、時計92万5000円/ゼニス、ベルト2万3000円/ダミーコ(カルタゴ)](https://assets-www.leon.jp/image/2018/07/23202153014960/0/WL07136572.jpg)
爽やかなブルーのラインが涼しげな白シャツに、淡いトーンの腰巻ニットとストレッチチノで品よくまとめたこちらの着こなし。合わせるのはビルケンシュトックのアリゾナです。
スタッズワークがニュートラルなウェアにアクセント効かせつつも、ストラップのレザーはマットな質感で大人っぽい印象に。スエードのメッシュベルト然り、マットな質感ならラフなサンダルでも大人の落ち着き感が演出できるんです。
![null](https://assets-www.leon.jp/image/2018/07/23202210069250/0/WL07136746.jpg)
大人のスタイルにハマる、軽快サンダルはこの3つ
◆ ブルーオーバー
手間のかかる栃木レザーで、こだわり感をアピール
![0万0000円/ブルーオーバー(バートン)](https://assets-www.leon.jp/image/2018/07/23202224198033/0/WL07136639.jpg)
ベルクロタイプの幅広ストラップも、品よく履けるポイント。ワイドなウィズと厚手のヌメ革を採用したフッドベッドが、心地よい履き心地を楽しませてくれます。
◆ ユッタニューマンニューヨーク
作りは実に剛健ですが、柔色スエードなら上品
![5万2000円/ユッタニューマン(ピルグリム サーフ+サプライ)](https://assets-www.leon.jp/image/2018/07/23202237199195/0/WL07136637.jpg)
そんな重厚な作りながら、ベージュスエードのスエードストラップなので、軽やかな顔つき。白のコットンパンツと合わせればリゾートにぴったりです。
◆ スイコック パープルレーベル
スポーティな1足も、ライトグレーで都会的に
![2万7000円/ニードルズ×スイコク(ネペンテス)](https://assets-www.leon.jp/image/2018/07/23202250904746/0/WL07136635.jpg)
ベルクロのストラップや、ビブラム社と共同開発したアンチバクテリアル加工済みフッドベッドなど、快適仕様も満載。ライトトーンのグレーヌバックが、そんな個性的で機能的な1足を大人顔に見せてくれます。
■ お問い合わせ
アンプジャパン
ウィリー 03-5458-7200
S.O.S fp恵比寿本店 03-3461-4875
カルタゴ 03-3562-2323
ザ スローウエア ストア 東京ミッドタウン店 03-6721-1583
ジービーガファス 03-6427-6989
スタンダード カリフォルニア 03-3770-5733
ストラクト 06-6447-6030
ストラスブルゴ(メンズ) 0120-383-563
スローン 03−3448−0207
ゼニス 03-5524-6420
トレーディングポスト青山本店 03-5474-8725
パラブーツ青山店 03-5766-6688
ピルグリム サーフ+サプライ 03-5459-1690
フランク ミュラー ウォッチランド東京 03-3549-1949
フレッド 03-3263-9413
ポスト78 03−6459−5855
ネペンテス 03-3400-7227
リンク・セオリー・ジャパン 03-6865-0206
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