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2018.08.23

人気のロゴモノ。世代を超えて着たい6メゾン

昨今のストリートスタイルでも注目されているロゴ入りアイテムですが、かつての流行を知る大人にとっては少々とっつきづらいところもあるかと。そんな大人にはラグジュアリーブランドのロゴものがオススメです!

CREDIT :

写真/島本一男(BAARL) 文/池田保行(zeroyon) 編集/長谷川茂雄

80年代はDCブランド、90年代の裏原ブームでも、ともにロゴアイテムの大流行がありました。そして昨今もストリート感のあるデカロゴが再燃中です。大人にとっては懐かしさも手伝って、少なからず気恥ずかしくあるのもまた事実。でも、それらは簡単にストリートテイストを醸し出すにはうってつけなのです。では、大人に相応しいロゴものとは、どんなものが良いのでしょうか。

昔の若造だった頃とはひと味もふた味も違う大人のロゴものは、ラグジュアリーブランドから選ぶことをオススメします。「ラグジュアリーブランドにロゴものなんかあるの?」と思われるかもしれませんが、今どきのラグジュアリーブランドでクリエイティブディレクターとして活躍している方々は、皆さん80年代や90年代のストリートファッションを経験してきているだけに、当時を懐かしむかのようにロゴアイテムを多彩にリリースしているんです。

しかもポップでキャッチーなデザインは、ひと目で高級ブランドと誰にでも分かるため、着ていることを雄弁にアピールできるのです。リッチでモダンな大人ってことを、自ら言わずしてわかってもらえるのですから、これでモテない理由がありませんよね。

◆ フェンディ   

プリントもロゴもアートの時代です

カットソー7万2000円、ブルゾン21万7000円、パンツ11万5000円、サングラス3万8000円、靴7万9000円/すべてフェンディ(フェンディ ジャパン)
Tシャツ7万2000円、ブルゾン21万7000円、パンツ11万5000円、サングラス3万8000円、靴7万9000円/すべてフェンディ(フェンディ ジャパン)
ロゴアイテムを大人に着こなすコツは、色数を抑えてロゴを引き立てること。黒ベースや濃紺のロゴTなら黒のブルゾンや、黒パンと合わせるのが基本です。ちなみに、こちらのTシャツのプリントは、現代アーティストのヘイ・レイリーの作品。

レイリーといえば自身のインスタグラムにアップした"FENDI/FILA"のパロディロゴがフェンディの目に止まって、実際に商品化されたという逸話の持ち主。"FFロゴ"をライン使いしたパンツもトラックパンツ風で、とっても今風なんです。
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◆ ディースクエアード 

あのラップグループへのオマージュ、ガン見せ or チラ見せ?

カットソー4万3000円、スーツ15万8000円、ウォレットチェーン0万0000円、ベルト0万0000円、靴0万0000円/すべてディースクエアード(ディースクエアード 東京)
カットソー4万3000円、スーツ15万8000円、ウォレットチェーン5万5000円、ベルト2万3000円、靴 参考商品/すべてディースクエアード(ディースクエアード 東京)
ロゴ着こなしの基本に忠実に黒ベースで合わせたテーラードジャケットのスタイル。インのTシャツの「RUN DAN」ロゴは80’sを代表するラップグループのロゴを大胆にオマージュ、懐かしさから、むしろ1枚で着たい人もいるかと思いますが、ジャケットの前を開けてチラ見せぐらいでも十分。

ベルトのロゴ使いも80’s風で、ここまで来たら開き直ってアクセサリーとして使うのが正解ではないでしょうか。

◆ ジョルジオ アルマーニ 

当時のアーカイブを今どきニットにモダナイズ

ニット12万5000円、パンツ9万9000円、バックパック28万円、靴11万8000円/すべてジョルジオ アルマーニ、ベルト2万7000円/エンポリオ アルマーニ(すべてジョルジオ アルマーニ ジャパン)
ニット12万5000円、パンツ9万9000円、バックパック28万円、靴11万8000円、ベルト 参考商品/すべてジョルジオ アルマーニ(ジョルジオ アルマーニ ジャパン)
80年代に流行した、もはやモノグラムともいえる全面ジャカードロゴニット。アルマーニのこちらは、リアルに当時のアーカイブを現代的なシルエットに再現したものです。

一見着こなすのが難しそうですが、モノトーンコーデで統一すれば意外に簡単。秋冬にはアウターを羽織ると思えば、このぐらい派手なロゴニットも案外着こなしやすいんです。
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◆ ドルチェ&ガッバーナ 

人気のシリーズ最新作がスポーティな新鮮なブルーで登場

4万8000円/ドルチェ&ガッバーナ(ドルチェ&ガッバーナ ジャパン)
4万2000円/ドルチェ&ガッバーナ(ドルチェ&ガッバーナ ジャパン)
ロゴとクラウンのコンビネーションに「MILANO」とプリントされたプレイフルなデザインで人気のシリーズTシャツに、今季、「CAPLI」バージョンが登場。カプリ島の青の洞窟を思わせるブルーのカラーと、袖にリブをあしらったスポーティなデザインが、大人のロゴTらしくリッチな気分です。ジムでトレーニングウェアとして着ていたら、かなりの貫禄モノです。

◆ ジバンシィ 

デカロゴのスウェットシャツはリアルトレーニングウェア風

11万4000円/ジバンシィ(ジバンシィ表参道店)
11万4000円/ジバンシィ(ジバンシィ表参道店)
元々、テーラードにスポーツウェアのエッセンスを取り入れるのが得意なジバンシィ。スウェットシャツの大胆ロゴのスウェットシャツは、裏毛仕様でヘビロテ可能なリアルストリート風味のアイテムとなっています。

トレーニングウェアのソレを思わせるデザインは、デイリーにも使えそう。ラグランスリーブ&ビッグシルエットで、今風にショルダーを落として着るのがお約束です。
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◆ ランバン 

さりげない同色ロゴが古着風のスウェットパーカ

00万0000円/ランバン(ランバン ジャパン)
14万4000円/ランバン(ランバン ジャパン)
一体どこにロゴ?と思わせますが、じつは左胸にLがステッチで施されたレタードのスウェットパーカなんです。しかも素材はコットンではなくウールのスウェットという贅沢なもの。

裾にも「L」のタブ付きで、こういう細かいデザインは、いかにもストリートウェアを知っているデザイナーらしい仕事ぶりです。

フラットシームを使ったり、裾や袖口に白ラインを配するなどの扱い方も、もしかして古着好き?と思わせる”わかってる”意匠で、服好きな大人ストリートにはたまらないはず。
※掲載商品はすべて税抜き価格です

■ お問い合わせ

ジバンシィ表参道店 03-3404-0360
ジョルジオ アルマーニ ジャパン 03-6274-7070
ディースクエアード 東京 03-3573-5731
ドルチェ&ガッバーナ ジャパン 03-6419-2220
フェンディ ジャパン 03-3514-6187
ランバン ジャパン 03-4500-6172

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