2018.08.23
人気のロゴモノ。世代を超えて着たい6メゾン
昨今のストリートスタイルでも注目されているロゴ入りアイテムですが、かつての流行を知る大人にとっては少々とっつきづらいところもあるかと。そんな大人にはラグジュアリーブランドのロゴものがオススメです!
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写真/島本一男(BAARL) 文/池田保行(zeroyon) 編集/長谷川茂雄
昔の若造だった頃とはひと味もふた味も違う大人のロゴものは、ラグジュアリーブランドから選ぶことをオススメします。「ラグジュアリーブランドにロゴものなんかあるの?」と思われるかもしれませんが、今どきのラグジュアリーブランドでクリエイティブディレクターとして活躍している方々は、皆さん80年代や90年代のストリートファッションを経験してきているだけに、当時を懐かしむかのようにロゴアイテムを多彩にリリースしているんです。
しかもポップでキャッチーなデザインは、ひと目で高級ブランドと誰にでも分かるため、着ていることを雄弁にアピールできるのです。リッチでモダンな大人ってことを、自ら言わずしてわかってもらえるのですから、これでモテない理由がありませんよね。
◆ フェンディ
プリントもロゴもアートの時代です
レイリーといえば自身のインスタグラムにアップした"FENDI/FILA"のパロディロゴがフェンディの目に止まって、実際に商品化されたという逸話の持ち主。"FFロゴ"をライン使いしたパンツもトラックパンツ風で、とっても今風なんです。
◆ ディースクエアード
あのラップグループへのオマージュ、ガン見せ or チラ見せ?
ベルトのロゴ使いも80’s風で、ここまで来たら開き直ってアクセサリーとして使うのが正解ではないでしょうか。
◆ ジョルジオ アルマーニ
当時のアーカイブを今どきニットにモダナイズ
一見着こなすのが難しそうですが、モノトーンコーデで統一すれば意外に簡単。秋冬にはアウターを羽織ると思えば、このぐらい派手なロゴニットも案外着こなしやすいんです。
◆ ドルチェ&ガッバーナ
人気のシリーズ最新作がスポーティな新鮮なブルーで登場
◆ ジバンシィ
デカロゴのスウェットシャツはリアルトレーニングウェア風
トレーニングウェアのソレを思わせるデザインは、デイリーにも使えそう。ラグランスリーブ&ビッグシルエットで、今風にショルダーを落として着るのがお約束です。
◆ ランバン
さりげない同色ロゴが古着風のスウェットパーカ
裾にも「L」のタブ付きで、こういう細かいデザインは、いかにもストリートウェアを知っているデザイナーらしい仕事ぶりです。
フラットシームを使ったり、裾や袖口に白ラインを配するなどの扱い方も、もしかして古着好き?と思わせる”わかってる”意匠で、服好きな大人ストリートにはたまらないはず。
■ お問い合わせ
ジバンシィ表参道店 03-3404-0360
ジョルジオ アルマーニ ジャパン 03-6274-7070
ディースクエアード 東京 03-3573-5731
ドルチェ&ガッバーナ ジャパン 03-6419-2220
フェンディ ジャパン 03-3514-6187
ランバン ジャパン 03-4500-6172
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