人気のミニバッグ、いまから買うなら巾着が本命!?

オンオフ共に、クラッチバッグが手持ちバッグのトレンドを牽引して数年。ここにきて、有力な選択肢が登場しました。それが巾着。口を紐で縛っただけの、シンプルにして昔ながらのバッグです。ここ最近、和を取り入れたスタイルが注目を集めていた流れもあり、休日バッグとして人気が急上昇しています。

紐を掴んでブラブラと持つ姿は、クラッチバッグよりもお手軽な雰囲気。休日らしさという点では、まさしくうってつけのバッグでしょう。サイズはもちろん小型が主流。ポケットのない簡素な作りですが、手荷物が少なくなった昨今、むしろ使い勝手が良いと感じるかと。

しかし、素材によってはチープに見えてしまう懸念も。それを回避するためには、レザーを選ぶことが重要です。手軽さの中にも、適度な重厚感が生まれますからね。これなら、英国調のチェックスーツに持っても、休日の抜け感演出と大人な落ち着きの両立が可能。貫禄のスリーピースも、休日顔で楽しめます。

ちなみに持ち方ですが、紐を縛ったらそのループの中に手首を通して持つのが正解。紐を長く持ってブラブラさせ過ぎるのは、さすがにダラしないのでご注意を。

チェック柄のスリーピースという、トレンドの英国クラシックスーツ。シャツタイ、そしてブリーフケースとなら、もちろんビジネススタイルに。しかし、タートルネックニットとスニーカーと巾着なら、一転して抜け感のある休日コーデに。白スニなんて意外な合わせ技も、意外と様になるんです。

イタリアはフィレンツェ発ですが、デザイナーは日本人だけに巾着もお手の物。こちらは、小さなレザーピースを連結させ、メッシュのように仕上げた手間の掛かったデザイン。独特なルックスですが、オールレザー製とあって質感は実に上質です。生成色は、使い込んだ時の経年変化も楽しみです。

ジャケット、そしてインディゴデニムともにダークカラー。こんな秋冬の重めな配色に、重厚感のあるバッグはトゥマッチです。とはいえ、ナイロンだとさすがにラフすぎます。その点、レザー巾着はうってつけ。色こそダークカラーで統一しても、そのラフな持ち姿は重めな配色を軽く見せてくれます。

巾着らしい、柔らかなフォルムを描くソフトシュリンクレザー。レザー製の紐を通す箇所には滑りの良いメタルリングを採用し、スムーズな開け閉めを可能にしています。サイドに設置されたタッセル付きのジップは、本体へのアクセス用。利便性とともに、手持ちした際のアクセントに。

抜け感だけじゃなく、ちゃんと大人然とした洒落感を出せるのは、やっぱりレザーだから。スラックスとともに都会的なグレートーンで合わせれば、クルーネックニットの休日コーデも洒脱に。シンプルなアイテムゆえに色の選択肢が多い巾着だからこそ、楽しめるコーデです。

スペイン産のソフトカーフは、柔らかさに加えしっとりとした質感も魅力。本体は1枚革仕立て。紐はもちろん、紐を通すループまでレザー製になっています。本体にアクセスできるジップと紐の留め具には、ミシシッピーアリゲーターの引き手が。オールハンドメイドとともに、質の高さを誇示します。

絞り口をタイトにし過ぎないことで、和な雰囲気を軽減しスタイリッシュな都会顔に仕上げたこちら。一枚革仕立てで、紐もすべてレザー製。その紐は極細で、さらにマットな質感のレザーにグレーを纏わせたミニマルな顔つきが、洒落感をアピールしてくれます。

元々柔らかなシボレザーを、さらにアンライニングの一枚革仕立てにすることで、新品の状態でも抜群の手なじみを実現。紐は編み込みしたレザー。一見するとシンプルですが、よく見れば下の方にシルバーのスタッズがワンポイントで施されています。

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