和食の道場六三郎さん、フレンチの坂井宏行さん、中華の陳健一さんなど有名な鉄人シェフに、毎回異なるゲストシェフが挑戦者として勝負を挑む、いわゆる料理対決番組でした。お題となる食材はいつも当日に明かされ、“キッチンスタジアム”はいつもてんやわんや。
故景山民夫さんや、今も大活躍している秋元康さんなど審査員の歯に衣着せない辛口コメントも、この料理対決がガチであることを感じさせ、注目の的となりました。‟料理記者歴40年”の岸朝子さんの「おいしゅうございます」も流行語となりましたね。
」が先般、虎ノ門ヒルズの「Social Kitchen TORANOMON」で行われました。日本のトップシェフたちがプレステージ・シャンパーニュの代名詞であるドン ペリニヨンを心ゆくまで試飲し、学びながら料理を作るという、なんとも贅沢な一日を写真で振り返ります。
日本のトップシェフ14人が即興で料理対決⁉
◆ 「DOM PÉRIGNON RE:UNION CHEF’S TABLE」
14名のシェフは午前と午後の合わせて6つのグループに分かれ、それぞれ即興で料理。イベント当日までに知らされているのはテーマとなる食材、チームメンバー、そして、このほどリリースされたドン ペリニヨン ロゼ ヴィンテージ 2008の基本情報のみ。なんでも2008年ヴィンテージはフレッシュな酸味が際立ち、白ブドウのシャルドネと黒ブドウのピノ・ノワールがほぼ半分ずつアッサンブラージュされているということですが……これだけの情報を元にその場でメニューを考え、調理するとはなんともドキドキする展開。あの「料理の鉄人」をほうふつとさせます。
14名のトップシェフが即興で作った料理を公開!
かつて修道士ドン・ピエール・ペリニヨンは異なる品種、異なる土地のブドウを組み合わせるアッサンブラージュを発明し、シャンパーニュに革新をもたらしましたが、この日は異なるジャンル、異なるバックグラウンドのシェフがアッサンブラージュされ、新たなクリエイションが誕生しました。14名のシェフたちにはジャンルを超えた横のつながりも生まれ、日本のガストロノミー界はますます面白くなりそうです。
● 2019年にリリースされたドン ペリニヨン ロゼ ヴィンテージ 2006はこんな感じでした。
● 「ピンドン」「ロマコン」……平成のイタい略語はモテません。
● 夏のシャンパン、スパークリングにあわせる、男の速攻つまみレシピ