和洋中すべてが美味しい！使い勝手最高な広尾のビストロとは!?

食事デートでは、当日のふたりの食べたいものが異なることもしばしば。その点、広尾駅近くのビストロ「141（イチヨンイチ）」では、フレンチのみならず、和食や中華まで美味しくいただけます。コチラ、デートで気楽に使うにはこれ以上ない選択ですよ！

CREDIT :: 取材・文／渡辺ゆり子　写真／福本和洋

本誌LEONでYULI*YULIとして長きにわたり、あらゆるジャンルのレストラン＆バーを取材してまいりました“デート・コンシェルジュ”(略してデーコン)こと、渡辺ゆり子が、本当にデートで使えるお店の選び方をわかりやすく御指南します！

「駅近・リーズナブル・美味しい」が揃ったレストラン

今回ご紹介するのは、「141（イチヨンイチ）」という広尾のビストロです。店名はオーナーシェフのお名前、石井（イシイ＝141）氏から付けられていて、覚えやすいでしょ？

以前は駅の真上という超便利な場所にあり、私も利用していました。現在は、外苑西通りを挟んで反対側のビル2階に移転。変わらず、駅近の立地です。

広尾のレストランってわざわざ食べに行くというより、地元の人々が集まるイメージが強いかもしれないけれど、実はリーズナブルなのに美味しいレストランが多いのです。デートでも使い勝手が良い店はコチラの連載でもよくご紹介してきましたが、「141」もそんなレストランのうちのひとつ。

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オススメする最大の理由は、「141」ではフレンチだけではなく、イタリアン・和食・中華と、さまざまなジャンルの料理を食べられるのです。アラカルトでオーダーできるのでふたりでシェアできるし、食べたいものが異なっても問題ありません。お料理はどれも、味も見栄えもレベルが高いの！

初めての来店時、まずは前菜で「141」の特徴を知ってみて。このひと皿に、コチラで食べられる料理の全ジャンルがのっています。

手前から時計回りに、１品目は中華で「ボタン海老の紹興酒浸け」、いわゆる酔っ払い海老。次は和食で「イクラをのせたマツカワカレイの昆布締め」、ガラス器の料理はフレンチで「赤ピーマンのムース、魚介のコンソメゼリー寄せ」。最後がイタリアンで「マグロのカルパッチョ、黒トリュフのせ」です。

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自家製焼売と餃子は、なんと一個からオーダーOK！ついつい食べてしまう人気メニューです。

そして、こちらの長崎産アジのフライは、山ゴボウの食感を楽しめるタルタルソースでいただきます。こういった定食屋的なメニュー、ホッとしますよね。

一方で、「甘鯛のパイ包み焼き」のような洋食メニューも多数。そういえば、石井シェフはフレンチの出身だから、この辺りはお得意ってことですね。

コチラは、甘鯛と帆立をジャガイモのピューレと合わせてパイで包んでいます。白ワインがベースのブール・ブランソースで本格的フレンチ。

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お酒のセレクションもセンス良し！

お料理が色々あるようにお酒もそれに合わせて全方向からラインアップ。写真左側からイタリアのビール「ペローニ」、その隣がフランス・アルザス地方のワイン「チュスラン」。さらには日本酒、秋田県の「新政カラーズ 2020」、一番右が鹿児島県の芋焼酎「紅小牧」。それぞれが素敵なセレクトだから、色々と飲んでみた〜い！

その時々で食べたいものって変わりがち。だから、デートではふたりそれぞれ、お好みのメニューを選ぶもよし、あれこれとオーダーしてシェアを楽しむのもよし！

秋はお散歩にも良い季節になので、「141」来店の前後にはお店のすぐ裏側にある有栖川公園の散策も、ぜひデートプランに入れてみてね。

■ 「141」

住所／東京都港区南麻布5-15-20 フラワーマンション2F
営業／平日ランチ11:30〜14:30・ディナー17:00〜23:00、土日祝ランチ11:30～14:30・ディナー17:00～22:00　不定休

お店の詳細はコチラ

予約・お問い合わせ／TEL03-5475-1415

※ サービス料はディナーのみ

● 渡辺ゆり子

食、シャンパーニュ、花、インテリアと多岐のジャンルが活動のフィールド。2003年、国際アートフラワーコンクール優勝。2010年、シュバリエ・ド・シャンパーニュ叙勲。本誌LEONの「モテたいオヤジの通ぶり!レストラン」でも連載中。2022年7月７日に、自身のバー「Champagne Bar LILI-LA-YULI」が15周年を迎えた。