2022.10.16
人気寿司店の店主が教える「稲荷ずし」の作り方
“週末鮨屋”の料理研究家として知られる野本やすゆきさんが、料理初心者の男性向けに「モテる」「デキる」レシピをご指南!
- CREDIT :
文/秋山 都 レシピ&調理/野本やすゆき 写真/吉澤健太
秋のお出かけ、「おいなりさん」持ってどこへ行こう⁉
実はこの稲荷ずしは、野本やすゆきさんが店主を務める「谷中 松すし」の名物お土産*でもあります。いつもはお店でしか買えないこの味を、今回は特別に本連載でご披露いただけることに。もちろん、料理初心者でも気軽に作れるようにアレンジしたエントリーモデルではありますが……秋のお出かけのお供にぜひどうぞ。
「稲荷ずし」を作ってみよう!
材料(作りやすい24個分)
油揚げ 12枚
醤油 大さじ6
ざらめ 130g
水飴 大さじ2
水 600ml
金ごま 適量
「すし飯」( 2合分)
ごはん 2合
A酢 50ml
A砂糖 大さじ1と1/2
A塩 小さじ1と1/2
この時、間違いやすいのは、ごはんをうちわ等で冷ましながら混ぜてしまうこと。すし酢はあたたかいごはんに浸透しますので、混ぜるのはあたたかいごはんに。その後、うちわ等で冷ましてください。
この時、茹で上がった油揚げはとても熱いので、火傷にご用心。ザルに上げて軽く水を切ってから、冷水に落してからゆっくり絞ってもOKです。
なぜ下茹でするのか? 油揚げは豆腐を油で揚げて製造しますが、その油がくさみとして残ってしまう場合もあるから。その後、煮含める甘辛味をすっきりとさせるためにもこのプロセスは大切です。
● 野本やすゆき (料理研究家)
東京・谷中で昭和初期から続く老舗寿司店「谷中 松寿司」に生まれ、現在、金・土・日曜のみ3代目として店を継承。“週末鮨屋”としても活動しつつ、わかりやすいレシピがTV、雑誌で人気の、いま注目の料理研究家のひとり。プロレス好き。
最近、YouTubeにて野本やすゆきチャンネルを開設。