そう、日本酒はいま群雄割拠。平成初期は端麗辛口な新潟の地酒ブームやら、高級焼酎ブームやら、エリアや味わいでセグメントされたわかりやすいトレンドが勃発していましたが、今は……なんだろう、言うなれば入手困難酒ブーム? スパークリングや熟成酒などのバリエーションも増え、なんだか盛り上がってきました、日本酒。
鹿島までは福岡からクルマで1時間半程度。電車なら1時間ちょい。遠いのですが、出かける価値は大いにアリ! だって、酒蔵が自らもてなしてくれる宿ですもの、きっともうダメ(飲めない……)ってくらい、「鍋島」を堪能できるに違いありません。
佐賀・鹿島市
◆ 「草庵 鍋島」(「御宿 富久千代」)
「鍋島」はスウィーツにも合う!
「鍋島」の世界を堪能できるディナー
築230年の古民家がリノベーションされ、「B&B ITALIA」などコンテンポラリーなイタリア家具と美しいマッチングを見せています。ここには「鍋島」とワインがセットされたセラーが置かれており、自由に飲めますが、もちろん有料ですので、飲みすぎにご用心(笑)。
■ 草庵 鍋島(御宿 富久千代)
住所/佐賀県鹿島市浜町乙2420-1
営業時間/17:00~(宿泊客優先)
定休/月曜・火曜
*「御宿 富久千代」の一棟貸し切り料金1名8万8000円~(夕・朝食つき)。最大4名まで。
*ディナーのみの利用2万4200円~(税・サ込)